授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
33267:[2025 春セメスター]日本の建築意匠 (8T) § 33268:特殊講義(専門)Ⅱ(8X) 2025 春セメスター 金3 理工学部 青柳 憲昌、平尾 和洋 2

キャンパス

BKC

授業施設

フォレストハウス204号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

<<前半青柳パートは対面>>
<<後半平尾パートは対面>>
【日本の建築意匠】
ポスト近代建築の過渡期にある我が国において、近年、特にその歴史的・文化的・芸術的・技術的価値が再評価されている「日本の建築意匠(デザイン)」がどのように理解され、参照されてきたかを意匠論として講義します。内容は下記の通りです。
大別して、①戦後著名建築家たちの伝統解釈とデザイン実践がどのようなものであったか?、②中世以降の構成や平面・構造などに関わるフレームとフォルム・参照すべき空間概念の要点、③構成要素の知られざる意味と素材の価値、以上3点を軸に基礎的な知見についてスライドを交えて論じます。

受講生の到達目標

建築家にとって必要な歴史的、倫理的、空間的、形態的見識について一定の基礎レベルに到達すると共に、独自のデザイン思想を展開する端緒をつかむこと。

事前に履修しておくことが望まれる科目

建築意匠、建築史Ⅰ、建築史Ⅱ

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
-

+R授業対象科目。詳細はmanaba+Rを参照。

1〜2 青柳

日本建築意匠論序説(教科書・第1章)

明治・大正・昭和戦前・戦後の伝統表現

3〜5 青柳

近代的テクノロジーという前提(教科書・第2章)

その1 丹下健三・前川國男・吉田鉄郎など
その2 吉田五十八・谷口吉郎・大江宏など
その3 浦辺鎮太郎・菊竹清訓・大高正人など

6〜7 青柳

伝統技術の継承と変容(教科書・第3章)

その1 吉田五十八・堀口捨己・村野藤吾など
その2 清家清・篠原一男など

8〜9 平尾

民家プランと構造の基礎知識

1.近世民家の成立
2.ベーシック・ストラクチャー
3.日本民家の源流
4.空間は均質ではない
5.土間と床・座敷

10 平尾

日本の都市・集落デザイン

1.町家のかたち
2.農村のかたち

11~12 平尾

民家のシンボリズム

1.家格の表現としての屋根
2.門と式台玄関~座敷
3.柱:神と招福・家長のシンボル
4.梁組・小屋組による演出
5.塗籠から寝間へ

13 平尾

実用から生まれたアノミマスな機能美

1.生産手段としての建築
2.宗教行事と炉端の日常接客
3.風雨と向き合う
4.雪に備える
5.火災から守る

14 平尾

素材に隠された意味と役割

1.素材言論
2.素地と着色
3.漆喰と紙
4.竹の野趣
5.外部空間のマテリアルデザイン

授業実施形態

全て対面

授業外学習の指示

教科書を中心に建築史・建築意匠関連書籍を沢山精読すること。その上で、さらに解説して欲しい内容があれば、講義中にリクエスト・質問すること。授業内の質疑において自分なりの回答ができるように理解力・思考力を日頃から鍛えること。日頃から歴史的都市や建築を見て歩くこと。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 100

一問一答の問題+論述問題による
「評価基準」日本建築にまつわる歴史的な経緯と、空間、形態、構造、意味、作品に関する知識と価値観のレベル。
試験では教科書巻末の問題集をベースに一問一答と論述問題を出題します。
持込み許可物件は教科書のみ。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
0

成績評価方法(備考)

<<前半青柳パート:基本はテスト=定期試験or最終講義日試験は理工学部の方針に従う。レベル4の場合のみマナバ上のテストに切り替える>>

出席は2/3以上必要。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
日本の建築意匠 平尾和洋・青柳憲昌・山本直彦編 学芸出版社 978-4-7615-3224-6 講義はこれに沿って行うので必要となります

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
『テキスト建築意匠』 平尾和洋・末包伸吾 学芸出版社 4-7615-3146-0
『日本建築史図集』 日本建築学会 彰国社 4-395-00021-5
『建築家による「日本」のディテール』 青柳憲昌 彰国社 978-4395321964

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話

備考

講義1回目に教科書を持参の上、聴講すること。講義中には、解説に応じて重要な概念(ことば)・建築家の言葉などを教科書上で蛍光ペン・チェックしてもらいます。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/