授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
30515:[2025 秋セメスター](教)特別支援教育概論 (G2) § 30516:(教)特別支援教育の理論と方法(G2) 2025 秋セメスター 木4 経済学部,理工学部,生命科学部,スポーツ健康科学部,経済学研究科,理工学研究科,スポーツ健康科学研究科,生命科学研究科 宮本 郷子 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 106号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

障害の特性並びに心身の発達、教育課程並びに支援の方法を学ぶ。
具体的には、①インクルーシブ教育の理念を含めた特別支援教育に関する制度及び主な法令の内容、②発達障害を含む特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒の障害並びにそれに伴う困難の特性、③発達障害を含む特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒の心身の発達、心理的特性並びに学習の過程、④発達障害及び軽度知的障害をはじめとする特別な支援を必要とする幼児、児童及び生徒に対する支援の方法、⑤「通級による指導」及び「自立活動」の教育課程上の位置づけ並びに内容、⑥特別支援教育に関する教育課程の枠組みを踏まえ、個別の指導計画及び教育支援計画を作成する意義・方法、⑦特別支援教育コーディネーター、関係機関及び家庭と連携しながら支援体制を構築することの必要性、⑧母国語や貧困の問題等により特別な教育的ニーズのある児童生徒に関する実態把握の方法並びに組織的な対応の必要性について、知識の習得と理解の深化を目指す。
さらに、障害の当事者の手記や当事者への調査研究などを通して、障害児の困難と発達支援に関する学びを深める。

受講生の到達目標

1.教員免許取得を目指すものとして、障害についての基礎的な理解を習得するとともに、教育指導と支援に必要な制度及び組織のあり方について理解する。
2.特別支援教育の理念や特徴を理解し、具体的な教育実践や事例を通して、障害のある子どもや特別な教育的ニーズのある子どもへの指導・支援のあり方と合理的配慮について考える。
3.学校教育における障害のある子どもへの理解、教育課程、学級集団づくり、授業づくり、共感的人間関係の形成などについて理解する。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

学校の子どもたちの様子  特別支援教育について

・学校にいる子どもたちの様子を具体的な実践事例から知る
・特別支援教育についての基礎的な理解
キーワード:特別な教育的ニーズ、困っている子ども、発達障害、発達がゆっくりな子ども、特別支援教育の理念と特徴。発達保障

2

障害とは何だろう  支援と合理的配慮について考える

・人間存在にとって、障害とは何かを考える
・支援と合理的配慮について考える
キーワード:出生前診断、旧優生保護法、児童の権利条約、ICF(国際生活機能分類)、医学モデル、社会モデル、人権モデル、合理的配慮

3

特別支援教育の思想と制度1

・特別支援教育の思想と制度についての基礎的理解
キーワード:日本の障害児教育を切り拓いた人々、近藤益雄、糸賀一雄、発達保障理論、特殊教育、就学猶予・免除、養護学校義務制、権利としての障害児教育
【+R授業】詳細はmanaba+Rを参照

4

特別支援教育の思想と制度2

・特別支援教育の思想と制度についての基礎的理解
キーワード:ウォーノック報告、サラマンカ声明、障害者権利条約、インクルーシブ教育、合理的配慮、特別支援学校、特別支援学級、通常学級、通級による指導、交流及び共同学習

5

発達障害の理解と学校教育1 概論

・発達障害のある子どもの理解を深め、具体的な実践事例から教育指導のあり方を考える
キーワード:通常学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒の実態、教育指導、子ども理解、学級集団づくり、授業づくり

6

発達障害の理解と学校教育2 LD、 ADHD

・発達障害のある子ども、特にLD、ADHDについて理解を深め、教育指導のあり方、学校教育のあり方を考える
キーワード:LD、ADHD、通常学級に在籍する発達障害などの可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査、個別の配慮、学級集団づくり、授業づくり

7

発達障害の理解と学校教育3 ASD(自閉スペクトラム症)

・発達障害のある子ども、特にASD(自閉スペクトラム症)について理解を深め、教育指導のあり方、学校教育のあり方を考える
キーワード:ASD(自閉スペクトラム症)、通常学級に在籍する発達障害などの可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査、個別の配慮、学級集団づくり、授業づくり

8

知的障害のある子どもの理解と学校教育1

・知的障害のある子どもの実践事例を通して、教育指導、学校教育のあり方を考える
キーワード:知的障害、発達診断、子どもの発達のみちすじ、特別支援学校

9

知駅障害のある子どもの理解と学校教育2

・知的障害のある子どもの実践事例を通して、教育指導、学校教育のあり方を考える
キーワード:知的障害、診断基準、DSM5、ICD11、学級集団づくり、授業づくり、特別支援学級

10

肢体不自由児の理解と学校教育  病弱児の理解と学校教育

・肢体不自由の理解、肢体不自由のある子どもの実践事例を通して、教育指導、学校教育のあり方を考える
・病弱児の理解、病弱児の実践事例を通して、教育指導、学校教育のあり方を考える
キーワード:肢体不自由、重症心身障害、病弱児、病弱児教育、院内学級、医療的ニーズ、医療的ケア

11

視覚障害児の理解と学校教育  聴覚障害児の理解と学校教育

・全盲、弱視、視覚障害のある子どもの理解を深め、学校教育のあり方を考える
・聾、難聴、言語障害、聴覚障害のある子どもの理解を深め、学校教育のあり方を考える
キーワード:全盲、弱視、色弱、聾、難聴、言語障害、手話、学校教育、社会参加

12

現代日本と学校教育1

・特別支援学級での教育実践を通して、障害や特別な教育的ニーズをもつ子どもの教育指導を考える
キーワード:特別支援学級、合理的配慮、個別の配慮、学級集団づくり、授業づくり、交流及び共同学習

13

現代日本と学校教育2

・通級による指導の教育実践を通して、特別な教育的ニーズをもつ子どもの教育指導を考える
・教育課程、学習指導要領、個別の指導計画について
キーワード:通級による指導、通級指導教室、自立活動、一人ひとりの子どもの応じた関わり、教育課程、学習指導要領、個別の指導計画、個別の教育支援計画

14

現代日本と学校教育3

・人権としての特別支援教育    ・ライフサイクルと教育・福祉
・支援のための学校体制   ・まとめ
・まとめの試験
キーワード:人権としての特別支援教育、学校体制、青年の学びの場、インクルーシブ教育、子ども・保護者・教師そのれぞれのねがいを束ねる

授業実施形態

対面授業を基本とします。
対面以外の実施形態をとる場合は、適宜指示します。

授業外学習の指示

・毎回の授業内容を丁寧に復習し、次回の授業に向けて授業内容の予告やシラバスのキーワードなどを参考にして予習すること
・授業で使用している教科書や授業内で提示した書籍や資料などに目を通すこと
・授業内容に関係するレポート作成を行う

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

・毎回の授業に積極的に参加し、グループ討論や発言を行う
・毎回の授業の最後に行う小レポートで課題について記述し、小レポートを提出する
・14回目の授業後半で、まとめの試験を行う

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
人権としての特別支援教育 藤本文朗他 文理閣 ISBN978-4-89259-907-1 1818円+税

教科書(使用頻度、その他補足)

毎回の授業で使用し、課題レポートにおいても使用するので、必ず購入すること

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/