授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
10053:地域参加学習入門(G1) § 10066:特殊講義(近江・草津論)(G1) § 10069:特殊講義(基礎)Ⅰ(近江・草津論)(T1) § 10071:特殊講義(基礎)1(近江・草津論)(C1) § 10075:特殊講義(基礎)1(M1) § 10077:特殊講義(基礎)(Q1) 2018 春セメスター 火2 経済学部,理工学部,食マネジメント学部,情報理工学部,生命科学部,薬学部,スポーツ健康科学部 宮下 聖史 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 402号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

大学生の学びの場はキャンパス内にとどまるものではない。
ボランティア活動などの、地域へ参加する活動を通じても、かけがえのない学びを得ることができる。人間的な成長や、専門知識への関心を高めることが出来る。地域参加の活動は、地域に貢献するだけでなく、参加する学生にとっても、得るものが大きいのである。
しかし、地域参加活動の魅力や、そこで得られる学びは、活動を行っていない者にはなかなか理解しがたい。また、社会的な活動であるため、事前に諸々の注意事項を理解しておく必要がある。
本講義では、地域活動の意義を歴史的・社会的な観点から理解するとともに、実際の活動への動機づけをおこなう。そして、活動に参加するための心構えを身につけることも目的としている。

※本科目は抽選科目となっているので、各学部の「履修・登録の手引き」の受講登録についてのページの案内に従って登録すること。

受講生の到達目標

1.こんにちの地域社会をめぐる現状・課題を理解する。
2.地域活動に参加する意義を理解し、実際に活動を行うようになる。
3.授業という”コミュニティ”において、他者と関わりながら自身の学びを深める姿勢を身につける。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

なぜ地域参加か?(1)

学びの循環と主体性

2

なぜ地域参加か?(2)

私たちを取り巻く社会と<人と人とのつながり>

3

課題を探る(1)

「血縁」-家族をめぐる構造変容

4

課題を探る(2)

「社縁」-雇用と働き方をめぐる構造変容

5

課題を探る(3)

コミュニティと社会参加

6

地域活性化の仕込み

サードプレイスをどう作るか

7

中間まとめ

個人から集団へ

8

地域参加学習へのまなざし(1)

よいコミュニティとは

9

地域参加学習へのまなざし(2)

被災地のリレー

10

地域参加学習へのまなざし(3)

サービスラーニングによる学びとサービスラーニング

11

地域人として生きる(1)

草津市における協働のまちづくり

12

地域人として生きる(2)

多文化共生とダイバーシティ

13

地域人として生きる(3)

地域における子育てと教育

14

地域人として生きる(4)

ドミナントストーリーからオルタナティブストーリーへ

15

地域人として生きる(5)

「人は、あなたに出会って、わたしになる」

授業実施形態

授業外学習の指示

授業では、実際の地域活動に関わる情報を多数提供する。それらの活動への積極的な参加を強く希望する。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

小レポート(2回・各20点)・最終レポート(60点)

小レポート2回と最終レポートによって評価する。逐次与えられた設題について十分に論じられているか。文章は論理的か。誤字脱字やインターネットからの剽窃はないか。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

この授業では教員からのレクチャーのほか、グループワークも実施する。加えて、フィードバックシートの提出などを随時お願いする。これらに確実に参加することが受講にあたっての条件である。なお、大幅な遅刻や途中退席は原則として認めない。「地域参加」を学ぶにあたって、まずは教室内のコミュニティの一員として自覚と責任を持ち、ともに場を作り上げていく「授業参加」の実践を目指すので、そうした心構えで受講してほしい。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
コミュニティを問いなおす―つながり・都市・日本社会の未来 広井良典 ちくま新書 4480065016 社会の動向に広い視点を向ける
社会を変えるには 小熊英二 講談社現代新書 9784062881 社会運動のあり方を深く考えさせられる本格的な論考です。

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話

備考