授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14685:漢文文献読解(LA) § 14686:漢文史籍読解(LA) 2019 春セメスター 火1 文学部 芳村 弘道 2

キャンパス

衣笠

授業施設

敬学館KG210号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【中国古典文学文献を読む】
 古典漢語の文献を日本伝統の訓読法を用いて読む能力を高めることが、本授業の第一の目的である。入念な予習をもとに授業で担当箇所の読解を行い、その是非を検討して古漢語の知識(漢字、語彙、語法)を豊かにしてゆき、各自の研究の基礎を養成する。なお現代中国語との関係にも注意したい。
 書き下し文の課題提出の後に添削修正を行い、習得の度合いを確認することも行う。
 

受講生の到達目標

・古漢語に関する知識を習得し、漢字文化を理解することができる。
・漢文の読解力を高めることができる。
・古典を学び、人間性を深めることができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

東洋学のための言語入門、中国文学概論

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1・2

漢文訓読の基本

漢語の特色、返読、返り点、送り仮名、訓点記号

3〜8

志怪・伝奇小説を読む

六朝志怪小説、唐代伝奇小説、訓点本、標点本(校点本)、断句本、白文本

9〜14

随筆を読む

筆記小説、雑筆、考証札記

15

中国古典文学文献読解のまとめ(30分)、到達度検証テスト(60分)

授業実施形態

授業外学習の指示

担当箇所の読解に成果を示せるよう、また他の受講生の読解の是非に対する意見が出せるように予習を怠らないこと。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

授業への取り組み方(読解担当の発表、発言、意見交換など)60%、到達度検証テスト40%。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

受講に際しては漢和辞典を必ず携帯すること。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
全訳漢辞海 第四版 戸川芳郎など 三省堂

教科書(使用頻度、その他補足)

このほかプリントを配布する。

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考書は随時、紹介する。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話

備考