授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
51600:[2025 春セメスター]生産システム論(BA) 2025 春セメスター 水4 経営学部 西岡 正 2

キャンパス

OIC

授業施設

AN310講義室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

本科目では、日本のものづくり企業の生産活動を、企業の競争力と関連づけながら、解説する。ものづくり企業における生産というと、経済・経営系の学生にとっては縁遠いイメージを持たれがちであるが、ここで考察の対象とするのは、工場等の生産現場で直接ものを生産する活動だけではない。ものづくり企業の行う製品の企画・設計、調達、生産といった一連の活動を、生産システムとして統合的に把握しつつ、経営学的な視点から、それらが企業の競争力といかなる関連性を有しているのかについて解説する。
そのうえで現代の日本のものづくりを取り巻く社会的・技術的環境変化に着目し、日本における生産システムの今後のありようについても論じたい。

受講生の到達目標

・ものづくり企業が手掛ける製品の企画・設計、調達、生産活動を統合的に理解したうえで、企業経営における位置、意味について検討し、その最適性について分析するための基礎的能力を身につけること。
・日本のものづくり企業の競争力について、生産システムの視点から、具体的に考察し説明できる能力を取得すること。

事前に履修しておくことが望まれる科目

本科目は生産・技術系科目の展開科目に位置付けられることから、「技術経営論」「産業技術論」「技術革新論」などを履修しておくことが望ましい。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

生産システムの概念と構造

生産活動、システム、生産要素
【+R授業】詳細はmanaba+R を参照

2

ものづくり企業の競争力と生産システム

4PとQCD、製品アーキテクチャー、モジュラー化
(テキスト第1章)

3

大量生産システムの誕生と進化

アメリカンシステム、単一化・標準化、フォード・システム、生産性のジレンマ、GMの台頭、大量生産と多品種生産の両立
(同第2章)

4

品質管理と競争力

品質管理、設計品質、製造品質、TQC、標準化
(同第3章)

5

コスト管理と競争力

製造原価、CVP分析、労働生産性、改善運動
(同第4章)

6

納期管理と競争力

受注生産と見込み生産、工程管理、リードタイム、TOC
(同第5章)

7

TPSの革新性と特質
 

ジャストインタイム生産、自働化、かんばん

8

製品開発と競争力①

製品開発プロセスと組織
(同第6章)

9

製品開発と競争力②

製品開発と効率性
(同第7章)

10

事例研究

ゲスト講義を予定

11

事例研究

ゲスト講義を予定

12

企業間関係(サプライヤーシステム)のマネジメント

垂直分業、水平分業、make or buy、信頼

13

サプライチェーンのリスクマネジメントと組織能力

BCP 頑健性 復旧力 問題解決能力

14

日本型生産システムの課題

大量生産システムの課題、フレキシビリティ、環境変化

授業実施形態

本講義は対面講義で実施します。
なお出張や体調不良等により、授業スケジュールの記載とは異なり、メディアを活用した授業回が生じることがあります。その場合は、manaba+R を活用して事前にアナウンスを行います。

授業外学習の指示

1.事前にテキストの該当箇所を読了のうえ、各回の講義を受講されることが望ましい。
2.テキストとともに、各講義で提示する論点を参考に下記に挙げた参考文献も活用して学習を深めて欲しい。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

小テスト(4回予定)40%、レポート(1回予定)60% 。レポートは、講義内容を踏まえつつ、自身の考えを論理的に記述しているか否かを重点的に評価する。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
『この1冊ですべてわかる生産管理の基本』 冨野貴弘 日本実業出版社 9784534054739

教科書(使用頻度、その他補足)

事前にテキストの該当箇所を読了のうえ、各回の講義を受講されることが望ましい。使用箇所は授業スケジュールも確認のこと。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
『サプライチェーンのリスクマネジメントと組織能力:熊本地震における「ものづくり企業」の生産復旧に学ぶ』 西岡正・目代武史・野村俊郎 同友館 9784496053795
『生産マネジメント入門Ⅰ:生産システム編』 藤本隆宏 日本経済新聞出版社

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

・授業に関する連絡はmanabaのコースニュースを通じて行います。毎回、必ず確認してください。
・受講希望者は初回講義を必ず受講するようにしてください。
・授業スケジュールは上記のとおりですが、進捗状況などにより、manaba等で周知のうえ、内容が変更される場合があります。
【留学帰国者(「留学終了届」が春学期授業開始日から4月末までに受理された学生)への課題】
出席できなかった授業回の授業内容を確認し、自学自習を行ってください。そのうえで、欠席1回について1つの課題が課されますので、それぞれA4用紙1枚以上にまとめて、5月末までに担当教員へ提出して下さい。課題については、担当教員に直接問い合わせてください。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/