授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
30391:[2025 秋セメスター]エネルギー創成化学(M) 2025 秋セメスター 月3 生命科学部 小島 一男、小林 洋一、長澤 裕 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 109号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

エネルギー変換に関連した熱力学や反応速度論、分光学の基礎的知識を基に、生物系物質を利用したエネルギー創成に関する基礎的事項を学習する。植物の光合成における光捕集やエネルギー・電子移動等の反応素過程、またこれらに関連した光化学的知見(電磁波の性質、屈折、回折、散乱、光と分子の相互作用)を基に、光エネルギー変換のための太陽電池や人工光合成について学ぶ。さらに今後エネルギー問題において克服すべき課題等について考察する。

manaba+RやOnedrive等に教材をアップする。参考資料等は随時更新していくので、こまめにmanaba+Rをチェックすること。

授業実施形態:対面

受講生の到達目標

・エネルギー変換に関わる熱力学と反応速度論、光化学の基礎的知識を習得する。
・化学的知見に基づき、生物化学的エネルギー創成の基本概念とその応用例を理解する。
・植物や細菌における光合成に関して、その蛋白質構造や分光学的知見を基に、反応素過程のメカニズムに関して理解する。
・光(電磁波)の性質および光と物質の相互作用(分子による光の吸収と放出、屈折、回折、散乱、光化学反応等)についても学習する。
・人工光合成や太陽電池について、光エネルギー変換に関する知識を習得し、今後克服すべき課題に関しても問題意識を持って考察する。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等

本科目は+R授業対象科目。第7回に+R授業を実施。詳細はmanaba+Rを参照

1(⼩島 ⼀男)

導⼊

エネルギーの種類
エネルギーと物質の流れ
生物とエネルギーの概論

2(⼩島 ⼀男)

無機化学系のエネルギー(1)

原子力エネルギー
電気エネルギーと化学電池・二次電池
電気エネルギーと燃料電池

3(⼩林 洋⼀)

熱エネルギーの貯蔵と活用

熱力学の基礎:熱力学第一法則、第二法則
熱エネルギーの貯蔵と活用:蓄熱、潜熱
熱エネルギーの測定:示差走査熱量測定
熱電変換材料

4(⼩林 洋⼀)

有機化学系光エネルギー変換概論(オンデマンド)

有機光機能性材料概論
光と物質の相互作用
電子励起状態
ポテンシャルエネルギー曲線

5(⼩林 洋⼀)

光エネルギーの活用(1)

電子移動とエネルギー移動
光増感反応:三重項増感剤
有機光機能性材料:光重合開始剤、フォトリソグラフィー

6(⼩林 洋⼀)

タイトル:光エネルギーの活用(2)

フォトクロミズム:基礎と実用例

7(⻑澤 裕)

光学素子(1)

ガラスの屈折率と波長、Snellの法則
レンズとプリズム、光ファイバー
蛍光とリン光、自然放出と誘導放出
レーザー発振

8(⻑澤 裕)

光と分子

カシャ則
ランベルト・ベールの法則
レイリー散乱とラマン散乱
Stokes光と反Stokes光

9(⻑澤 裕)

光合成とエネルギー変換

蛍光量子収率
直接解離と前期解離
クロロフィルと葉緑体
エンゲルマンの実験

10(⻑澤 裕)

光合成系におけるエネルギー移動と電子移動

光アンテナ蛋白質
光合成の反応中心
酸素発生中心 (OEC)

11(⻑澤 裕)

光合成における電⼦移動

ATP合成酵素
Z-スキーム
カルビン・ベンソン回路

12(⻑澤 裕)

エネルギー移動と電子移動の理論

Försterのエネルギー移動理論
Marcusの電子移動理論

13(⼩島 ⼀男)

無機化学系のエネルギー(2)

電気エネルギーと太陽電池
人工光合成
光触媒
無機蛍光体

14(⼩島 ⼀男)

まとめ

まとめ
今後の課題(エネルギーと環境)

授業実施形態

manaba+RやOnedrive等に教材をアップする。参考資料等は随時更新していくので、こまめにmanaba+Rをチェックすること。

この授業は講師が3人おり、それぞれ対応の仕方が異なるので、manaba+Rや配信される授業における指示をきちんと確認すること。

授業外学習の指示

授業で表示又は配付する教材資料と教科書並びに参考書を用い、各回の講義内容を解説する。定期的に習熟度を評価するためのレポート課題を課す。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 60

講義内容を理解し、説明できること。
関連する例題や章末の基本問題が解けること。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
40

授業やネットを通じて課題や宿題、レポート等を提示する予定である。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
化学・生命科学系のための物理化学 Raymond Chang 東京化学同人 4-8079-0563-5
その他、必要に応じてプリントを配布する。

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
アトキンス物理化学(上・下) P.W.Atkins 東京化学同人 9784807909087
光合成のエネルギー変換と物質変換 杉浦 美羽 他 編 化学同人 9784759817201

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

スケジュール・講義内容等は、諸事情により変更される場合もある。
授業初日等に指示する。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/