授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
51596:[2025 春セメスター]国際金融論(B) 2025 春セメスター 木3 経営学部 猪口 真大 2

キャンパス

OIC

授業施設

AN310講義室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

国際金融の基礎的な内容を講義します。

現在、資本は国際的に移動し、世界各国の経済活動や金融市場とも密接な関係を持っています。たとえば、2008年の米国を震源とした世界金融危機は世界各国の経済に影響を与えました。日本でも、最近の為替レートの変動によって輸入製品の値段も大きく変化しました。このように為替相場や資本フローは企業の活動や私たちの生活にも大きく関係しています。国際金融に関する問題は、経済や企業活動にとって大きな影響を持つ重要なものなのです。

講義では、為替レートの決定や資本移動によって発生する問題等、国際金融論の幅広い基礎的な内容を取り上げる予定です。また、適宜、現実の問題に関する議論も紹介します。

受講生の到達目標

(1)国際金融の基礎的な知識を習得する。
(2)国際金融の基礎知識を用いて、外国為替や資本移動に関する現実問題を理解し説明することができるようになる。
(3)国際金融の様々な問題に対して自分なりの意見を主張できるようになる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

経済学入門、金融論、マクロ経済学、および、ミクロ経済学。いずれも本講義の理解に有用な基礎知識を学習する科目です。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

国際金融論の学習内容と目的

国際資本移動、国際収支、外国為替相場、開放経済下の経済学政策、通貨危機
※メディアを利用した授業(オンデマンド型)を実施
※【+R 授業】詳細は manaba+R を参照

2

国際金融取引

国際収支表、国民経済計算、金融取引、異時点間の最適化、資本移動、資本の自由化

3

外国為替相場の仕組み

名目為替レート、実質為替レート、実効為替レート、直物レート、先渡レート

4

為替レート決定要因:為替相場と物価

一物一価の法則、購買力平価、物価変動

5

為替レート決定要因:為替相場と利子率(1)

カバー付き金利平価、カバーなし金利平価、金利裁定、オーバー・シューティング

6

為替レート決定要因:為替相場と利子率(2)

カバー付き金利平価、カバーなし金利平価、金利裁定、オーバー・シューティング

7

為替相場と国際収支(1)

マーシャル・ラーナー条件、Jカーブ効果

8

為替相場と国際収支(2)

マーシャル・ラーナー条件、Jカーブ効果

9

為替介入と為替相場制度(1)

変動為替相場、固定為替相場、為替介入の効果、不胎化

10

為替介入と為替相場制度(2)

変動為替相場、固定為替相場、為替介入の効果、不胎化

11

開放経済下のマクロ経済政策(1)

マンデル・フレミング・モデル、金融政策、財政政策

12

開放経済下のマクロ経済政策(2)

マンデル・フレミング・モデル、金融政策、財政政策

13

通貨危機

投機的攻撃、危機の伝染、国際通貨基金

14

通貨統合および国際金融の様々な問題

最適通貨圏、ユーロ、基軸通貨、世界金融危機

授業実施形態

対面での講義を実施します。ただし、第1 回については、受講登録者数が定まっておらず、教室内が密集する可能性があるため、メディアを利用した授業(オンデマンド型)を実施します。また、講義担当者の出張や体調不良等の種々の事情により、授業スケジュールの記載とは異なり、メディアを活用した授業回が生じることがあります。その場合は、manaba+R を活用して事前にアナウンスを行います。

授業外学習の指示

国際金融論についての入門レベルの本(できれば複数)を事前に読み、講義内容のおおよそのイメージを理解したうえで講義に臨んでください。さらに、講義後、ノートと図書で復習して講義内容の理解を深めると同時に、現実の問題を自分なりに考察してみてください。なお、本は自分に合うものを購入するのが良いでしょう。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

講義期間内に行う小テスト(30%)および講義期間終了後に実施するオンライン試験(70%)で評価を行います。いずれにおいても、国際金融の基礎的な知識を習得し、かつ、その知識と国際金融分野の現実問題との関係を理解できているかを問うことになります。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

特に復習の際、参考書等を丁寧に読み、講義内容を理解するようにしてください。講義と自習を通じて自分だけのノートを作成するとよいでしょう。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

国際金融の学部生向け入門テキストで、自分に合う本を購入するのが良いでしょう。たとえば次のようなものがあります:高木信二『入門国際金融』日本評論社、 橋本優子・小川英治・熊本方雄『国際金融論をつかむ』有斐閣、 藤井英次『コア・テキスト国際金融論』新世社。なお、これらに限らず、自分に合う本を購入するのが良いと思います。判断がつかない人は相談に来てください。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

上記のとおり、質問等のやり取りは、原則、教室とManabaの掲示板で行います。

【留学帰国者(「留学終了届」が春学期授業開始日から4月末までに受理された学生)への課題】
出席できなかった授業回の授業内容を確認し、自学自習を行ってください。そのうえで、欠席1回について1つの課題が課されますので、それぞれA4用紙1枚以上にまとめて、5月末までに担当教員へ提出して下さい。課題については、担当教員に直接問い合わせてください。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/