授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
30124:[2025 春セメスター]分析化学Ⅲ(MA) 2025 春セメスター 月4 生命科学部 稲田 康宏 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 102号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

分析・無機化学Ⅰおよび分析化学Ⅱで習得した酸塩基平衡、錯形成平衡、沈殿平衡の概念に加え、酸化還元平衡の概念を平衡論の立場から学習する。電池の起電力や半電池反応を理解し、電極電位とネルンスト式の意味を習得した上で、容量分析法に利用される酸化還元反応系について解説する。さらに、分配平衡の概念を習得し、液相間での溶媒抽出やその他の相間での物質の分配現象を理解する。それを基に、クロマトグラフィーによる分析手法の原理について学習する。

受講生の到達目標

・酸化還元平衡に関する平衡論的概念を習得する。
・電極電位、標準電極電位、起電力の意味を理解し、ネルンスト式が意味するところを習得する。
・電極電位と化学反応の関係を理解する。
・酸化還元滴定の原理を理解する。
・分配平衡に関する平衡論的概念を習得する。
・溶媒抽出とクロマトグラフィーの原理を理解する。

事前に履修しておくことが望まれる科目

分析・無機化学Ⅰと分析化学Ⅱ

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等

本科目は+R授業対象科目。第1回に+R授業を実施。詳細はmanaba+Rを参照

1(対面)

溶液内平衡概論(1)

活量、平衡定数、標準自由エネルギー変化、化学ポテンシャル

2(対面)

溶液内平衡概論(2)

平衡定数、酸塩基平衡、pH緩衝液

3(対面)

溶液内平衡概論(3)

錯形成平衡、沈殿平衡

4(対面)

酸化還元平衡(1)

酸化剤、還元剤、半電池式、起電力、自由エネルギーと電位

5(対面)

酸化還元平衡(2)

ネルンスト式、電極電位、標準電極電位

6(対面)

酸化還元平衡(3)

標準水素電極、銀-塩化銀電極、カロメル電極

7(対面)

酸化還元平衡(4)

イオン化傾向、標準電極電位と平衡定数

8(対面)

酸化還元平衡(5)

酸化還元反応の向き、pH依存性

9(メディア授業)

酸化還元平衡(6)

電気分解、アノード、カソード

10(対面)

酸化還元平衡(7)

酸化還元滴定、ヨードメトリー

11(メディア授業)

分配平衡(1)

溶媒抽出、分配定数、分配比、抽出率

12(対面)

分配平衡(2)

酸塩基効果、錯形成効果、二量体生成の効果

13(対面)

分配平衡(3)

多段階抽出、向流分配、クレイグ抽出装置

14(対面)

分配平衡(4)

クロマトグラフィー、クロマトグラム

授業実施形態

対面授業を12回、オンデマンド型のメディア授業を2回

メディア授業については、manaba+R上で提示する教材(ナレーション入り動画)を視聴して学習する形とする。メディア授業の詳細については、第1回目の授業で説明する。

授業外学習の指示

授業内容の理解を深めるために、manaba+Rに提示するナレーション付き教材を視聴するなどして復習し、理解を積み重ねていくことが重要である。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

授業内容に関する課題を、manaba+Rの小テストあるいは授業内の小テストで回答することで、学習の状況を評価する。必要に応じて、レポート課題(manaba+Rからファイルで提出)の内容を加味する。

成績評価方法(備考)

メディア授業(オンデマンド型)を行う場合には、教材の視聴状況(各回の授業の出席状況)を「閲覧履歴」で確認するため、必ず自分のIDでmanaba+Rにログインした上で教材を視聴すること。

受講および研究に関するアドバイス

復習と予習を充分に行い、各回の講義内容を確実に理解していくことが重要である。本を読んで知識を詰め込むだけではなく、必ず自分で内容を理解し、数式を立て解答を導くように日頃から取り組むとよい。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
溶液内イオン平衡に基づく分析化学 第2版 姫野貞之・市村彰男 化学同人 978-4-7598-1188-9 分析化学に関する標準的な教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書の6章と7章について講義を行うため、ほぼ毎回、講義中に参照する。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
分析化学1基礎編 クリスチャン 丸善 978-4621075548
定量分析化学 デイ・アンダーウッド 培風館 978-4563041519

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

特になし。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

特になし。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/