| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 15421:IR-DR201 国際政治学(R) | 2022 | 秋セメスター | 月3-4 | 国際関係学部 | 松下 冽 | 4 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
本講義では、以上の現状把握と認識を再検討したうえで、市民に尊厳と自由を生み出す「真の民主主義」と社会秩序の在り方を検討する。
授業スタイルは対面授業を基本にして、教科書および参考書の理解を進めながらを講義を進める。もちろん、質疑応答も重視する。また、参加者の関心に合わせ報告も行っていただく。
受講生の到達目標
(1)現代政治の複雑な社会や政治経済の現状と課題を説明できる。
(2)今、転換期にある世界に生きる人々の苦悩、喜び、挑戦を日本人の立場から考えることができる。
(3)また、21世紀の現代世界が直面する共通の課題と現実を判断できる。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1〜2 |
1〜2
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冷戦構造、ナショナリズムと脱植民地化、「コーポラティズム」統合・規制、開発主義国家、EUの誕生と展開、冷戦構造に組み込まれた「国家―社会」関係
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| 3〜4 | 戦後世界秩序の転換 |
20世紀型資本主義、「埋め込まれた自由主義」の解体、新自由主義理論の台頭、ケインズ主義の限界、介入主義国家と福祉体制、緊縮政策、
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| 5~6 | グローバル化と新自由主義の時代へ:新自由主義への転換はなぜか? |
構造調整政策、債務危機、社会的連帯への攻撃、情報化時代、冷戦の終焉、ショック療法、
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| 7~8 | 新自由主義国家の拡がりと新保守主義の台頭 |
サッチャー政権、レーガン政権、「同意」調達・形成、道徳的価値の浮上、「ワシントン・コンセンサス」 |
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| 9~10 | 新自由主義国家が生み出した矛盾 |
コモンズの崩壊、社会的連帯の解体、脱工業化、環境悪化、金融危機、 |
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| 11~12 | 新自由主義国家の多様性と地理的不均等な発展 |
新自由主義の最前線(チリ、メキシコ、アルゼンチン)、韓国の財閥、中国のグローバル化とヘゲモニー戦略、NAFTA
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| 13~14 | <南>の世界へのアプローチと視点 |
「グローバル・サウス」概念の登場、グローバル・キャピタリズム、南の中の「北」、
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| 15~16 | 21世紀のグローバル・サウス |
植民地遺制の顕在化、越境型問題群(移民、難民、内戦、貧困化、暴力など)、世界秩序の変容とグローバル・サウス、重層化する排除と統合、BRICs、 |
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| 17~18 | 新自由主義型グローバル化時代の<南>の世界 |
国境を越える労働力移動、農村の荒廃、人身売買、タックスヘイブン、貧富の格差の肥大化 |
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| 19~20 | アナーキー化する「国家-社会」関係と国際関係 |
失敗国家、崩壊国家、変容する国家、新しい戦争、グローバル内戦、ルワンダ、ユーゴスラビアの解体 |
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| 21~22 | グローバル化、リージョナリズムと国家・社会 |
リージョンとは、現代のリージョナリズム、リージョナリズムの分析視角、アジアのリージョナリズム、米州のリージョナリズム、NAFTA、MERCOSUR、国家戦略としてのリージョナリズム、
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| 23~24 | アジアのダイナミズム |
アジアの開発と政治、ポスト開発主義と民主化、中国のヘゲモニーと一帯一路、混迷する民主化と人権(カンボジア、タイ、ミャンマー、インド)
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| 25 | 中東世界の変容 |
「アラブの春」の挫折とその後、パレスチナ問題、女性と難民、政治と開発、ジェンダーと教育、トランプ政権とイスラエル・中東、湾岸諸国への労働力移動
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| 26 | ラテンアメリカはどこに行く |
新自由主義の実験場、アメリカの地域ヘゲモニー、揺れる「左派政権」の行方、先住民運動の台頭と意義、キューバはどこへ、サパティスタ運動、越境する武器と麻薬、米国に向かうキャラバンの意味
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| 27 | グローバル化に抗する社会運動 |
新たな民主主義の深化に向け、分権化と民主的ローカル・ガヴァナンス(インドとブラジル)、グローバルな市民社会と異議申し立てする社会運動、生存戦略としての連帯経済
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| 28 | 動揺する「人間の安全保障」 |
「人間の安全保障」再生に向け、食糧主権、持続可能な開発目標(SDGs)、紛争後の平和構築、
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| 29~30 | グローバル・サウスの今後:総括討論 |
世界社会フォーラム、ポスト新自由主義、民主主義の民主化へ向け、「ローカル-ナショナル-リージョナル」に向けた重層的ガヴァナンス構築、ポスト・ウエストファリア秩序とは
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授業実施形態
・基本的に対面授業を実施します。
・担当教員の連絡先は初回授業までにmanaba+Rコース内に記載します。
・初回授業については受講生数が確定していないことからWeb授業を実施します。
・学期の途中にBCPレベルが3以上に変更になった場合は、原則Web 授業を行います(対面授業は実施しません)。
・下記の条件に該当し、対面授業に参加できない学生がいた場合は、対面授業回についてもWebフォローを実施します。該当する学生は、初回授業までを目途に担当教員に申し出てください。
[Webフォロー対象となる条件]
①基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(※)の高い学生
②基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(※)の高い同居家族がいる学生
③海外との往来制限により、学生本人が渡日・入国できない場合
(※) 呼吸器疾患、糖尿病、心不全等の国が定める基礎疾患を有する場合
【BCPレベルが3もしくは4の場合の場合】
・原則Web授業を行います。Web授業の形態についてはmanaba+Rのコース内で案内します。
・学期の途中にBCPレベルが2以下に変更になった際は、対面授業を再開する場合があります。
※立命館大学のBCPレベルについては以下URL先の1. 立命館大学における新型コロナウイルス感染症に関する対策を参照。
http://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=1679
授業外学習の指示
授業の内容は広範囲であるが、20世紀から21世紀初頭の国際政治(学)を認識し考察するためのアプローチと分析視角を検討しますので、幅広い情報へのアクセスを心がけてください。
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | ||
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
50 | 本講義の枠内で、参加者のそれぞれの関心を基本にしたレポートを提出する。 |
| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
50 | 報告や討論など授業への積極的参加を評価します。
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成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
教科書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| グローバル・サウスとは何か | 松下 冽・藤田 憲編著 | ミネルヴァ書房 | ||
| グローバル警察国家 | ウイリアム・ロビンソン | 花伝社 | 主要教科書 | |
| 新自由主義とグローバルな深層暴力 | 松下 冽編 | ミネルヴァ書房 | 近刊 |
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| ショック・ドクトリン(上)(下) | ナオミ・クライン | 岩波書店 | ||
| ラテンアメリカ研究入門 | 松下 冽 | 法律文化社 | ||
| 途上国の試練と挑戦 | 松下 冽 | ミネルヴァ書房 | ||
| マルチチュード(上)(下) | A.ネグリ、M・ハート | NHKブックス | ||
| グローバル資本主義と<放逐>の論理 | サスキア・サッセン | 明石書房 | ||
| 新自由主義 | デッヴィド・ハーヴェイ | 作品社 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html