授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
30718:[2025 春セメスター]現代の教育(E) 2025 春セメスター 木3 経済学部,薬学部 河井 亨 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 203号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 本授業は、現代社会における教育や学びのトピックスについて、自分で問いをたて、自分の考えを持てることを目指します。まず、テキストを仲間と読んで議論し、大学生の学びと成長について理解し、自分の考えをつくっていくステップを練習します。次に、現代社会における教育や学びについて、知識を学び、データを調べ、実践例を調べるなど自ら学びを進めていきます。そして、自ら問いを立てて、自分の考えの論述を構造化する作業を行います。
 この授業の学びの基本形は、自ら実践することで学ぶというスタイルです。授業を通じて、受講生が、自分の学びと成長を理解し、教育への関心を追求し、教育についての自分の問いと考えを深めていくことを目的とします。そのために、自分で調べ・考え・まとめる作業と、そして授業中に教員との/学生同士のコミュニケーションを通じてその成果をより質の高いものにしていく作業を行います。

受講生の到達目標

1. 現代の教育や学びに関するトピックスについて、その背景や構造、関連する基本的な概念や用語について説明することができる。(知識・理解)
2. 現代の教育や学びに関するトピックスについて、学術的な視点に基づき、解決法や対処すべき課題に関して自らの意見を論述できる。(思考・判断・表現)
3. 教育や学びについて興味関心を持ち、主体的に問いを立て、他者の意見を尊重し、考える態度を示す。(関心・意欲・態度)

事前に履修しておくことが望まれる科目

なし

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
+R授業

授業者の自己紹介と授業の概要について

参考動画URLを参照

1

イントロダクションと大学での学びの特徴 / 授業の到達目標と到達方法の把握

授業の到達目標の分析、授業の進め方・成績評価方法・各種課題等の説明 およびおよび、自己調整学習について

2

現代の教育の諸相1 / 大学生の学びと成長(1)

大学生の成長を理解する:知識との関係の成長、何のために学ぶのかー動機づけ

3

現代の教育の諸相2 / 大学生の学びと成長(2)

大学生の成長を理解する:知識を習得・活用・探究する、「問いを立てること」

4

現代の教育の諸相3 / 大学生の学びと成長(3)

大学生の成長を理解する:他者との関係の成長、経験からの学習

5

現代の教育の諸相4 / 大学生の学びと成長(4)

大学生の成長を理解する:リフレクション、関係の成長

6

現代の教育の諸相5 / 大学生の学びと成長(5)

大学生の成長を理解する:自分についての気づき

7

現代の教育の諸相6 / 大学生の学びと成長(6)

大学生の成長を理解する:自分との関係の成長、アイデンティティ形成

8

現代の教育の諸相7 / 実践を通じて学ぶ(1)

問いに基づいて自分の考えを構造化する、批判的思考、鑑識眼、問いと答えの連鎖
ゲストスピーカーの実践から学ぶ

9

現代の教育の諸相8 / 実践を通じて学ぶ(2)

教育実践調査:現代の教育実践を調査する

10

現代の教育の諸相9 / 実践を通じて学ぶ(3)

現代の教育データを読み解く

11

現代の教育の諸相10 / 実践を通じて学ぶ(4)

教育問題と教育実践の議論の構造を理解する

12

現代の教育の諸相11 / 実践を通じて学ぶ(5)

問いに基づいて自分の考えを構造化する、相互評価

13

現代の教育の諸相12 / 実践を通じて学ぶ(6)

現代の学習理論と成長理論、レポートを書くことについて学ぶ

14

現代の教育の諸相13 / 総括リフレクション

自分の学びと成長を理解する、相互評価活動

内容や順序は、説明の上、変更することがある

授業実施形態

対面授業を基本とします。対面以外の実施形態をとる場合は、適宜指示します。

授業外学習の指示

 テキストを読み、普段の大学生活から考えることに取り組んでいくことを求めます。授業外での取り組みや考えたことを授業で共有し、お互いの学びを楽しく充実したものにしていきましょう。
 取り組んできた課題をもとに、受講生同士のコミュニケーションの機会を設け、教員による全体フィードバック・コメントを返します。課題への取り組みによって、授業での学びを有意義に過ごし、力をつけることにつなげてほしいと思います。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

 

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

平常時課題(60%)
到達目標の1,2,3に対応して,学期中に複数の課題に取り組むことを求めます。

最終レポート(40%)
授業で学んだ内容をもとに、自分で問いを立てて考察するレポート課題を出します。
確認レポートの具体的な評価基準は以下の通り。
[観点1]授業中に解説した諸知見について概念的に正しく理解できているか。
[観点2]現代の教育や学びに関するトピックスに対する考察が,(1)授業で得た知識に立脚した上で,(2)高い独自性を有しているか。
[観点3]各セクションの内容と関連した概念や出来事などを事前に調べて,それらを授業で得た知識と結びつけて考察できているか。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

授業で出された課題およびレポート試験を提出した者を成績評価の対象とします。ただし、いわゆる「出席点」の加点は行いません。

「問う-答える-問う-答えるー…」の連鎖と「調べる・読む・考える・書く・話す」の好循環を自分で形成していってください。日常から「問い」を持つことを大切にしてください。授業の課題に取り組むことでみなさんの力になるようにデザインしています。「何のためにこの作業を行うのか」を意識しながら、授業内外での課題に取り組んでください。学生同士で可能な限り学び合い・教え合うことを期待しています。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
大学生の学びと成長 河井亨 ナカニシヤ出版 4-7795-1835-5

教科書(使用頻度、その他補足)

前半の7回で使用します。4年間の大学生活全体を扱っているので、授業以外の場面でも役立つように自分の力とすることができます。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
大学生の学習ダイナミクス-授業内外のラーニング・ブリッジング 河井亨 東信堂
教育問題はなぜまちがって語られるのか? 広田照幸, 伊藤茂樹 日本図書センター 9784284304429
教育学 広田照幸 岩波書店 9784000283243
「学び」から逃走する子どもたち 佐藤学 岩波書店 4000092243
教育評価 田中耕治 岩波書店 9784000280501
学力の社会学 苅谷剛彦, 志水宏吉 岩波書店 4000224433
「新しい能力」は教育を変えるか 松下佳代 ミネルヴァ書房 9784623058594
現代青年期の心理学 溝上慎一 有斐閣 9784641281202
若者が「社会的弱者」に転落する 宮本みち子 洋泉社 4896916786
若者文化をどうみるか? 広田照幸 アドバンテージサーバー 9784901927611
若者はなぜ「就職」できなくなったのか? 児美川孝一郎 日本図書センター 9784284304443
教育の職業的意義 本田由紀 筑摩書房 9784480065230
実践知 金井壽宏, 楠見孝 有斐閣 9784641163867
働くひとのためのキャリア・デザイン 金井壽宏 PHP研究所 456961941X
企業内人材育成入門 中原淳 ダイヤモンド社 4478440557

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

Cinii  http://ci.nii.ac.jp/
論文検索のためのサイトです。気になるキーワードをもとに検索してみましょう。さらに、活用方法を図書館で尋ねてみましょう。 

文部科学省 http://www.mext.go.jp/
  白書や学習指導要領といった教育政策の基本情報を確認することができます。

国立教育政策研究所 http://www.nier.go.jp/index.html
  政策判断の基礎になる調査研究を実施している機関です。自分の関心のあるテーマに関する調査結果を見つけることができるはずです。サイト内検索を活用してください。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話

備考

・不正行為:大学での不正行為とは、カンニング行為によって自分の能力を不正確に伝えたり、他人の論文などを剽窃(ひょうせつ)したりすることで他人の権利を侵害することなどがあたります。万が一、不正行為があった場合は、大学の規則にそって対応します。
・受講のルール:授業への遅刻、途中退出、私語や携帯電話・メールの使用など、他者の学びの迷惑になるような行動をとらず、受講のマナーを守ってください。

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/