| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 50456:[2025 春セメスター]ゲーミング&シミュレーション(P) | 2025 | 春セメスター | 土 | 政策科学部 | 近藤 敦、豊田 祐輔、山上 亜紗美 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
教育とは政策現象であり、学習とは個体脳の自発的な対象理解である。しかしゲーミング&シミュレーションでは、上記のように集団による学習機能という面も有している。
またゲーミング&シミュレーションで描かれる社会は、複数の個体の脳が連携し相互作用するため、現在までの見落とされていたり、あるいは隠されていた因果関係を発見することができる。しかもそこで描かれた社会は現在存在しない未来の状況をも想定するものである。
このような複数脳のリンクにより、問題発見や問題解決にあたる未来への言語であるゲーミング&シミュレーションは、教育方法論(教授法)というよりも、むしろ集団を通じての学習方法論である。
このように、この授業では政策デザインのための基礎的な手段として不可欠なゲーミング&シミュレーションという方法論を、ゲーミング&シミュレーションの実際の演習ならびに開発を通じて習得し、さらにはこのような習得の中で受講者の政策マインドの涵養を目指している。
今年度は国際政治・国際関係に関するゲーミング&シミュレーション、防災に関わるゲーミング&シミュレーション、そして難民問題に関するゲーミング&シミュレーションを受講生には学んでもらう予定でいる。なお受講者数とチーム編成により進行について多少の変更があり得る。
受講生の到達目標
(5月2日 金曜日23時59分まで〔厳守〕) レポートの詳細については下記の「授業外学習の指示」を参照。
・ ゲーミング&シミュレーションは、ブリーフィング、ゲーミング&シミュレーション、ディブリーフィングという流れの中で行うため、1回に3時間から5時間の時間が必要と考えている。
・ “Learning by Doing”の原則を習得するため、全演習を通じた参加が望ましい。
・ 毎回演習グループ(チーム)を編成。
・ 一部のゲーミング&シミュレーションでは、各自のノートPC持参が必要な場合もある。そのような場案には事前に告知を行う。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
|---|---|
| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1(4月19日2限:近藤) | ゲーミング&シミュレーションとは何だろうか? |
導入、アイスブレイク |
|
| 2(4月19日3限:近藤) | ゲーミング&シミュレーションの概略:理論・意義・歴史 |
理論、意義、歴史 |
|
| 3(4月19日4限:近藤) | 政治分野におけるゲーミング&シミュレーションの利用 |
紛争解決、合意形成 |
|
| 4(4月19日5限:近藤) | ゲーミング&シミュレーションの開発に向けて |
ゲーミング&シミュレーションの開発 |
|
| 5(5月10日2限:豊田) | 防災に関わるゲーミング&シミュレーション体験 |
仮想体験学習、役割演技、知の統合 |
|
| 6(5月10日3限:豊田) | 防災に関わるゲーミング&シミュレーションのふりかえり |
ディブリーフィング、倫理的配慮(回復)、評価 |
|
| 7(5月10日4限:豊田) | ゲーミング&シミュレーション開発へ向けた詳細説明、グループワーク |
特長、プロセス、考慮事項 |
|
| 8(5月17日2限:山上) | 国際関係論ゲーミング:ブリーフィング |
国際関係論にかかわるゲーミングのブリーフィング |
|
| 9(5月17日3限:山上) | 国際関係論にかかわるゲーミング:実施① |
国際関係論に関するゲーミング&シミュレーションを中心に、事例と開発のプロセスについて学習する。 |
|
| 10(5月17日4限:山上) | 国際関係論にかかわるゲーミング:実施②+デブリーフィング |
国際関係論に関するゲーミング&シミュレーションを中心に、事例と開発のプロセスについて学習する。 |
|
| 11(5月17日5限:山上) | ゲーミング&シミュレーション開発へ向けたグループワーク |
ゲーミング&シミュレーション開発に向けてグループワークごとに取り組む。 |
|
| 12(6月14日2限:近藤) | グループ・ワーク:ゲーミング&シミュレーションの開発、発表・実演の準備 |
ゲーミング&シミュレーションの開発と発表・実演のための準備 |
|
| 13-14(6月14日3~4限:近藤) |
ゲーミング&シミュレーションの発表・実演(プレイ)
|
発表・実演、ディスカッション |
授業実施形態
授業外学習の指示
1 この本の中で自分が注目した点。
2 自分が開発したいゲーミング&シミュレーションの内容。
3 上記の開発したいゲーミング&シミュレーションに関係する自らの今までの研究内容もしくは自分の問題意識、興味・関心事。
以上の内容をA4で4ページ以上6ページ以内でレポートを作成し、5月2日金曜日23時59分までにmanaba+Rに提出すること。これをもとに2回目以降の授業時にグループワークのチームを編成する。
・グループワークでは、学生の興味関心が多岐にわたりグループ内でも希望するテーマが多岐にわたる可能性があるため、グループテーマを決めるための議論をしっかり行うこと。
・出欠:ゲーム毎に開始前に出欠を確認。なお全回数の2/3以上出席が必須。
・13-14回目の授業におけるゲーミング&シミュレーションの発表・実演ならびにそこでのコメントに基づいて最終的な修正を行ったゲーミング&シミュレーションの提出が必要。
・授業に関する質問は、次のアドレスのメールを使って下さい。
toyoday@fc.ritsumei.ac.jp (豊田)
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | ||
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
||
| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | ・事前レポートの提出なき場合はFとする。
|
成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
教科書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 『大学の学びを変えるゲーミング』 | 近藤敦・豊田祐輔・吉永潤・宮脇昇 編著 | 晃洋書房 | 9784771032453 | 事前レポートの作成に必要な文献。 |
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 『社会デザインのシミュレーション&ゲーミング』 | 兼田敏之 | 共立出版 | 9784320096349 | |
| 『ゲーミングシミュレーション:未来との対話』 | Richard D. Duke | アスキー | 9784756139009 | |
| 『ゲーミングシミュレーション』 | 新井潔, 兼田敏之, 加藤文俊, 中村美枝子, 高木晴夫, 木嶋恭一, 出口弘 | 日科技連出版社 | 9784817161857 | |
| 『リスク・コミュニケーション・トレーニング : ゲーミングによる体験型研修のススメ』 | 吉川肇子 編 | ナカニシヤ出版 | 9784779506970 | |
| 『テキスト文化遺産防災学』 | 立命館大学「テキスト文化遺産防災学」刊行委員会 | 学芸出版社 | 9784761525491 | 「災害体験を教訓に変える ゲーミングによる「気づき」と「共有」の防災学習」、131-146ページ |
| 『シミュレーション教材「ひょうたん島問題」』 | 藤原孝章 | 明石書店 | 9784750327211 | |
| 『ゲーミング・シミュレーション作法』 | Cathy S. Greenblat | 共立出版 | 9784320027046 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/