授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
33264:[2025 春セメスター]特殊講義(専門)Ⅱ(8D) 2025 春セメスター 金4 理工学部 青柳 憲昌、遠藤 直久、吉富 信太 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 402号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

現代日本の建築界で注目されている木質構法・伝統木造について、その構法の歴史、建築生産システム、力学的理論の講義や演習を通して、木質構法デザインの重要性を学びつつ、これからのあり方を考えるための授業。
 具体的な授業内容は、主に下記3つのテーマで構成される。①日本近代における「伝統木造」解釈による構法デザイン史、および構法デザインの設計課題、②木造構法の仕組み、力学的特性、木材の特性と加工・施工技術の解説(防火・耐火に対する技術的配慮を含む)、③木造の部材接合技術(継手・仕口)などの大工技術や土壁などの左官技術を再現した実物大模型の作成や、その模型を用いた加力試験などの力学的実験など。

受講生の到達目標

現代建築界における木質構法デザインの重要性を学びつつ、これからのあり方を考える。①構法の歴史についての理解を深めるとともに構法デザインの設計手法について学ぶ(青柳パート)。②木材の性質・木造の各構法・大工技術(継手仕口など)の基礎知識を学ぶ(遠藤パート)。③木質構法の接合部の仕組みの理解と要素実験による構造性能の評価手法について学ぶ(吉富パート)。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
-

+R授業対象科目。詳細はmanaba+Rを参照。

1 青柳・遠藤・吉富

オリエンテーション

授業の目的と主旨、日本の構法史、木質構法の概説、伝統構法の構造評価

2 遠藤

木材の基本特性(1)

木材とは、植生としての樹木、木製材の需要と供給(国内・国外)、木材の性質(化学的、力学的)、木質構法の概要(伝統工法、在来工法、204工法、CLT工法ほか)、大工加工技術(接合部、仕口・継ぎ手、木工具)

3 吉富

木質構法の接合部の仕組み 

伝統木造の仕口、金物を使った接合

4 吉富

木質構法の材料実験 

木材の異方性、集成材、LVL、CLT

5 吉富

木質構法の接合部の実験 

伝統木造仕口、金物、ドリフトピン、引きボルト接合

6 吉富

木質構法を利用した設計事例 

木質構造デザイン

7 青柳

構法ディテール設計課題(課題説明)

構法ディテールの設計手法について、各部構法の変遷、ディテール設計理念

8 青柳

近代建築家による「日本」のディテールの講義(1)

近代テクノロジーの地域化、RC造による木質構法、丹下健三、前川国男

9 青柳

近代建築家による「日本」のディテールの講義(2)

伝統構法の批判的合理化、近代における伝統構法、吉田五十八、堀口捨己

10 青柳

構法ディテール設計課題 エスキス

エスキス・チェック(図面・模型)

11 遠藤・青柳

木質構法(木造)の可能性

木質構法(木造)の実践者によるレクチャー(仮)、木材加工の実践に向けたエスキス、木材加工の安全対策レクチャー

12 遠藤・青柳

木材加工の実践1

構法ディテール設計課題と連動した実践的な木材加工

13 遠藤・青柳

木材加工の実践2

構法ディテール設計課題と連動した実践的な木材加工

14 青柳・遠藤・吉富

構法ディテール設計課題の講評会

全体講評会

授業実施形態

全て対面で実施する

授業外学習の指示

・日本建築史・近代建築史における構法関連の書籍を読むこと。
・『建築材料用教材』(日本建築学会)、『構造用教材』(日本建築学会)などで木材・木造の基礎を自習しておくこと(講義では用語解説には多くを割けないため、講義に持参することが望ましい)。
・近年の『新建築』などの建築雑誌で木質構法・木造建築による建築作品について調べておくこと。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

授業内の提出物、授業内の発表、授業姿勢(積極性・自主性)等によって評価を行う。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
『建築家による「日本」のディテール』 青柳憲昌 彰国社 978-4395321964
『建築材料教材』 日本建築学会 日本建築学会 978-4818922068
『構造用教材』 日本建築学会 日本建築学会 978-4818904446

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/