授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
52263:法学基礎Ⅰ(P) § 52264:憲法Ⅰ(P) 2023 春セメスター 月3 政策科学部 山本 隆司 2

キャンパス

OIC

授業施設

AS251講義室

授業で利用する言語

 すべて日本語で講義します。
 ただし、社会科学の用語にはヨーロッパ言語(ラテン語、フランス語、ドイツ語、英語など)から日本語に翻訳されたものも多いので、リベラルアーツ的な観点に基づき、言語となった単語と日本語との関係については触れることもあります。しかしベースの単語と文法は完全に日本語(若干は関西弁)です。

授業の概要と方法

 法律学の基本を前半は民法学を基軸に据えつつ、後半は日本の国制(国家としての仕組み)を比較憲法の観点から説明したいと考えています。 

 それと法学入門的観点から、日本法の主な法律既定の条文の検索の仕方や各条文の読み方なども極力説明したいし、その法律制度がどのような人類史的文脈の中で形成されてきたのか、という大きな問題についても検討の俎上に載せたいと考えています。

 しかし基本的には、民法の初歩と法学入門の講義です。

 なお、本学は新型コロナ感染症への対策として遠隔講義を実施してきた関係で、zoomシステムが各教室に設置されている。この講義が対面方式を取り入れることになっても、担当者としては同時にzoomシステムを活用して授業データを作成し、科目登録をしている学生がこれを授業後一か月間は視聴できるという条件を備えることにする。受講生としてはこれを活用して戴きたい。担当者としては再視聴に耐えるだけの講義にしたいと考えている。

受講生の到達目標

 民法と包括的に見た日本法の全体的な構成・仕組みとその基本的な考え方、法律既定の六法を使った検索の仕方と条文の読み方などがある程度できるようになること、そして民法を中心として法律的な考え方(リーガルマインドといいます)ができるようになることを目標にします。
 さらに、日本の法制度の基本的な仕組みと運用の仕方の基本を諸外国と比較したうえで自分なりに考えることが出来るようになれば、当該科目担当者としてこれに過ぎるものはありません。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
第1回

具体的な問題と法律(その1)民事事件と裁判

 交通事故・製造物責任・医療事故等の損害賠償請求事件を事例として。

 損害賠償請求事件の基本的な考え方。

第2回

具体的な問題と法律(その2)刑事事件と裁判

 刑事事件における行政機関としての検察・警察と司法機関としての三番所とのかかわり方の仕組み。
 刑事訴訟手続きの仕組み。

第3回

具体的な問題と法律(その3)憲法にかかわる事件

憲法とはどんな法律なのか・・・後半の講義内容とのかかわりを持って考えます。

憲法全体の仕組みとその法律としての特徴。

第4回

具体的な事件を念頭に置いた裁判の仕組み(民事裁判)

 第三者介入型紛争解決手続きとしての裁判
 処分権主義
 弁論主義
 当事者主義

第5回

具体的な事件を念頭に置いた犯罪対応手続きの仕組み(刑事訴訟)

 刑事事件における捜査手続きと裁判
 警察機構と司法機関との関係
 犯罪予防と犯罪捜査、摘発と起訴、刑事裁判(公訴・公判)
、判決とその執行

第6回

民法の基本原理と基本構造(その1)

 資本主義経済の仕組みと民法との関連

 土地所有権。私的自治(契約の自由)、個人主義、過失責任主義
 

第7回

民法の基本原理と基本構造(その2)

 民法典の仕組みと第一編・第二編・第三編・第四編・第五編
 法人格(自然人・法人)
 物権
 債権

第8回~第12回

憲法の仕組みと国家の仕組み(統治構造)

 日本国憲法の特質を
  大日本帝国憲法
  英国・フランス・ドイツ・アメリカ合衆国の各憲法と比較して考える。

第13回

法律のでき方

 違憲審査制度
 

第14回

法律のでき方

 内閣の役割と内閣法制局
 衆議院と参議院にある法制局
 日本国における立法の特質

第15回

総括

 半年間の講義を振り返る。

授業実施形態

BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.

BCPレベル1~2 :対面授業8回、メディア授業7回
第1回目講義は、メディア授業となります(詳細はmanaba+Rコースニュースで通知)
BCPレベル3以上:メディア授業

授業外学習の指示

 参考資料や参考文献はその都度提示する。

 世界史や日本史の様々な文献・資料に触れておくことはこの講義において役立つ。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 100

 試験期間中に、試験会場で配布された問題を見てその場で答案を作成すること。持ち込み許可物件は六法のみ。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)

成績評価方法(備考)

 定期試験期間中に試験を実施する場合は、試験会場で初めて問題が公表され、その場で所定時間内に直筆で答案(公式試験用紙を使用。B4用紙1枚程度)を作成しなければならない。そのためには、日常的に直筆で文章を書く機会を持っておくことが望ましい。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
ポケット六法 有斐閣

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/