授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
15170:[2025 春セメスター]教養ゼミナール(4) 2025 春セメスター 火2 法学部,経済学部,経営学部,産業社会学部,国際関係学部,文学部,映像学部,総合心理学部,理工学部,食マネジメント学部,情報理工学部,生命科学部,薬学部,スポーツ健康科学部 竹浜 修 2

キャンパス

衣笠

授業施設

存心館ZS408号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【クラステーマ】日常生活のリスクと保険の法律問題
交通事故、病気、ケガなど、私たちの日常生活にはいろいろな出来事、不測の事態・事故があり、それによって円滑な経済生活が脅かされることがある。これらのリスクに備える経済的な仕組みが保険制度である。本授業では、私たちの日常生活上の経済的リスクが生じる事案を取り上げて、保険契約によってどのような解決が妥当なのか、法的側面を重視しながら、受講者と議論して様々な角度から検討する。実際の判決文を読み、その賛否を報告し、既存の保険契約による解決とそれでは不足する部分をどうするかも含めて、法律知識を得ながら考察することを目的とする。なお、本授業で取り扱うのは、私たちが自助努力によってカバーすることを考えるものであって、私的な保険、民間の保険会社が事業として行っている保険であり、公的な保険である社会保険(たとえば、健康保険など)を対象とするものではない。それは、社会保障・社会福祉の課題である。

受講生の到達目標

1.保険の仕組みや保険法の内容を理解できるようになる。
2.保険契約について基礎的な法的知識を得る。
3.保険をめぐる紛争に関しその要点を把握し、適切な対応力を身に着ける。

事前に履修しておくことが望まれる科目

可能であれば、法学入門のような教養科目を履修しているか、並行履修すると、より理解が深まる。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

全体のガイダンス、保険制度と保険契約の導入(その1)と+R授業

保険の基本概念と基礎知識、大数の法則、保険の種類を導入としてレクチャー
+R授業は、山中司先生の「教養ゼミナール」の受講に当たっての動画を次のURLから視聴する。https://youtu.be/37cKf5KTYGg

2

保険制度と保険契約の導入(その2)

モラル・ハザード、保険約款、附合契約、損害保険と生命保険を導入としてレクチャー

3

火災保険と地震保険(その1)

火災保険の構造、失火責任法を理解するとともに、火災保険と地震保険の関係、地震保険に関する法律に関する論点をレクチャーし、ディスカッション

4

火災保険と地震保険(その2)

阪神淡路大震災の事案、北海道南西沖地震の事案等の火災保険および地震保険の保険金請求事案について具体的にディスカッションする。

5

火災保険と保険事故招致

被保険者が惹起した火災が保険金請求の対象になり得るか、被保険者の保険事故招致事案について具体的に検討し、ディスカッションする。前提になる知識についてはレクチャーする。

6

建物譲渡担保と火災保険の被保険利益

火災保険の目的物である建物が譲渡担保に付された場合に、所有者が付保した火災保険と抵当権者が付保した火災保険の関係について判例に基づき検討する。

7

自動車事故と保険(その1)

強制保険としての自動車損害賠償責任保険、任意保険、損害賠償制度、責任保険、傷害保険についてレクチャーとディスカッション

8

自動車事故と保険(その2)

飲酒運転事故事案の検討、未必の故意、重大な過失、軽過失について報告とディスカッション

9

生命保険の保障(その1)

被保険者の自殺、精神障害中の自殺と保険者免責条項に関する事案の検討・報告とディスカッション

10

生命保険の保障(その2)

定額保険、高度障害条項、病気による死亡と傷害死亡につき若干のレクチャーとディスカッション

11

保険金受取人の変更

生命保険の保険金受取人変更、新旧保険金受取人間の訴訟に関する事案の報告・検討とディスカッション

12

傷害保険における外来性要件

傷害保険の給付要件、急激・偶然・外来の事故について若干のレクチャーと、餅を喉に詰める事案のディスカッション

13

傷害保険における急激性要件

家屋内凍死の事案の検討。必要知識のレクチャーと事案の解決の妥当性についてディスカッション。

14

理解度確認テスト

取扱ったテーマの中から重要事案について理解度確認テストを行う。

授業実施形態

第1回から第14回まで対面授業によってレクチャーを織り交ぜながら、学生同士が議論することを重視する。

授業外学習の指示

各回の授業に必要な資料は、随時、授業内で指示または配布する。事前に資料を読んでおけば、いっそう理解が進む。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

授業内レポート・授業内テスト40%・授業への参加度等60%

成績評価方法(備考)

報告担当グループを数人単位で構成し、そこで作成したレジュメ、各人の報告・発言・質問など、授業中の参加度合いとその内容、理解度の確認をする簡潔な小テストを含めて、総合評価する。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考文献などは、授業で指示する。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/