| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 10661:スポーツ政策論(S) | 2024 | 春セメスター | 火2 | 産業社会学部 | 権 学俊 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
スポーツ政策とは、「スポーツにかかわる問題を解決するための手段、方策の体系」といえる。今日、あらゆる方面で急速にスポーツの役割とメリットが高まりつつある中、今後どのような方向にどのような手段によってスポーツを発展させるべきか、スポーツ政策の存在価値・目標でもある。本授業では、スポーツ政策の意義や目的及び政策の策定過程を理解するとともに、近現代日本のスポーツ政策の変遷過程、現状及び課題を把握してみる。また、諸外国のスポーツ政策の現実を検討することによって、今後日本のスポーツ政策が行くべき道、スポーツ政策のあり方を論究する。
●毎回の授業の終了時に、コミュニケーションペーパーや manaba+R を用いて授業関連の簡単な感想・質問の提出を求める。その意見の中で、講義内容と深く関わっている良い意見を選定し、次週の授業で紹介や補足説明を行う。選ばれた意見については、加点する。
●小レポート課題については、毎回回収が終わってから授業の中で講評を行う予定である。
●授業スケジュールは若干変更される場合がある。(ゲストスピーカーの日程など)
●授業の進度によって、シラバス内容が変更になることがあります。
●授業の学びを具体的に深めるために、ゲスト講師の講義を増やすこともありえます。
【授業の方法】
本科目は大学設置基準ならびに立命館大学産業社会学部則、立命館大学大学院社会学研究科研究科則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。
受講生の到達目標
1)スポーツ政策の概念を説明することができる。
2)スポーツ政策の意義や目的及び政策策定のプロセス・力学を理解できる。
3)日本におけるスポーツ政策の歴史的変遷と現状及び課題を理解できる。
① 学校体育とスポーツ政策、
② 国際競技力の向上をめぐる政策、
③ 生涯スポーツに関する政策
4)諸外国におけるスポーツ政策に理解できる。
5)テーマに対して自らの意見をのべることができる。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1〈対面授業〉 | スポーツ政策論についての概要と導入。スポーツ政策とは何か。なぜスポーツ政策は必要なのか? |
政策、スポーツ政策、行政、ガイダンス、授業スケジュール、授業内容、成績評価、授業外学習、小レポート |
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| 2〈対面授業〉 | スポーツ政策の概念、スポーツ政策形成のプロセス、スポーツ政策の関連法規、スポーツ政策に関する各種統計、日本スポーツの現状など |
スポーツ政策、法規定、行政組織、施策、財源、世論調査、統計、総務省、スポーツ基本法 |
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| 3〈対面授業〉 | 国におけるスポーツ行政組織とスポーツ振興施策 |
内閣、文部科学省、スポーツ庁、国土交通省、スポーツ振興基本計画、日本スポーツ協会、日本オリンピック委員会 |
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| 4〈オンデマンド型授業〉 | 地方公共団体における行政組織とスポーツ振興施策 |
スポーツ庁、地方公共団体、教員委員会、スポーツ予算、施設 |
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| 5〈オンデマンド型授業〉 |
日本のスポーツ政策の歴史的変遷(1) - スポーツ政策の胎動と国民統制
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第一次世界大戦、陸軍、文部省、内務省、公衆体育、民衆体育、保健衛生政策、明治神宮体育大会、皇室・皇族、秩父宮、皇太子 |
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| 6〈対面授業〉 |
日本のスポーツ政策の歴史的変遷(2)- 近代日本のラジオ体操と「身体」の政治
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ラジオ体操、昭和天皇、アメリカ、身体規律、簡易保険局、近代的身体、社会的身体 |
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| 7〈対面授業〉 |
日本のスポーツ政策の歴史的変遷(3)-戦時下のスポーツ
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厚生省、文部省、体力章検定、国民体力法、身体規律、鍛錬、植民地、大日本体育協会、戦時下のスポーツ |
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| 8〈対面授業〉 |
日本のスポーツ政策の歴史的変遷(4)- 「幻の東京オリンピック」
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帝都復興、祝祭性、皇紀二千六百年、返上、日中戦争、関東大震災、政治性 |
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| 9〈対面授業〉 |
日本のスポーツ政策の歴史的変遷(5)- 戦後初期におけるスポーツ改革政策
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GHQ、軍国主義的色彩の払拭、民主化、大衆化、スポーツの復活、アメリカ教育使節団、国民体育大会、冷戦、国際復帰 |
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| 10〈対面授業〉 |
日本のスポーツ政策の歴史的変遷(6)東京オリンピックと高度成長、自衛隊のスポーツ活動
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東京オリンピック、スポーツ振興法、勝利至上主義、日の丸、君が代、先進国、聖火リレー、国民運動、日本人としての自覚、選手強化、根性、記録映画、聖火リレーと公式記録映画 |
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| 11〈対面授業〉 |
日本のスポーツ政策の歴史的変遷(7)- 国民総スポーツ運動の歴史的意味
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新日本体育連盟、高度成長、公害、環境破壊、住民運動、革新自治体、大衆化、国民総スポーツ運動 |
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| 12〈対面授業〉 | 日本のスポーツ政策の歴史的変遷(8)- スポーツ産業の成長と新自由主義 |
新自由主義、スポーツ産業、公共性、スポーツの権利、市場化、スポーツ立国 |
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| 13〈対面授業〉 |
日本のスポーツ政策の歴史的変遷(9) ー 東京2020オリンピック・パラリンピックと政治性。招致・準備過程や開催からみえてきたスポーツ政策の問題点
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石原慎太郎、東京、国家意識、都市整備、インフラ整備、復興五輪、国威高揚、ナショナリズム、ニッポン |
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| 14〈対面授業〉 | 日本スポーツと京都のスポーツ政策 (ゲストスピーカー) |
京都のスポーツ政策、箱物、総合型地域スポーツクラブ |
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| 15〈対面授業〉 | 日本のスポーツ政策のあり方と今後 ― 諸外国との比較を通した問題点と解決策の考察 |
国家予算、スポーツ施設、スポーツ政策、組織・機構、指導者、世論調査、生涯スポーツ、エリートスポーツ |
授業実施形態
授業外学習の指示
◆疑問に思った点や分からない部分は、manaba+Rを通して教員に質問してほしい。
◆スポーツ政策と関わるテレビ・新聞などの報道に出来るだけ接し、知識や問題意識を高めること。
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | ||
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
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| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 1. 講義内容(テキスト内容) に関する「小レポート」(字数は、毎回1,000字程度。形式は自由)を提出してもらい、その内容を日常点・平常点として評価する。詳細に関しては、授業中に説明する。
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成績評価方法(備考)
◆ 授業関連の感想や教員からの質問に関して、毎回テキストを参考にしつつ、コミュニケーションペーパー(manaba+R)を作成して頂く。出欠を確認するとともに、評価する。
◆コミュニケーションペーパーの内容も成績評価の対象なので、積極的な授業参加が望ましい。優れた意見や答えを選定し、次週の授業で紹介や補足説明を行う。選ばれた意見については、加点する。
◆小レポートとは別に、「自学自習レポート」の提出を認める。
◆自習レポートの提出は、受講生の「自由」で提出しなくても減点はしないが、「加点」する。
◆内容は、スポーツ関連の新聞・雑誌記事を読んで感想を書いて提出すること
(A4 1枚程度。形式は自由)。➡ 提出先は、manaba+R 掲示板
◆あくまでもスポーツ政策・行政関連と関わる記事を取り上げること。
◆生涯スポーツ、学校スポーツ、地域スポーツ、日本の国際競技力、東京オリンピック、スポーツ関連予算、スポーツ関連機構など、スポーツ政策・スポーツ行政と関わりのあるテーマなら、どんなテーマでも大丈夫です。
⇒ プロ選手の動き(移籍、打率、競技成績など)など、スポーツ政策論の講義内容とは離れた自習レポートについては、加点しない。
受講および研究に関するアドバイス
(2) スポーツ政策を総合的・批判的に考えられるように努めること。
(3) 各自の関心分野やテーマを講義内容と関連付けながら、小レポート形式でまとめることをお勧めします。
教科書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| スポーツとナショナリズムの歴史社会学 ―戦前=戦後日本における天皇制・身体・国民統合 ― | 権学俊 | ナカニシヤ出版 | 978-4-7795-1558-3 |
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| スポーツの行政学 | 中村祐司 | 成文堂 | 4-7923-3203-6 | スポーツ行政をめぐる政策ネットワークについて |
| スポーツの法と政策 | 同志社スポーツ政策フォーラム編 | ミネルヴァ書房 | 4-623-03200-0 | スポーツ振興と政策について |
| スポーツの経済学 | 池田勝・守能信次編 | 杏林書院 | 4-7644-1554-2 | スポーツと経済の結びつきについて |
| 障害者とスポーツ | 高橋 明 | 岩波書店 | 4-00-430896-8 | 障害者スポーツの歴史について |
| スポーツ・ボランティアへの招待 | 山口泰雄編 | 世界思想社 | 4-7907-1052-1 | スポーツ・ボランティアの社会的側面について |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/
一般社団法人長寿社会開発センター https://nenrin.or.jp/
公益財団法人日本スポーツ協会 http://www.japan-sports.or.jp/
公益財団法人日本オリンピック委員会 http://www.joc.or.jp/
公益財団法人日本障がい者スポーツ協会 http://www.jsad.or.jp/
独立行政法人日本スポーツ振興センター https://www.jpnsport.go.jp/
公益財団法人日本スポーツクラブ協会 http://www.jsca21.or.jp/
公益財団法人日本体育施設協会 https://www9.jp-taiikushisetsu.jp/
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
講義の理解度を高めるため、講義に関連するビデオ鑑賞がある。
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html