授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
15857:IR18‐HJ301 専門演習(53) § 15858:IR-GR301 専門演習(53) 2023 秋セメスター 木4 国際関係学部 大山 真司 2

キャンパス

衣笠

授業施設

諒友館RY201号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

このゼミはメディア・文化研究の理論と方法論を使って、映画、テレビ、ソーシャルメディア、広告、雑誌、クラブ、ファッションなどの文化テクストやメディア・文化産業を批判的に分析します。我々の日常生活を構成するポピュラー文化の経済的基盤、規制、文化的表象と、それがオーディエンスやユーザーによって消費・経験され、利用され、作りかえられる様相に幅広く目を向けることで、ありふれた日常生活を構成している「文化の政治学」への感性を磨き、身の周りの世界の成り立ちに、より批判的な視点を培うことを目指します。

受講生の到達目標

1. メディアと文化理論について書かれた日本語・英語専門文献講読能力獲得
2. 論文執筆に必要な論理力、構成力、文章力などの能力獲得
3. メディア文化、メディア産業研究における主要な問題系と理論の理解
4. ディスカッション能力の向上
5. 実践的思考あるいは具体的思考の訓練

事前に履修しておくことが望まれる科目

「カルチュラルスタディーズ」

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1-15

ゼミの運営方法

ゼミは3・4回生合同で行います。2年間の流れはおおよそ次のようになります。
3回生前期:共通認識を深めるための輪読と各自のテーマ設定のための文献研究。
3回生後期:各自のテーマを深めた研究報告。 オープンゼミへの参加。
4回生:各自のテーマの発展と卒論執筆に向けた研究報告。
校外での開催、ゼミ合宿は、ゼミ生の希望に沿って決めていきます。

授業実施形態

BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.

各回の授業実施形態については、本科目のmanaba+Rコースニュース等で案内します。また、第1回目の授業実施形態については、第1回目授業開始までに上記コースニュース等でお知らせします(※)。なお、授業配慮等の取り扱いについては、manaba+R「国際関係学部生のページ」および「学び支援サイト」で確認してください。
国際関係学部生のページ:https://ct.ritsumei.ac.jp/ct/course_1728150
学び⽀援サイト:https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/
(※) 第1回目授業の授業実施形態を確認するためにはmanaba+Rの早期利用申請を行う必要があります。早期利用申請の詳細は、2023年度履修・登録の手引きを御確認ください。なおmanaba+Rで早期利用申請をおこなっても受講登録にはなりません。受講登録期間中に改めて登録を行う必要があります。

授業外学習の指示

授業内で指示します。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

タームペーパー40%

日常点評価60%
プレゼンテーション、ディスカッションへの参加状況

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

日本語、英語で文献を読みます。また実際のメディア文化や文化産業の事例を、多角的に深く、批判的に考えます。日常生活で感じる違和感、ひっかかり、いらだちの成り立ちを分析する刺激的な作業です。ゼミには積極的に参加してください。報告には周到な用意が必要ですし、報告を聞く側は、報告の中から疑問点を見つけて質問し、それによって理解を深める責任があります。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

特にありませんが、下記の書籍はゼミで取り上げるメディア・文化研究の方法論を簡単に説明しています。 上野俊哉・毛利嘉孝『カルチュラル・スタディーズ入門』、ちくま新書、2000年 伊藤守他『アフター・テレビジョン・スタディーズ』、せりか書房、2014年

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/