| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 16049:[2025 春セメスター]発達保障論(S) | 2025 | 春セメスター | 火1 | 産業社会学部 | 黒田 学、田村 和宏 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
本年度は、現代社会における発達保障の今日の諸課題を取り上げる。
受講生の到達目標
・現代社会における人間発達の阻害と発達保障の現状を国内外の取り組みから学ぶことができる
・人間のライフサイクルおよび人格発達を学ぶことができる
・21世紀の発達保障の国際的動向について、国連や国際機関(WHO、UNICEF、UNESCOなど)の取り組みやSDG's(持続可能な発展目標)などについて学ぶことができる
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1. (黒田) | §1.人間発達と発達保障(1)-発達保障の誕生と背景- |
発達保障とは:人権の歴史、ノーマライゼーション、発展の権利宣言、国連ミレニアム発展目標(MDGs)、人間の安全保障、障害者権利条約、国連持続可能な発展目標(SDGs) |
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| 2. (黒田) | §1.人間発達と発達保障(2)-糸賀一雄「この子らを世の光に」と権利性へのパラダイム転換- |
アジア太平洋戦争(第2次世界大戦)と戦災孤児、近江学園、就学・猶予免除(在宅)、「この子らを世の光に」「夜明け前の子どもたち」、療育とは?、発達の可能性、 |
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| 3. (黒田) | §1.人間発達と発達保障(3)-戦争と子どもの権利- |
ナチス、ホロコースト、ヤヌシュ・コルチャック、ユダヤ人孤児のための孤児院、第2次世界大戦の反省、国連と人権、国連憲章、世界人権宣言、子どもの権利宣言、子どもの権利条約 |
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| 4. (黒田) | §1.人間発達と発達保障(4)-高度経済成長と能力主義教育ー |
高度経済成長と教育政策、高校・大学進学率の向上、就学・猶予免除と養護学校教育義務制、就学権運動 |
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| 5. (黒田) | §1.人間発達と発達保障(5)-権利一般から属性ごとの権利:女性・子ども・障害者・難民、権利宣言から権利条約へ- |
国連の創設、国連憲章、世界人権宣言、国際人権規約、女性に対するあらゆる差別撤廃条約、子どもの権利条約(1989)、障害者の権利条約(2006)、難民条約 |
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| 6. (黒田) | §1.人間発達と発達保障(6)-発展途上国の教育・福祉- |
1歳未満・5歳未満児死亡率、就学率、経済成長、福祉国家、学校教育、戦争・内戦、ASEAN、ベトナム、カンボジア |
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| 7. (田村) | §2.人類の進化と発達保障 田中昌人と「(大階層-)階層-段階」理論 胎生期の大階層 |
花を愛でる人類、田中昌人日本発信の発達理論、可逆操作の高次化における「階層-段階理論」、3つの「大階層」(胎生期、乳幼児期、児童・青年成人期・熟年高齢期)1つの大階層は3つの発達段階からなる
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| 8. (田村) | §3.ライフサイクルと発達保障(1)乳児期前期~乳児期後期 |
・乳幼児期の大階層(乳児期前半、乳児期後半、幼児期)、回転可逆操作の階層(乳児期前半)、原始反射から条件反射(反応)、ひと知りそめし微笑(ほほえみ)、目と手の協応、お坐りから寝返りへ、重症心身障害児の発達
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| 9. (田村) | §3.ライフサイクルと発達保障(2)乳児期~幼児期前期 |
次元可逆操作の階層(幼児期)、直立二足歩行、道具の操作、話しことばの獲得、自分の発見(自我の誕生)、ふり遊び(表象機能)、自分と相手 |
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| 10. (田村) | §3.ライフサイクルと発達保障(3)幼児期前期~幼児期後 |
自分の中の自分(内言・思考)、自制心、心の理論、他者視点、小さな市民、自己形成視(時系列的評価)、理(ことわり)知りそめし心の営み |
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| 11. (田村) | §3.ライフサイクルと発達保障(4)学童期前半 |
変換可逆操作の階層(少年・少女期)、書きことばの獲得、保存の獲得、状態の中の法則性、生活概念、科学的概念、小1プロブレム、ギャング・エイジ、仲間意識、集団的自己 |
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| 12. (田村) | §3.ライフサイクルと発達保障(5)学童期後半 |
変化の中の法則性、中1ギャップ、思春期、劣等感、少年非行、価値知りそめし心の営み、見えない世界の法則性、アイデンティティの獲得をめざして、自分探しの旅、 |
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| 13. (田村) | §4.ライフサイクルと発達保障(6)青年期・成人期・高齢期 発達を保障するために |
(青年成人期以降 自分自身の生き方と障害者の実践) |
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| 14.(黒田・田村) | おわりに 21世紀と発達保障-地球市民として生きる:個人・家族・コミュニティ・国・社会福祉- |
第3世代の人権、平和の権利、環境権、発達権、核兵器禁止条約、地球温暖化、難民問題、民族紛争、ウクライナ戦争、SDG's(2015-2030)、地球市民 |
授業実施形態
【+R授業】は第1回授業「授業を始めるにあたって」(黒田・田村)で実施します。詳細については、manaba+Rにて周知します。
授業外学習の指示
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | 50 | 講義内容に関する基礎知識の習得と論理的思考、それらの達成度を試験によって評価する。日本語としての文章や表記が正確でない場合は減点となる。 |
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
※※※2023年度よりレポート試験は廃止されています。期末レポート等を実施される場合には、「平常点評価」欄に「期末レポート」としてご入稿ください※※※ |
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| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
50 | 講義内容に対する問題意識の形成と積極的受講を授業毎に課すレポートの提出をもって評価する。原則として3分の2以上の授業に出席し、レポートを提出した者のみ成績評価の対象とする。
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成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
授業内容と関係するゲストスピーカーを招聘することがある。
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
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| 復刻版 発達保障への道①~③ | 田中 昌人 | 全障研出版部 | 9784881344446~8 | 2006 |
| 障害のある人びとと創る人間教育 | 田中 昌人 | 大月書店 | 9784272411498 | 2003 |
| 発達保障の道-歴史をつなぐ、社会をつくる- | 河合 隆平 | 全障研出版部 | 978-4-88134-685-3 | 2023 |
| 『発達のなかの煌めき 上 子ども・障害のある人びとの発達』 | 白石正久・白石恵理子 | 全障研出版部 | 978-4-88134-186-5 | 2024 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
UNICEF:http://www.unicef.org/
国連広報センター:http://www.unic.or.jp/
日本ユニセフ協会:http://www.unicef.or.jp/
日本WHO協会:https://www.japan-who.or.jp/
全国障害者問題研究会:http://www.nginet.or.jp/
外務省:http://www.mofa.go.jp/mofaj/index.html
文部科学省: http://www.mext.go.jp/
厚生労働省:http://www.mhlw.go.jp/
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/