Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
34328:Excercises in Social Infrastructures Design (9A) § 34329:Design and Exercises (X6) 2024 Fall Thu1 College of Science and Engineering KOJIMA MARI 2

Campus

BKC

Class Venue

Prism34

Language

Japanese

Course Outline and Method

コンクリート構造物は社会資本形成に多用されてきた.しかし,その耐用年数は60年程度とされる.橋梁に関しては今後20年でそのほぼ50%が築後50年を超えることになる.土木工学を学ぶ技術者としてはその維持更新・長寿命化の課題に直面し克服する上からも,設計理論に通じていることが求められる.講義では,実際の鉄筋コンクリート単純T桁橋の設計を通して,鉄筋コンクリート構造物における鉄筋やコンクリートに生じる応力の算定方法や,鉄筋コンクリート構造物の設計方法,構造細目,図面への表現について学ぶとともに,理解を深めることを目的とする.さらに,設計における技術者倫理に触れ,今後技術者として社会人となるための心構えを考えてもらう.

【※入学年度・所属学科によって履修制限があります。学習要覧および時間割を確認し、受講申請を行ってください。】

Student Attainment Objectives

(1)構造物設計(性能照査型設計法)における設計作業の流れと概要を理解する
(2)鉄筋コンクリート単純T桁橋の設計書(設計計算・設計図面)を完成する
(3)技術者倫理に基づいた行動規範を身につける


【教育目標】
[2018年度以降入学生]
(C-3) 地域特性の理解,広域の環境質の観察に基づき、自然災害などの防災および環境改善に関わる諸課題を解決する基礎的技術を理解できる。

Recommended Preparatory Course

(1)設計計算の理解に必須
   構造力学Ⅰ (作用断面力の算定方法を理解しておく.)
   コンクリート構造学 (曲げ耐力,せん断耐力を理解しておく.)
(2)設計図面の作成に必須
   CAD演習 (到達目標はCAD図面の提出です.)
"

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
1

授業概要と技術者倫理

1.到達目標,進め方,成績評価方法
2.鉄筋コンクリート構造物の概説
3.技術者倫理について事例研究を通して技術者倫理,行動規範を考える

2

鉄筋コンクリート構造物の設計法

1.社会資本(橋梁を含む)の現況
2.設計法の推移(許容応力度設計法,限界状態設計法,性能照査型設計法)
3.コンクリート標準示方書の概説、 4.道路橋示方書の概説

3

演習問題(その1) 曲げを受ける鉄筋コンクリートはりの設計法

曲げ挙動,耐力,応力度,曲げひび割れ幅,設計の流れ

4

演習問題(その2) せん断を受ける鉄筋コンクリートはりの設計法
小テスト

1.せん断挙動,耐力,応力度,設計の流れ
2.押し抜きせん断破壊の概念と設計の流れ
3.曲げおよびせん断を受ける鉄筋コンクリートはりに関する理解度の確認

5

鉄筋コンクリートT桁橋の設計(1)設計条件,床版の設計1

1.設計法に関する理解度の確認、2.性能照査設計の方法とデザイン,設計思想について、3.設計条件の設定 ①一般条件 ②設計荷重 ③材料強度 ④形状寸法(課題の設定) ⑤要求性能
4.片持部床版の死荷重の算定

6

鉄筋コンクリートT桁橋の設計(2)床版の設計2

1.片持部床版の設計 活荷重・断面力の算定,断面形状の決定~かぶり,鉄筋間隔の照査設計~曲げモーメントの算定~使用性・耐久性・安全性の照査

7

鉄筋コンクリートT桁橋の設計(3)床版の設計3

1.片持部の設計 設計進捗状況の確認
2.連続床版の設計 荷重・断面力の算定,断面形状の決定~かぶり,鉄筋間隔の照査~設計曲げモーメントの算定~使用性・耐久性・安全性の照査

8

鉄筋コンクリートT桁橋の設計(4)床版の設計4

1.片持版端部および横桁上の床版の補強
2.構造細目

9

鉄筋コンクリートT桁橋の設計(5)主桁の設計1

1.主桁の設計 ①断面力(設計曲げモーメント・設計せん断力)の算定 ②鉄筋の配置 ③かぶり,鉄筋間隔の照査

10

鉄筋コンクリートT桁橋の設計(6)主桁の設計2,横桁の設計,たわみ,付帯設備の設計,その他

1.主桁の設計2 ④使用性・耐久性・安全性の照査疲労破壊に対する照査
2.横桁の設計
3.たわみ,支承部の設計

11

鉄筋コンクリートT桁橋の設計(7)設計計算書の完成

設計計算書の進捗状況確認

12

鉄筋コンクリートT桁橋の設計(8)一般図の作成

1.図面の構成・配置
2.設計結果の図面作成

13

鉄筋コンクリートT桁橋の設計(9)配筋図の作成1

1.設計結果の図面作成

14

鉄筋コンクリートT桁橋の設計演習(10)配筋図の作成2

1.詳細部図面作成

15

鉄筋コンクリートT桁橋の設計(11)設計図の仕上げ/成果提出

1.設計結果の図面作成(設計計算書・設計図面の提出)

Class Format

・対面にて実施する

Recommendations for Private Study

その日に予定されていた設計課題が,授業時間内に完了しない場合,次回の授業までに必ず完成させておくこと.
通学途中および学内にある橋梁等のコンクリート構造物に興味を持ち,その構造あるいは仕上がり状況を観察すること.

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written) 0

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)
0

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

講義の理解度を小テスト・レポートで評価する.また,設計課題の完成度を構造計算書および設計図面で評価する.

Grade Evaluation Method (Note)

*日常点評価
 ・講義に対する理解度:全体評価の20%  小テストを評価する
 ・設計課題の完成度 :全体評価の60%  構造計算結果および設計図面を評価する
 ・出席,受講態度  :全体評価の20%

Advice to Students on Study and Research Methods

構造力学,コンクリート構造学を受講し,鉄筋コンクリート構造の基本理論を理解しておくことが大切である.これらの基礎知識を十分に復習し,積極的に学習に取り組むことが望まれる.

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

講義プリントを配布します.

Reference Books

Title Author Publisher ISBN Code Comment
コンクリート標準示方書 設計編 公益社団法人 土木学会 コンクリート委員会 丸善出版
道路橋示方書・同解説 Ⅰ共通編 Ⅲコンクリート橋編 平成29年11月 公益社団法人 日本道路協会 丸善出版 H29改訂

Reference Books (Frequency of Use, Note)

コンクリート構造学で使用されたテキストを保有している学生は当該部分を持参して下さい.

Web Pages for Reference

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Learning Management System (manaba+R),Talk with Students

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