授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
31381:分析化学実験(M) 2022 秋セメスター 水3-5 生命科学部 石水 毅、尾関 徹、佐野 加苗、白石 晴樹、豊竹 洋佑、松村 浩由、元村 一基 2

キャンパス

BKC

授業施設

学生実習室1

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 大学で行う初めての化学実験であり、実験室での心得や安全に関する教育と、基本的な測容器具の使用練習から始め、中和滴定、キレート滴定、酸化還元滴定での基本的な容量分析法を実習する。ガラス電極を用いる電位差滴定、吸光光度分析法による定量と平衡定数の決定、液体クロマトグラフィーおよびガスクロマトグラフィーを用いる化合物の分離と定量を実際に体験し、各種測定法についての原理を学習する。自ら実験して得られたデータを統計処理することで、実験精度や再現性についても学習し、それをレポートとしてまとめる方法を体得する。
 授業実施形態:対面(BCPレベル2以下の場合)。感染拡大状況によりオンデマンド型授業に変更する場合がある。詳細はmanaba+Rを通じて改めて指示する。

受講生の到達目標

・実験室での心得や安全に関する注意事項を理解し、基本的な器具や測定装置の使用方法を体得する。
・中和滴定とキレート滴定と酸化還元滴定での容量分析法の原理を理解し、体験する。
・標準溶液の概念を理解し、その調製方法と標定方法を体得する。
・ガラス電極を用いたpH測定とそれを用いた電位差滴定の原理を理解する。
・吸光光度分析法での定量と溶液内平衡の概念を理解する。
・クロマトグラフィーの原理を理解し、分離と定量の操作を行う。
・データの統計処理方法を理解し、実験結果をレポートとしてまとめる方法を体得する。

事前に履修しておくことが望まれる科目

分析・無機化学Ⅰ

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

安全教育、実験室での心得、緊急時の対応、器具の洗浄、天秤操作

化学実験での安全、白衣、保護眼鏡、実験ノート、消火器、洗眼器、緊急シャワー、化学天秤、略秤と精秤

2

容量器具(ホールピペット、ビュレット)の操作

容量器具(ホールピペット、ビュレット)、ピペッター、電子天秤

3

中和滴定(1):NaOH溶液の標定

中和滴定(酸塩基平衡)、一次標準物質、標準偏差、信頼限界

4

中和滴定(2):酢酸未知試料の定量

中和滴定(酸塩基平衡)、酸塩基指示薬、誤差の伝播

5

中和滴定(3):アセチルサリチル酸の定量

中和滴定(酸塩基平衡)、逆滴定、ブランクテスト

6

中和滴定(4):炭酸ナトリウムの滴定

中和滴定、炭酸ナトリウム、塩酸、追い出し(置き換え)滴定、酸塩基指示薬

7

キレート滴定(1):EDTA標準溶液の標定とMgイオンの定量

キレート滴定(錯形成平衡)、金属指示薬、緩衝液

8

キレート滴定(2):水の硬度測定

キレート滴定(錯形成平衡)、硬度、飲料水

9

酸化還元滴定(1):過マンガン酸滴定

酸化還元滴定、過マンガン酸、過酸化水素、シュウ酸ナトリウム

10

酸化還元滴定(2):ヨードメトリー

酸化還元滴定、チオ硫酸ナトリウム、過ヨウ素酸カリウム、でんぷん、ヨウ素

11

ガラス電極を用いる電位差滴定

ガラス電極、電位差、pH測定、滴定曲線、酸解離定数

12

吸光光度分析法によるクロム酸イオンの定量

紫外可視分光光度計、クロム酸イオン、検量線、ランベルト・ベールの法則

13

ガスクロマトグラフィー

ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、カラム、保持時間、ピーク高さと面積、検量線

14

液体クロマトグラフィー

有機酸、カラム、保持時間、ピーク高さと面積、検量線

15

統計処理、実験精度、再現性、誤差、有効数字

レポートの作成、標準偏差、誤差の伝播

授業実施形態

BCPレベル2以下の場合、対面授業を15回実施する。ただし、BCPレベル2以下であっても、感染状況の悪化や不測の事態を考慮して、BCPレベル3以上の授業実施形態で対応をする場合もありうる。BCPレベル3以上の場合、全受講者を2組に分けて対面授業とオンデマンド型授業を交互に実施する形式とする。詳細は、manaba+Rにて連絡する。

授業外学習の指示

実験内容の化学的な背景を学習すること。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

出席点と実験テーマごとに提出するレポートによる平常点を総合して評価する。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

実験内容に関しての予習を必ずしてくること。また、実験を行ったらその日の内に、直ちにレポートを作成すること。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は特に指定しないが、酸塩基平衡、錯形成平衡、酸化還元平衡などの概念は、分析・無機化学Ⅰや分析化学Ⅱで指定する教科書や参考書を参照するとよい。

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

特になし。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

特になし。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html