| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 51598:[2025 春セメスター]比較経営史(B) | 2025 | 春セメスター | 月2 | 経営学部 | 山崎 敏夫 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
本講義では,世界的にみても企業間関係の特殊的な展開を示してきたドイツをとりあげて、考察する。この点を,企業グループ体制,産業と銀行の間の関係の面から比較分析し,各国の産業集中の構造とともに,それにも規定された競争構造について、アメリカ、日本との比較をまじえて明らかにしていく。企業間の競争のあり方,問題と深く関係する「協調」の重要な手段は,企業間の役員による他社のトップ・マネジメント機関における兼任であるが,この点に関して,「協調的資本主義」と特徴づけられているドイツにおける独自的な企業間人的結合の構造と機能についてみていく。そのような人的結合は,企業間の情報の交流・共有とそれに基づく利害調整などの基盤をなし,企業間の競争のあり方,構造を規定する重要な要因をなしており、アメリカや日本の企業とは異なるドイツ企業の行動様式の基盤をなしてきた。そのような企業間関係の協調的システムは、1990年代以降、大きく変化してきた。本講義では、国際比較の視点から、100年を超える期間に及ぶドイツにおける企業間関係の歴史的過程を分析し、グローバル資本主義のなかでもドイツ企業、ドイツ資本主義の特質を明らかにしていく。
本年度は、19世紀末から20世紀初頭の独占形成期、第1次大戦後の1920年代、1930年代から終戦まで、1950年代末、1960年代末、そして1990年代以降の今日に至る時期について取り上げて、とくに産業企業と銀行の間の関係を役員兼任およびそれに基づく人的ネットワークの面から歴史的に考察する。加えて、1990年代以降の時期については、資本市場のグローバル化と企業経営の「アメリカ化」の再来のもとでの,株主主権的経営モデル,コーポレート・ガバナンス・システムへの転換をめぐる問題についても取り上げ,その特徴を明らかにしていく。
受講生の到達目標
②アメリカとドイツの企業経営の歴史的過程を両国の資本主義の発展過程との関連のなかで理解する。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1 |
第1回
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第1部1 アメリカ経営史 ドイツ経営史 日本経営史、比較史
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| 2〜3 |
第2回から第3回
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企業グループ、コンツェルン、占領政策、企業集団 |
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| 4から8 |
第4回から第8回
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役員兼任 産業・銀行間関係 ハウスバンク ユニバーサルバンク トップ・マネジメント |
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| 9から12 |
第9回から第12回
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役員兼任 人的ネットワーク 産業・銀行間関係 トップ・マネジメント |
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| 13 |
第13回
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株主価値経営、コーポレート・ガバナンス、資本市場 |
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| 14 |
第14回
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授業実施形態
初回を除く全授業回において、対面での授業を実施します。
※ゲスト講義等に応じて、受講生に事前にmanaba+R等による周知のうえ、授業内容、実施形態が変更になることがあります。
※第1回については、メディア授業(ライブ配信型)で授業を実施します。
授業外学習の指示
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | 0 | |
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
0 | |
| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 第14回に、到達度検証として、確認試験を行う。本シラバスで示された企業間関係のシステムの構造、競争構造におよぼすその影響などの相互関連の理解を重視して評価する。毎回出席し、使用されるテキストに基づいて学習すれば、単位の取得に至るであろう。 |
成績評価方法(備考)
テキスト持ち込み可の条件で小テストを行う予定である。この小テストは満点25点の加算方式(したがって、小テスト未受験の場合でも、第14回目に実施される試験の100点満点の条件は保証され、評価認定において不利益にはなることはない)で実施する。
受講および研究に関するアドバイス
教科書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 『ドイツにおける産業と銀行の関係』 | 山崎敏夫 | 森山書店 |
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 現代経営学の再構築 | 山崎敏夫 | 森山書店 | 2005年 | |
| ドイツ企業管理史研究 | 山崎敏夫 | 森山書店 | 1997年 | |
| ヴァイマル期ドイツ合理化運動の展開 | 山崎敏夫 | 森山書店 | 2001年 | |
| ナチス期ドイツ合理化運動の展開 | 山崎敏夫 | 森山書店 | 2001年 | |
| 現代のドイツ企業 | 山崎敏夫 | 森山書店 | 2013年 | |
| スケール・アンド・スコープ | A.D.チャンドラー,Jr | 有斐閣 | 1993年 | |
| 外国経営史の基礎知識 | 日本経営史学会編 | 有斐閣 | 2002年 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
出席できなかった授業回の授業内容を確認し、自学自習を行ってください。そのうえで、欠席1回について1つの課題が課されますので、それぞれA4用紙1枚以上にまとめて、5月末までに担当教員へ提出して下さい。課題については、担当教員に直接問い合わせてください。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/