Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
33845:[2025 Summer(Intensive)1]Topics in Economics II Introduction to Financial Analysis(E) 2025 Summer(Intensive)1 College Of Economics MIYOSHI HIDEKAZU 2

Campus

BKC

Class Venue

BKC

Language

Japanese

Course Outline and Method

 夏季集中講義である。集中して学ぶことができる。事前登録が必要となるので注意してほしい。
今年から授業方法と内容を変更する。講義形式で行うが確実に身に着けてもらうため単元ごとに演習問題を解いてもらい自己採点をおこなってもらう。質問は都度受け付け、受講生の共有財産とする。
 内容は証券アナリスト一次試験の基礎となる内容であるが基礎的な知識や陥りやすい疑問を含めて解説するので本格的にアナリストを目指す学生には特に有意義である。
 さらに本講義の内容は金融リテラシー向上のために有意義である。企業では社内教育や福利厚生の一環として金融教育を人事総務部が行っている。それは退職金として確定拠出年金制度が導入され自己責任のもと従業員がているからだ。つまり、退職金の額は自分の運用能力しだいで決定する。
このようにこの講義は金融リテラシーに有用であるというだけではなく、上場会社ではM&Aが最大の投資となっていることから本講義の知識が実はM&Aの基礎となるため、アナリストを目指す学生だけではなく、インベストメントバンキング部門の金融機関や一般事業法人の経営企画部門、IR部門の担当者を目指す学生にとっても有用である。
 就職活動を通じて企業と接点をもつことになる学生がここでの学習を元に企業活動の実態を理解する上で役立つ。企業とは何か、その活動を支える資本市場の意義を理論と実例から学び次世代を担う人材となり有意義な人生をおくってほしい。

Student Attainment Objectives

1.金融・証券分析の基礎知識を学ぶことができる。
2.企業の行動原理を理解することができる。
3.現実のトピックスを通して企業活動のタイナミズムを実感できる。

Recommended Preparatory Course

基礎的な学習から行う。確実に知識を定着するために授業の中で復習をおこなう。
講義では理論的な内容(理論がどのように実際にいかされているか)を講義する。その後、経済新聞の読み方について講義をおこなう。特に就職活動を取り組んでいる学生には企業選択をする目を養成できるような講義であるので、身近に考える習慣をもって望んでほしい。

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
1

株式の意義

バランスシート上の株式、上場することの意義、経営者にとって株主の存在とは何か、株式の法的な意義とは何か、株価はどうすれば上昇するか、株価はどのように決定するか。

2

株式市場と株価の決定理論

前回の確認QA10分、
株式の評価、DDM、収益率、効率的市場仮説、予測と情報、EPS、PER、PBR。

3

株価の決定理論と周辺知識

前回の確認QA10分、
金利と将来価値、単利と複利、期待リターンとリスク、資産評価、DCM、定率成長キャッシュフローの評価。

4

債券とは何か

前回の確認QA10分、
債権と債券、バランスシート上の債券の意義、債券の仕組み、種類、発行体、期間と格付

5

債券の理論価格

前回の確認QA10分、
債券の利回りと価格の関係、債券の理論価格、イールドカーブ、残存期間の短長とクーポンの大小の価格への影響、

6

債券投資分析

前回の確認QA10分、
マコーレーのデュレーション、修正デュレーション、コンベクシティの意味。

7

デリバティブとは

前回の確認QA10分、
デリバティブとは、評価の基本、先渡取引と先物取引の仕組み、裁定取引

8

オプション取引

前回の確認QA10分、
オプション取引の仕組み、制度と種類、コールとプットのそれぞれの損益曲線、本源的な価値と時間価値。

9

デリバティブの投資戦略

前回の確認QA10分、
ヘッジ、リスクテイキング、アービトラージ。

10

現代ポートフォリオ理論1

前回の確認QA10分、
証券投資のリスクとリターン、効用関数、リスクに対する態度、平均分散アプローチによる効用関数。

11

現代ポートフォリオ理論2

前回の確認QA10分、
複数資産による分散効果、効率的フロンティアの特徴、資産最適化、安全性資産を含むポートフォリオと分離定理。 

12

現代ポートフォリオ理論3

前回の確認QA10分、
資本資産評価モデルと市場ポートフォリオ、市場ポートフォリオの有用性、資本市場線、証券市場線

13

資産運用の実践1

前回の確認QA10分、
投資政策とポートフォリオマネジメントのプロセス、ポリシーアセットミックス、資産クラスの期待リターンとリスク、リバランス

14

資産運用の実践2

機関投資家の運用方法、年金運用と資産運用、ESG投資とスチュワードシップコード。個人投資家の資産運用、リスク許容度、ライフサイクル、リスク測定の考え方、ベンチマーク。
【+R授業】授業内で指示します

Class Format

対面による授業実施

Recommendations for Private Study

復習に重点を置いて学習してもらいたい。授業は現代投資理論の基づいた世界標準の内容である。授業で内容の理解度の確認のためQAを設定している。講義を聴くだけでは自分の実力とはならない。手を動かし、電卓をたたいて初めて習得できるものと心得る。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written) 0

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)
0

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

日常的な授業における取組状況の評価45%(授業に積極的に参加したり卓越した発言などは加点することがある。)とレポート課題55%で決定する。レポートは授業中に開示する。

Grade Evaluation Method (Note)

授業に積極的に参加したり卓越した発言などは加点する。

Advice to Students on Study and Research Methods

積極的に努力し復習することを奨励したい。
経済や金融は現実の世界で動いている。日々変動する金融理論は机上の空論ではない。
また、就職時期になって対策を立てるようなことでは心もとない。経済の基礎的な知識は大学生の早い時期にしっかりと身に着けておくと視野を広げる意味でもよい。

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

板書を中心に講義をおこない、適宜、HPを参照する。

Reference Books

Title Author Publisher ISBN Code Comment
新版ファンドマネジメント大全 三好秀和編著 同友館 9784496055874

Reference Books (Frequency of Use, Note)

多くの運用会社で利用されている実務書である。学生には運用会社の業務内容を知る上で有益であるが参考程度で購入する必要はない。高額なため図書館で貸し出しを受けるのがよい。

Web Pages for Reference

日本証券アナリスト協会のWEBにはアナリスト講座の申込みだけではなく、企業のIRセミナーを学生に公開している。学生会員として登録すれば経営者を身近に感じることが可能となる。
http://www.saa.or.jp/

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Communication Paper,Talk with Students,Other (Separate instructions will be provided)

Other Comments

ハーバードでは「今あなたは眠って夢を見ることができる。しかし、眠らずに今勉強すれば近い将来、夢を実際に見ることができる」と学生たちの間で話題となっている。24時間勉強する必要はないが授業に集中すべきだし、自宅で勉強できなければ授業に出席すべきである。成績と授業出席率は相関関係が成立している。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/