授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
30583:(教)工業科教育概論(G1) 2023 夏集中Ⅰ 理工学部,生命科学部,理工学研究科 大澤 宣彦 2

キャンパス

BKC

授業施設

フォレストハウス107号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

工業科の概論として位置付け、工業科の歴史的展開、目標論、内容構成論、授業論(情報通信技術の活用を含む)、評価論、現代の課題などについて、学習指導要領などにも言及しながら、工業科の基本的原理を概観し、実践上の諸課題を探求する。特に工業科の目標の考え方と典型教材の学習を通して、その教材の典型性やそこに込められている意味を探求する。授業は講義形式で実施する。また、講義とともに討論や発表及び模擬授業を行い、教材研究のトレーニングを随所に採り入れる。

受講生の到達目標

1.学習指導要領第1章「総則」および第3章第2節「工業」が理解できる
2.工業教育の歴史的変遷と目標、構成、現代的課題について説明することができる。
3.工業科教育の教職の意義、教員の役割、職務内容について説明することができる。
4.専門高校の工業科に共通の教科指導(情報通信技術の活用を含む)、教科外指導、進路指導の特徴について、説明することができる。
5.工業科教育における教材、教具の研究の本質を理解し、今後の見通しをもつことができる
6.各自に指定された教材研究、学習指導案の内容および発表を適切に行うことができる

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

本講義の目的と目標

自己紹介、授業ガイダンス、学習指導要領にもとづく工業教育の目標と内容、教育の意義と目標、教員の役割、授業の到達目標、授業の進め方、成績評価の方法、工業高校の現状
【BCPレベル1~2の場合】
第1回~第15回まで、感染防止策を講じた上で、対面授業を実施する。

2

工業教育の変遷

日本の伝統技術、技術・技能の伝承と教育制度、技術の発展と工業教育の歴史、近年の工業教育、学習指導要領

3

工業教育と関連法

日本国憲法、教育基本法、学校教育法、学校教育法施行規則、産業教育振興法、学習指導要領(工業編)、教育職員免許法

4

工業高校での教科指導(1)

学習指導要領、工業の科目、教科指導、生活指導、教育相談、グループワークとプレゼンテーション

5

工業高校での教科指導(2)

技術教育と実習指導、座学と実習の指導、実習関連の施設と設備

6

工業高校と職業資格

実践的工業教育、取得可能な資格、資格指導の実際、企業等との連携

7

教材研究と工業関係科目

工業関係科目の教材、教具の種類、教具の作成、授業の改善

8

指導計画の作成と授業評価の方法および学習指導案の作成

指導目標の設定、指導案作成の手順、指導案作成のポイント、授業の進行、評価規準、グループワークとプレゼンテーション

9

模擬授業と研究協議(1)

情報通信技術の活用と教材教具の効果的な活用、魅力ある授業づくり、授業評価

10

模擬授業と研究協議(2)

実習指導における安全教育、実習指導評価の観点、授業の形態

11

工業教育と実習指導(1)

技術と技能、創造性教育と課題研究、インターンシップ、就業体験

12

工業教育と実習指導(2)

日本版デュアルシステム、情報通信技術の適切な活用、情報教育と情報モラル

13

世界の工業教育の比較

諸外国の教育制度と実業教育、日本の教育制度と諸外国の教育制度の相違点

14

工業高校生の進路と新たな工業教育

工業高校における進路指導、知的財産、技術者の倫理、危機管理とリーダーシップ

15

総括講義とレポート

日本の工業教育の現状と課題、工業高校の展望と特色づくり、今後の工業教育について世界レベルでの考察

授業実施形態

BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.

【BCPレベル1~2の場合】
第1回〜第15回まで、感染防止策を講じた上で、対面授業を実施する。
【BCPレベル3〜4の場合】
第1回〜第15回まで、WEB授業を実施する。

授業外学習の指示

工業教育は、教育課題に加え日々進歩する新しい技術や企業活動などの知識を身につけることも大切なため、新聞記事や雑誌等のニュースをスクラップノートにまとめ、自分なりの考察や得た知識を記述することで授業の準備をする。
プレゼンテーションや模擬授業は、幅広い知識と十分な事前準備が必要であるため、授業内で提示する課題について、参考文献等を活用し積極的に学習すること。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

授業に出席し、積極的な受講態度であること。与えられた課題について、論理性や客観性をもって説明や意見発表ができること。(25%)
受講生の到達目標に対して、講義内容の理解度を確認するリアクションペーパーの提出および授業外学習の成果を確認する2回のレポート提出を求める(25%)
模擬授業やプレゼンテーション、リアクションペーパーおよびレポートから、授業内容をきちんと理解できているかどうか、その理解とともに深い考察と自分なりの意見が加えられているかどうかで評価する(50%)

【BCPレベル3~4に変更になった場合】
BCPレベルが3~4に変更になった場合においても成績評価の方法は変更しない。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

工業高校等の見学を希望する場合は申し出ること。見学について相談に応じます。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

プリントを中心に授業を進める・

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
高等学校学習指導要領(平成30年告知) 文部科学省
高等学校学習指導要領解説 工業編(平成30年告知) 文部科学省 実教出版
工業高校の挑戦 斉藤武雄他 学文社 9784762014369
キャリア開発と職業指導 伊藤一雄他 法律文化社 9784589033260
実践工業科教育法 小山田了三 東京電気大学 9784501610708
工業科教育法の研究改訂版 中村豊久他 実教出版 978-4-407-34771-5

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

インタラクティブシート,manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/