| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 10428:現代平和論 (GA) § 10429:平和学入門(GA) | 2022 | 春セメスター | 月3 | 産業社会学部,文学部,映像学部 | 池尾 靖志 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
また、1960年代に入って南北問題が世界的に認知されるようになると、「争いがなければ本当に平和なのか?」という問いも新たに生まれた。さらに、1980年代に入って地球環境問題が国際関係のイシューとして認識されるようになると、平和学の扱う領域はさらに拡大することとなった。
このような状況の中で、一体、「平和」とはどのような状態のことをいうのか、私たちが「平和」創造のためになすべきことは何なのかが、改めて問われることとなった。
この講義では、平和学の歩みを振り返りながら、主に、国際関係論の視点から平和学にアプローチすることを試みる。
受講生の到達目標
2)自分の考え方を相対化し、他者との考え方と照らし合わせて、自分の考えを客観的に述べることができる。
3)自分なりの社会との向き合い方を考えるようになる。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
|---|---|
| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1 | 平和学のあゆみ |
ウェストファリア・システム、国家主権、内政不干渉の原則、平和学 |
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| 2 | 戦争の違法化 |
戦争の違法化、正戦論、無差別戦争観、集団安全保障、国際連盟、国際連合 |
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| 3 | 冷戦のはじまり |
冷戦、同盟、集団的自衛権、イデオロギー、核兵器 |
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| 4 | 核抑止論とその批判 |
核抑止、ゲームの理論、キューバ危機、相互確証破壊 |
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| 5 | ベトナム戦争の衝撃 |
ベトナム戦争、ニクソン・ショック、デタント |
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| 6 | 南北問題のはじまり |
南北問題、ナショナリズム、植民地、独立、非暴力主義、第3世界 |
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| 7 | トランスナショナルな動き |
トランスナショナル、多国籍企業、NGO(非政府組織) |
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| 8 | 国際的相互依存 |
デタント、敏感性、脆弱性 |
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| 9 | 国際レジーム(1):地球環境問題 |
気候変動、温暖化、国際レジーム |
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| 10 | 国際レジーム(2):核不拡散条約と核兵器禁止条約 |
核不拡散レジーム、核兵器禁止条約 |
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| 11 | 冷戦構造の崩壊と新世界秩序 |
ベルリンの壁、湾岸戦争、自衛隊の海外派遣、NATO |
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| 12 | テロ後の世界 |
同時多発テロ、イラク戦争、有志連合 |
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| 13 | オキナワの基地問題 |
辺野古、高江、南西諸島、自衛隊 |
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| 14 | 米中二極時代と日本 |
尖閣諸島、南シナ海、航行の自由 |
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| 15 | 集団的自衛権の限定的行使容認 |
日米同盟、集団的自衛権、敵基地攻撃能力 |
授業実施形態
・対面授業にて実施。ただし、事情により、対面での出席ができない学生のために、Zoom による同時配信を行う他、授業実施後、録画データをクラウド・サービスを用いて配信する。URLについてはmanaba+R を通じて案内する
【BCP レベル 3~4】
・第 1 回〜15 回を Web にて実施
授業外学習の指示
・必要に応じて、授業に関連する動画(YouTubeやNHKプラスなど)を授業後に視聴するように指示する。
・manaba+Rの掲示板機能を用いて、授業外での受講生同士の意見交換を積極的に行う。
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | ||
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
80 | 2000字のレポートを2本、期末レポート試験として書いてもらう。授業内容を踏まえながら、自分なりに思考したプロセスを文章として表現できているかを評価基準とする。 |
| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
20 | 毎回の出席カードの取り組み、manaba+Rの掲示板機能への書き込みなど。 |
成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 入門講義 安全保障論 | 宮岡 勲 | 慶應義塾大学出版会 | 978-4766426793 | |
| 戦後国際関係史:二極化世界から混迷の時代へ | モーリス・ヴァイス | 慶應義塾大学出版会 | 978-4766425345 | |
| 台湾有事のシナリオ | 森本敏他編 | ミネルヴァ書房 | 9784623093052 | |
| 交差する辺野古: 問いなおされる自治 | 熊本 博之 | 勁草書房 | 978-4326654277 | |
| これが民主主義か?:辺野古新基地に〝NO〟の理由 | 新垣 毅他 | 影書房 | 978-4877144876 | |
| 基地問題の国際比較――「沖縄」の相対化 | 川名 晋史編著 | 明石書店 | 978-4750351254 | |
| 戦争と平和を考えるNHKドキュメンタリー | 日本平和学会編 | 法律文化社 | 978-4589041036 | |
| 国際行政の新展開: 国連・EUとSDGsのグローバル・ガバナンス | 福田 耕治、坂根 徹 | 法律文化社 | 978-4589040947 | |
| 気候変動と政治 | 平田仁子 | 成文堂 | 978-4792334147 | |
| 転機を迎える温暖化対策と環境法 | 環境法政策学会 | 商事法務 | 978-4785726553 | |
| 核兵器:禁止から廃絶へ | 川崎哲 | 岩波ブックレット | 978-4002710556 | |
| 新しい地政学 | 北岡伸一、細谷雄一他 | 東洋経済新報社 | 978-4492444566 | |
| 米中対立 | 佐橋亮 | 中公新書 | 978-4121026507 | |
| 戦争はいかに終結したか | 千々岩泰明 | 中公新書 | 978-4121026521 | |
| 批判的安全保障論 | 南山淳、前田幸男編 | 法律文化社 | 978-4589041814 | |
| 教養としてのジェンダーと平和II | 今野泰三他編 | 法律文化社 | 978-45890421001 | 2022年4月刊行予定 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
担当者のHP
https://psikeo.site
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html