授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
10529:日本経済概説(L) 2022 春セメスター 月2 文学部,映像学部 増田 佳昭 2

キャンパス

衣笠

授業施設

明学館MG201号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 経済学というと、数学や統計を使ったりして、抽象的で堅苦しいもののように思われがちです。しかし、その時々の現実の経済現象は、政治や社会と密接に関係して生起しています。経済が政治に影響を与え、政治が経済に影響を与えます。社会の仕組みも、経済現象に影響を与えます。本講義では、日本経済の動きを歴史的に概説し、重要な出来事を理解することを目的にします。その際に、政治的、社会的出来事と関連付けながら学ぶことに留意します。

受講生の到達目標

1)近代以降の日本経済、とりわけ戦後日本経済史の主要な出来事を理解すること。
2)それらの出来事が生じた背景や理由、それが与えた影響について理解すること。
3)日本経済の動きについて関心を持ち、それを学ぶ姿勢と態度を身につけること

事前に履修しておくことが望まれる科目

とくになし。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1(オンデマンド配信)

イントロダクション-講義の狙いと目標

2

経済の見方と景気の見方

・経済見方
・景気循環のメカニズム

3

江戸時代の遺産と近代経済成長

・江戸時代の遺産
・明治維新と近代経済成長の準備
・近代経済成長の開始

4

戦前・戦時経済と日本的経済システムへの影響

・戦前の経済システム
・戦時経済とその影響
・戦前経済と戦時経済をどうみるか

5

戦後改革と復興

・戦後改革
・農地改革と地主制
・戦後復興とインフレーション

6

高度成長

・高度成長の始まりと展開
・高度成長を支えたもの
・貿易の自由化
・産業政策と新産業都市

7

70年代の混乱と安定成長への移行

・ニクソンショック
・日本列島改造論
・石油危機と食料危機

8

バブルの生成とバブル景気

・1980年代の日米経済
・プラザ合意と円高不況
・金融緩和
・バブルの生成とその要因

9

バブルの崩壊と長期不況

・バブル崩壊と景気後退
・不良債権問題と金融危機
・長期不況の要因

10

日本経済の再生

・非伝統的金融政策の展開
・不良債権処理と金融システムの安定
・マクロ経済からみた日本経済の再生

11

世界金融危機

・米国経済の復活と住宅ブーム
・住宅バブルの崩壊と世界金融危機
・リーマンショック
・世界経済と日本経済への影響

12

アベノミクスの展開

・東日本大震災
・第2次安倍政権とアベノミクス
・超金融緩和政策とその評価

13

人口減少と経済成長

・人口構造の展望
・人口減少の経済成長率への影響
・少子化の原因と対策

14

地域経済をどう支えるか

・地域経済の構造と漏れバケツモデル
・地域資源と地域の主体的発展

15

講義のふりかえり

授業実施形態

 講義形態は、対面授業を基本とします。ただし、第1回は受講者数が不確定なためオンデマンドによるweb授業を行います。アクセス方法については、manaba+Rで案内します。また、授業のリアルタイムでのオンライン配信を行う予定です。
 受講者数が300人を超える場合は、教室定員の制限から対面授業の受講者を制限するなど調整の予定です。詳細は後日お知らせします。

BCPレベル3-4の場合は、前回web授業とします。

授業外学習の指示

 期間中2回の課題レポートを出題します。レポートでは、関心を持った日本経済に関する歴史的出来事を取り上げて、とりまとめてもらいます。講義内容を参考に、自分で必要な情報を集めて、テーマについて理解を深めてもらいたいと思います。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

毎回の平常点、課題レポートによって到達度を評価する。

成績評価方法(備考)

毎回の講義で提出を求める「小テスト」による平常点評価 50%
期間中に実施する2回の課題レポートによる評価 50%
BCPレベル3-4の場合も変更ありません。

受講および研究に関するアドバイス

受講のために必要な知識やスキル等はとくにありません。現実の「経済」に関心があることのみです。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
日本経済論-史実と経済学で学ぶ 櫻井宏二郎 日本評論社 ISBN978-4-525-55720-8

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書を使用します。2600円+税で少し高いですが、経済に関する概説書が1冊あると後々、便利です。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
図解でわかる 14歳から知る日本戦後政治史 インフォビジュアル研究所 太田出版 ISBN978-4-7783-1644-0

参考書(使用頻度、その他補足)

1200円+税 日本とアメリカの相互関係に焦点を当てたビジュアルな書物です。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html