授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14868:[2025 秋セメスター]歴史観の形成(J) 2025 秋セメスター 火4 法学部 美川 圭 2

キャンパス

衣笠

授業施設

明学館MG202号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 大学において学問としての歴史を学ぶためには、高等学校までの「覚える」歴史から、「考える」歴史へと意識を変えていく必要がある。そこで本講義では、教科書的な通説の問題点と現在の学問水準を紹介し、なぜそのような通説が形成されたのか、いま歴史研究において何が問題なのか、などを中心に検討する。なお、扱う時代は日本古代から中世末までを範囲の中心とする。
 課題へのフィードバックやコメントは講義時に行う。

受講生の到達目標

①学説や時代像の変遷を通じて歴史が常に変わるものであることを理解できる。
②史料批判、研究史、実証など、歴史研究に必要な方法の基礎について理解できる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1回

時代区分論とは

【20分の「+R授業」があります。詳細はmanaba+Rを参照】前方後円墳 律令制 貴族制 武家政権 天皇制

2回

天皇号の成立と日本の国号

大王 天皇 日本 遣隋使 革命思想

3回

律令国家

邪馬台国 前方後円墳 畿内政権論争 大化改新論争 律令国家

4回

摂関政治と王朝国家

政所政治 王朝国家論 摂関政治 ミウチ政治論

5回

武士論

石母田正 領主制論 職の体系 職能的武士論 

6回

荘園制論

初期荘園 寄進地系荘園  立荘論

7回

院政と平氏政権

後三条親政 白河院政 保元平治の乱 平清盛

8回

鎌倉幕府論

鎌倉幕府成立時期 守護地頭論 国地頭 

9回

中世国家論

権門体制論 東国国家論 網野善彦 地頭独立国家論

10回

得宗専制と建武政権

将軍と北条氏 院評定制 後嵯峨院政 徳政論 後醍醐天皇

11回

室町政権論

南北朝正閏論 室町幕府 観応の擾乱 足利義満

12回

一揆と合議

土一揆 一向一揆 惣国一揆 社会史 寺院史 「合議と専制」

13回

鎌倉新仏教をめぐって

浄土教 顕密体制論 異端派仏教 改革派仏教 戦国新仏教

14回

対外関係論・辺境論

古代外交論 辺境論 国風文化 海域論

 

授業実施形態

原則としてすべて対面授業を行います。事情により変更する場合はニュースで連絡します。

授業外学習の指示

日本史未履修者に限らず。高等学校の日本史教科書をもう一度眺めておいてください。事前に配布する講義レジュメを見ておいてください。授業後は講義レジュメの内容を確認し、ノートを見ながら、manaba+Rの小テストを期限内に受けてください。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

manaba+Rにおいて毎回簡単な小テストを行います(45点)。すべての授業終了後に到達目標にもとづいた総合テスト(55点)をmanaba+Rで行います。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

毎回、manaba+Rの小テスト機能を利用して、簡単なテストを行います。このテストは家でも行うことができます。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

毎回講義レジュメをmanaba+R上で配付する。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
京都の中世史1 摂関政治から院政へ 美川圭・佐古愛己・辻浩和 吉川弘文館 9784642068604
京都の中世史7 変貌する中世都市京都 山田邦和 吉川弘文館 9784642068666
院政 増補版 もうひとつの天皇制  美川圭 中央公論新社 9784121918673

参考書(使用頻度、その他補足)

総合テストで一部を利用する。

参考になるwwwページ

この科目は、教養教育における6つの科目群のうち、「立命館科目」に位置付けられています。詳しくは、http://www.ritsumei.ac.jp/liberalarts/course/course-r.html/

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/