| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 16622:IR18‐ECJ201 ジェンダー論(R) § 16623:IR-ECR201 ジェンダー論(R) | 2024 | 春セメスター | 水1 | 国際関係学部 | 鳥山 純子 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
本授業では、私たちが生きるさまざまな領域に「当たり前」として存在する、性別による二分法を様々な角度から考えます。具体的には、まず、フェミニズム運動の成果を踏まえつつ、「男・女」に異なる役割を与える習慣や制度がどのように構築され、どのように機能し、またどのように変わってきたのかを整理します。またそれを踏まえて、家族、労働、女性に対する暴力といった国際社会で扱われる問題を議論します。そこで目指すのは、「当たり前」の土台を掘り崩した地点から、権力や格差に敏感になって今日的話題を再検討すること、そしてそれを通じた、思考のブレークスルー経験です。
キーワード:権力、格差、フェミニズム、性別
受講生の到達目標
・ジェンダー概念を用いて社会に「当たり前」に存在する問題を指摘できるようになる。
・普段接する「当たり前」な情報の構築過程を意識しながら情報を精査し、物語を組みあげ、組み直し、発話することができるようになる。
・自分の幸せや望みについて語ることができるようになる。
・他者の幸せや望みを尊重した言動ができるようになる。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 第1回 |
ガイダンス 本講義の位置づけと目標
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ジェンダー論、社会構築主義、批判的思考
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| 第2回 |
性別とはなにか
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性的マイノリティ、LGBT、性的多様性、トランスジェンダー問題 |
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| 第3回 | セックス、性交渉とはなにか |
セックスの表象・社会的意味づけ、「わいせつ」概念と身体、他者の尊厳、合意、強姦、強制わいせつ |
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| 第4回 | フェミニズム思想1 |
「平等」思想、啓蒙主義、第一波フェミニズム、女性参政権、ロマンチックラブ
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| 第5回 | フェミニズム思想2 |
第二波フェミニズム、「個人的なことは政治的なこと」、バックラッシュ、第三波フェミニズム、トランスフォビア |
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| 第6回 | 社会における性別役割 |
シャドーワーク、ケア労働、家父長制 |
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| 第7回 | 労働:女性の労働市場参入 |
ワークライフバランス、男女雇用機会均等法、M字型曲線、非正規労働、派遣法 |
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| 第8回 | リプロダクティブ・ヘルス・ライツ1 |
不妊治療、生殖補助技術、生殖補助医療、倫理、欲望 |
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| 第9回 |
リプロダクティブ・ヘルス・ライツ2
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家族計画、避妊、人工妊娠中絶、養子、宗教、産休、イクメン、マタハラ |
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| 第10回 | 性にまつわる暴力 |
DV、デートDV、セクハラ、パワハラ |
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| 第11回 | 変化する世界 |
#MeToo、BLMとジェンダー、慰安婦問題(植民地とジェンダー)、コロナ渦のジェンダー問題、「脱植民地化」とは |
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| 第12回 | 自分をまもるための知識 |
文化相対主義、自己決定、自立、生理用品、避妊具 |
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| 第13回 | 自分らしく生きるためのジレンマ |
ファッション、消費、環境問題、労働問題、アイデンティティ、やりがい |
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| 第14回 | 格差学としてのジェンダー |
格差の指標(人種、民族、宗教、ジェンダー)
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| 第15回 | ふりかえり 自己と他者の分断を乗り越えるために |
痛み、格差、文化相対主義批判、オリエンタリズム批判 |
授業実施形態
授業外学習の指示
②また最低1回の文献発表動画(3分程度)を事前に作成し、受講生と共有していただきます。文献発表動画は、担当回の授業日前日までに共有してください。
③他の学生が作成した動画を視聴し、セメスター中最低7回コメントの書き込みをしてください。コメントの良し悪しは評価しません。
④課題として出された文献は必ず精読し、自分なりの意見が言える様態で授業に臨んでください。課題は、前々回の授業において発表します。
上記4点で概ね平均して 90分/週 程度の授業外学習を求めます。
また履修中は、ジェンダーに直接関わることだけでなく、新聞ネット等で国内外の政治・社会情勢に広く目配りをし、積極的に自らの世界動向の知識の幅と理解を深めておくことが求められますので、新聞等を通じた情報収集を常に行ってください。
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | 0 | |
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
0 | |
| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 授業内レポート(40%)と学生プレゼン、コミュニケーションペーパー、積極的な授業参加(60%)で評価します(詳細は備考参照のこと)。 |
成績評価方法(備考)
メール(立命館アカウント向け)で連絡を取ることもありますので、受講生は立命館アカウントを各自で確認するようお願いいたします。
また、授業資料としてアップした動画やライブ授業についてSNS等で発信をすることは固く禁じます。これに準ずる行為が見つかった場合には、F評価がつく可能性があることをご承知おきください。
受講および研究に関するアドバイス
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| フェミニズムズ グローバル・ヒストリー | ルーシー・デラップ | 明石書店 | 9784750356402 | |
| 恋愛結婚は何をもたらしたか | 加藤秀一 | 筑摩書房 | 9784480061874 | |
| 差別原論 〈わたし〉のなかの権力とつきあう | 好井裕明 | 平凡社 | 9784582853674 | |
| はじめて学ぶLGBT基礎からトレンドまで | 石田仁 | ナツメ社 | 9784816365829 | |
| トランスジェンダー問題 | シェーン・フェイ | 明石書店 | 9784750354637 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html