授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
32366:[2025 春セメスター]宇宙地球科学1(TA) 2025 春セメスター 木5 理工学部 吉田 晶樹 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 304号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業の概要】
 本授業の中心となる「固体地球科学」と呼ばれる分野は、地球の表面で起こるプレート運動のみならず、その運動の原動力となる地球内部の運動とあわせて理解をしようとする学問である。地球の内部は岩石層のマントルと流体層のコア(地球中心核)に大別されるが、地球の体積の約83%を占める固体のマントルで起こる運動が地球の表層の運動を支配するため、固体地球科学と呼ばれる。本授業では、地球の内部の構造やダイナミクス、プレートテクトニクス理論、地球が約46億年前に形成されてから現在に至るまでの壮大な地球の歴史、また、そういった地球の営みの研究史について習得していただく。
【授業の方法】
 対面での授業を基本とし、講義スライドに沿って説明する。質問は直接、もしくはmanaba+Rの掲示板、コレクションなどで受け付け、次回授業時などにフィードバックをおこなう。
 授業の内容の順番が前後する場合は事前に告知する。

受講生の到達目標

(1)私たちが住む地球や、その46億年の歴史に親しみを持つことができる。
(2)地球の表面や内部で起こる現象を科学的に理解し、自ら考えることができる。
(3)地球科学の最先端の成果に関する新聞・ウェブ記事を理解することができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
-

+R授業対象科目。第2回に+R授業を実施。詳細はmoodle+Rを参照。

1

ガイダンス
地球の構成(1)

地球内部の状態や構造、プレート、マントル、コアなど

2

地球の構成(2)

プレートテクトニクス、プレート境界など

3

地球内部の構造(1)―地球の内部はどのように調べるのか

地球内部を伝わる地震波、地殻熱流量、地球内部の物質など

4

地球内部の構造(2)―地球の内部はどのように調べるのか(続)

アイソスタシー、ジオイドと地下構造の関係など

5

地球内部の構造(3)―地球の内部はどのように調べるのか(続)

地震波トモグラフィー、マントルの内部構造など

6

地球表層の運動(1)―地球の表面はなぜ動いているのか

大陸移動説、海洋底拡大説、プレートテクトニクス理論の誕生、マントル対流説の実証など

7

地球表層の運動(2)―地球の表面はなぜ動いているのか(続)

プレートに働く力の種類、プレートに働く力の大きさ、プレート運動の原動力など

8

地球表層の運動(3)―地球の表面はどのように動いているのか

地球の誕生と大陸地殻の形成、大陸の誕生と成長、大陸の離合集散のメカニズムなど

9

地球内部の運動(1)―地球の内部はどのように動いているのか

粘性率、レイリー・ベナール対流、マントルの熱収支、マントルの相変化、スタグナントスラブなど

10

地球内部の運動(2)―地球の内部はどのように動いているのか(続)

マントル対流の特徴、マントル対流の熱源、レイリー数、マントル対流の速さ、外核の中の対流など

11

地球の歴史(1)―日本列島誕生の歴史

日本列島の誕生、巨大カルデラ噴火による西南日本の隆起、東北日本と西南日本の結合、東北日本の隆起など

12

地球の歴史(2)―日本列島形成の歴史

300万年前の日本列島、北アルプスの隆起、関東平野の出現、瀬戸内海の誕生、九州の地溝帯の誕生など

13

地球の歴史(3)―地球46億年の歴史

地質時代の区分、地球最古の岩石、太古代の地球、超大陸の誕生、超大陸の分裂、未来の超大陸など

14

地球システム―固体地球の活動と大気・水圏の活動

地球の大気の熱収支、太陽放射と地球放射、放射平衡温度と温室効果、プレートテクトニクスと気候変動など

授業実施形態

対面で実施する。

授業外学習の指示

地球科学に関係する新聞記事、テレビニュース、ウェブ記事等に日頃から触れる習慣を持つこと。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

小テストの結果と出席状況を総合的に評価する。

成績評価方法(備考)

全14回のうち5~6回程度、 授業中に紹介した内容に関する理解とその応用能力を問う小テストをmoodle+Rで実施する。

受講および研究に関するアドバイス

本授業で扱われる内容で、基礎的な数学や物理の理解が足りないと思った受講生はその都度、自主的に復習する姿勢を心がけてほしい。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は指定しない。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
もういちど読む数研の高校地学 数研出版 9784410139598
プレートテクトニクスの基礎 瀬野 徹三 朝倉書店 9784254160291
プレート・テクトニクス 上田 誠也 岩波書店 9784000059299
地球・海と大陸のダイナミズム 上田 誠也 NHKライブラリー 9784140840924
地震・プレート・陸と海:地学入門 深尾 良夫 岩波書店 9784005000920

参考書(使用頻度、その他補足)

参考書は授業の中で適宜紹介するが、上記の本は、固体地球科学という学問の概観や最低限のキーワードを確認する上で有用である。

参考になるwwwページ

授業の中で適宜紹介する。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考


【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/