授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
33152:[2025 秋セメスター]都市防災工学Ⅱ (9T) § 33153:都市防災工学Ⅱ(X6) 2025 秋セメスター 木4 理工学部 小林 泰三、里深 好文 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 403号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

我が国は、古くから地震、火山、豪雨、台風など様々な自然災害により多大な被害を受けてきた。近年では、極端な集中豪雨の頻度増加などにより、河川の氾濫や土砂災害といった「水」と「土」に関連する災害リスクが高まっている。本講義では、災害に強いまちづくり・国づくりを考える上で切り離すことのできない「水」と「土」に関わる災害の実態を知り、その発生メカニズムや対策技術などを工学的な見地から学ぶ。
 前半では、河川工学をベースに、河川の形成メカニズムを踏まえたうえで、水の流れを制御する技術や利用する技術などを学ぶとともに、海岸や港湾における災害やその対策について学ぶ。後半では、土質力学・地盤工学をベースに、地盤に関連する災害、すなわち斜面災害(地すべり、がけ崩れ、土石流)、液状化、地盤沈下、地下水・土壌汚染について考えるとともに、これらの災害から身を守るためのリスクマネジメント手法を学ぶ。

対面授業の場合は、スライドや板書等による講義中心の授業を行う。オンライン授業の場合は、manaba+Rに掲載する資料による自習を基本とするが、ZOOMによる遠隔ライブ講義やオンデマンド講義を行うことがある。

受講生の到達目標

・環境都市工学の主要分野の知識にもとづく、災害に関する知識の涵養
・災害対策に関する知識および計画能力の涵養
・技術者倫理を含む環境都市工学、特に防災工学に関する専門分野の幅広い知識と応用能力の涵養
・災害および防災分野の知識を統合して、主体的に問題を探求し、組み立て、解決する能力の涵養
・最新の災害対策技術の動向を理解し、それを説明できる十分なコミュニケーション能力の涵養

【教育目標】
(C-3) 地域特性の理解,広域の環境質の観察に基づき、自然災害などの防災および環境改善に関わる諸課題を解決する基礎的技術を理解できる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

防災工学入門、水理学(I、II)、土質力学(I、II)を履修していることが望ましいが、必須ではない。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
-

+R授業対象科目。第14回に+R授業を実施(里深分10分と小林分10分)。詳細はmanaba+Rを参照。

1/里深

河川工学の役割

開水路、洪水の伝播、貯水池、河口、地下水・浸透流、流れの計測、数値解析法

2/里深

河川地形

河川地形の種類、地形計測、流砂、流路・河床変動

3/里深

水および土砂の流出

水循環、気象、降雨流出、土砂の生産と輸送

4/里深

治水

治水の必要性、河川法、計画高水、水防、河川の分派および合流

5/里深

利水と河川環境

利水の必要性、水源地による水資源開発、貯水ダムによる水資源開発、河道内の生態系、河川環境の保存と創生、水質、河川の親水および景観整備

6/里深

港湾整備と災害対策

高潮・津波、港湾計画、港湾物流、港湾BCP

7/里深

授業の総括、理解到達度試験(里深担当分)

理解度到達試験は30分程度

8/小林

地盤災害と地盤工学の役割

土質と地質、地盤災害リスク

9/小林

斜面災害(1)

斜面災害の種類、発生メカニズム

10/小林

斜面災害(2)

斜面災害の対策技術(ハード、ソフト、モニタリング)

11/小林

液状化(1)

液状化の被害、発生メカニズム

12/小林

液状化(2)

液状化の発生予測、対策技術

13/小林

砂漠化・土壌劣化,地盤沈下、地下水・土壌汚染

被害状況、発生メカニズム、対策

14/小林

地盤災害のリスクマネジメント、理解到達度試験(小林担当分)、授業の総括

法令、ハザードとリスク、リスクマネジメント
授業の総括は20分のVOD授業(里深分10分、小林分10分)とする

授業実施形態

対面で行う

授業外学習の指示

日頃から自然災害や防災関連の情報、ニュースに関心を持ち、積極的に知識を得るよう努めることが望まれる。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

備考欄を参照されたい

成績評価方法(備考)

【対面授業の場合】
・出欠確認:教室にて出欠確認を行う。
・平常点評価:宿題やレポート等の取り組み状況、授業中に行う到達度確認試験等の結果を総合的に評価する。
・欠席回数が全授業回数の1/3を超える場合には単位を認めない。

【オンライン授業の場合】
・出欠確認:オンラインで出欠確認を行う。課される宿題(小テストやレポートなど)の提出をもって、その宿題が課された授業を出席したと見なす場合もある。
・平常点評価:課される宿題(小テストやレポートなど)の内容を評価する。
1) 各回の宿題は、授業開始時刻までにmanaba+Rを通じて指示する。
2) 宿題の提出期限は、manaba+Rを通じて適宜指示する。小林担当回は、課題が出された翌週の授業開始時刻までを原則とする。
3) 期日までの課題未提出が全体の1/3以上になる場合(つまり、欠席回数が1/3以上となる場合)、単位を認めない。

以上を原則とするが、状況によって例外もありうる。その都度、manaba+Rを通じて連絡するのでこまめに確認すること。
。

受講および研究に関するアドバイス

必要に応じて講義中に適宜指示する。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は特に使用しない。必要に応じてプリント等を配布する。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
自然災害と防災の事典 京都大学防災研究所 丸善出版株式会社 978-4-621-08445-8 C 3044
防災工学 上石 勲、他 理工図書 978-8446-0789-0
防災工学 渕田邦彦、他 コロナ社 798-4-339-05520-7
河川工学 竹林洋史 コロナ社 978-4-339-05629-7
『絆』津波からいのちを守るために 国際津波・沿岸防災技術啓発事業組織委員会 ウェイツ
みなとが紡ぐ未来 日本を元気にするみなとづくり実行委員会 ウェイツ

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

必要に応じて講義中に適宜指示する。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話

備考


【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/