授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
33846:[2025 春セメスター]経済学特殊講義Ⅲ(金融キャリア実践講義)(E) 2025 春セメスター 水4 経済学部 松野 利彦 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 107号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

金融・経済の自由化、多様な金融商品やサービス、新たな非課税制度の登場など、投資家や消費者の選択肢が拡大し、これまでにも増して利便性が得られるようになってきた。その一方、私たちには自らの判断と責任において金融取引を行うべきとする「自己責任」が求められる時代になっている。

自立した個人としてさまざまな問題に対処し、自身で合理的な選択や意思決定を行うためには、金融に関する基礎知識を身に付けることが必要になってきている。こういった知識や能力は、「経済的な幸福(Financial wellbeing)」に欠かせないばかりか、さまざまな金融トラブルなどから自分や近親者の身を守ること、もしものときはどこに支援を求めれば良いのかを知ることに役立つ。

この講義では、自身のライフデザインを描き、夢や希望を叶えるために必要となる資金計画をはじめ、各金融商品の基本的なしくみや特性、リスクとリターン、ドルコスト平均法等を活用した資産形成ノウハウなど、経済学部や経営学部の学生、金融業界等への就職を目指す学生に限らず、万人がおさえておきたい「金融能力(Financial capability)」を広く身につけ、効果的で具体的な行動が取れるようになることが期待できる。

授業の方法としては、各回の講義資料をmanaba+Rのコンテンツに掲示する。経済の最新の出来事や資産形成に活かせる話題なども紹介しつつ、基本的に講義形式で授業を進める。授業では、私語を慎み毎回静粛に受講するとともに「なぜ」と自分の頭で考える訓練のほか、課題や小テスト等の提出期限を厳守していただきたい。

受講生の到達目標

各ライフステージの重要な意思決定の場面で、的確な行動やより良い判断へ導くリテラシーを養い、Financial wellbeingを目標に、金融とその背景となる経済知識について、基礎的な内容から実務の入口までを理解すること。

・金融や市場のさまざまな働きを知り、社会や自分との関わりについて理解すること。
・Financial capabilityを習得し、自ら主体的に判断して行動につなげること。
・自己のライフプランに基づき資金計画を立て、資産形成における課題を発見し、適切な解決策を考えられるようになること。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

ガイダンス

金融教育の重要性について学ぶほか、投資シミュレーションゲームの参加方法等について説明する。【+R 授業】詳細は manaba+R を参照

2

セーフティネット

金融や金銭のトラブルに巻き込まれないように、また巻き込まれた際はどこに支援を求めれば良いのか、などについて説明する。

3

ライフプランニング1

教育資金や住宅資金など、将来設計や家計の資金管理について説明する。

4

ライフプランニング2

老後資金など、将来設計や家計の資金管理のほか、キャッシュフロー表の課題について説明する。

5

金融・経済のしくみ1

実体経済と金融市場について説明する。

6

金融・経済のしくみ2

経済活動と金融の役割について説明する。

7

金融商品の特性とリスクマネジメント

さまざまな金融商品の特性のほか、リスクとリターンの関係や、リスク・コントロールについて説明する。

8

アセットクラスの基礎知識 株式1

株式ならびに株式投資の基礎について説明する。

9

アセットクラスの基礎知識 株式2

企業・市場の分析、ESGなどについて説明する。

10

アセットクラスの基礎知識 債券1

債券の基礎について説明する。

11

アセットクラスの基礎知識 債券2

金利と債券価格、SDG'sなどについて説明する。

12

アセットクラスの基礎知識 投資信託

投資信託のしくみ、ならびに投資信託の売買や評価に加え、投資シミュレーションゲームの報告書提出について説明する。

13

アセットクラスの基礎知識 外貨建て金融商品

外貨建て金融商品の特性や売買、為替市場などについて説明する。

14

アセットクラスの基礎知識 デリバティブ

先物、オプション、スワップなどに関しての基礎を説明する。

授業実施形態

基本的に対面授業で実施するが、小テストや課題のフィードバックなどについては、オンデマンドで実施する場合がある。
授業参加前に出席要件のひとつとなるアンケートに回答する。
授業後に成績評価対象のひとつである小テストに解答する。
コースニュースにて告知したURLに授業録画ファイル等を格納しておくので復習する。
質疑応答に関しては、基本的に授業中・授業後に受ける。
それ以外の時間に関しては以下のメールアドレスにて対応する。
matsunot@fc.ritsumei.ac.jp

授業外学習の指示

事前に講義資料などで予習、事後に復習のほか、金融・経済に関するニュースや記事の確認などを行うこと。
アンケートへの回答や小テストの解答、課題の提出を指定期限内に実施すること。
ドルコスト平均法を体験するため、投資シミュレーションゲームにエントリーし、毎週の注文発注を行うこと。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

集合しての定期試験は実施しない。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

レポート試験は実施しない。

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

小テスト、キャッシュフロー表の作成・提出、投資シミュレーションゲームへの参加と報告書の作成といった課題に加え、受講態度、質疑応答、課題・討議などを評価する。

成績評価方法(備考)

「上記以外の試験・レポート、平常点評価」について以下のような配点を予定している。
・キャッシュフロー表の作成・提出については30%
・投資シミュレーションゲームへの参加と報告レポートの作成・提出については30%
・小テストについて20%
・アンケート、質疑応答、受講態度などについて20%

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
今日から役に立つ、経済の読み方と投資の基礎 金融知力普及協会 金融知力普及協会 978-4907341008
株式投資 ジェレミー・シーゲル 日経BP 978-4822246808

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

株マップ.com
https://jp.kabumap.com/
投資シミュレーションゲームで必ず使う。

にっぽんのカイシャ
https://apps.apple.com/jp/app/%E3%81%AB%E3%81%A3%E3%81%BD%E3%82%93%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%A3/id1265838488
上場企業を調査する際に利用できるアプリのダウンロードサイトである。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/