| Course Name | Year | Term | Period | Faculty / Graduate School | All Instructors | Credits |
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| 18067:Liberal Arts Seminar (08) | 2023 | Spring | Wed5 | College Of Economics,College Of Business Administration,College Of Social Sciences,College Of International Relations,College Of Letters,College of Image Arts and Sciences,College of Comprehensive Psychology,College of Science and Engineering,College of Gastronomy Management,College of Information Science and Engineering,College of Life Sciences,College of Pharmaceutical Sciences,College of Sport and Health Science (tentative name) | TSUDOME MASATOSHI | 2 |
Campus
Class Venue
Language
Course Outline and Method
※「教養ゼミナール」は、1クラス(2単位)のみ単位修得できます。あるクラスを過去に履修し合格評価を得ていれば、テーマや教員が異なっても、再度「教養ゼミナール」を履修することはできません。
受講生には、介護者(ケアラー)といえば、すぐにもホームヘルパーや介護福祉士など介護現場で働く専門職の存在が想起されるかもしれませんが、本授業が主題としているのはこうしたプロの介護労働者ではなく、無償の家族等の介護者のことをいっています。授業で随所に登場しキーワードとなる「男性介護者」とは、在宅で主たる介護者として親や妻など家族の世話を担っている息子や夫などという男性たちを総称しています。こうした在宅で家族を介護する男性は、厚生労働省の「国民生活基礎調査」(2019年)によれば、実数にすればもう100万人超、同居の主たる介護者の実に3人に1人を占めています。いずれにしても家族介護者の中では、男性はもう例外的で希有な存在でなくなっていることは確かであるといえます。さらに、介護する人もされる人も高齢者同士という「老老介護」はもう在宅介護の主流であり、「ヤングケアラー」という子ども・若者もケアと無縁ではないことを近年の調査研究は明らかにしています。本授業は、こうしたケアを巡る社会の環境変化を、社会学の知見を借りながら深く学ぶ場とします。そして、ケア/介護という生活行為は私たちの社会との関連でどのような意味を有しているのか、を問いながら「ケア/介護のある暮らしを標準とする暮らしや社会」を構想してみたいと思います。
Student Attainment Objectives
2.ケアが必要な高齢者の実態について理解を深め、自分の言葉で説明できます。
3.介護者(ケアラー)の多様な実態について理解を深め、自分の言葉で説明できます。
4.テキストの要点をまとめ、自身の考えを対置することができます。
5.与えられたテーマと文量で、レポートすることができるようになります。
Recommended Preparatory Course
Course Schedule
| Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) | Theme |
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| Keyword, References and Supplementary Information | |
| 1 | イントロダクション。シラバスに基づいてこの授業のガイダンスを行い、授業のすすめ方やテキストの確認及び発表のための班編成を行います。そして自己紹介を兼ねて各自の関心や受講動機についてスピーチの時間を取ります。 |
ガイダンス/シラバス/班編成/自己紹介 |
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| 2 | ヒトの進化とケアの相関性について、関連する「DVD」鑑賞等を通して学びます。この授業では、ヒトがケアを成したのではなく、ケアこそがヒトをヒトたらしめてきたことを学びます。 |
ヒトの進化/ドマニシ遺跡(ジョージア)/オールドマンの頭骨化石/介護の徴など)/助け合い/心の進化
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| 3 | テキスト『男が介護する』(以下①)「はじめに・第1章 真人間の世界へようこそ-男性介護ネットの10年」についてのGW。ケアのコミュニティの実際を学びます。 |
男性介護者と支援者の全国ネットワーク/介護・ケア/男性介護者・ケアメン/ネットワーク/ケア・コミュニティ/ジェンダー |
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| 4 | テキスト①「第2章 江戸の孝行から『恍惚の人』まで-男性介護者は如何に語られてきたか」についてのGW。江戸時代の家族の介護担い手及びその責任は誰にあったのか、を中心に議論します。 |
介護する男たちの語られ方/武士の介護休業制度/看病断/孝義録/介護規範/たそがれ清兵衛/儒教「君に忠 親に孝」/男尊女卑 |
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| 5 | テキスト①「第3章 嫁はもう“絶滅危惧種”-家族と介護の変容」についてのGW。戦後から今日に至る介護と介護者の変遷を俯瞰します。 |
人間裁判/居宅ねたきり老人実態調査/高度経済成長/福祉元年/在宅福祉/認知症の人と家族の会/日本型福祉社会/ゴールドプラン/介護保険制度・日本初の介護実態調査・特養ホームが全国に4,500床しかなかった時代・「人間裁判」の福祉・ユニバーサルになった福祉・介護殺人 |
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| 6 | テキスト①「第4章 団塊ジュニアの不安-仕事と介護のストレス」についてのGW。家族機能の変容、主たる介護者の変容は介護にどのように影響してきたのか、そして社会や企業の抱える課題について議論を深めます。 |
介護のカタチ/老老介護/団塊ジュニアの不安/介護離職ゼロ/ワーキングケアラー/ワークライフバランス |
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| 7 | テキスト①「第5章&終章 もっと群れよう!男たち-介護と男の修行/介護のある暮らしを社会の標準に」についてのGW。そして、介護する男性特有の課題と支援の在り方について関連専門領域の知見を借りながら方策を考えます。 |
男性介護体験記」/男の修行(山本五十六)/弱さに向き合えない「弱さ」/誰かに聞いて欲しい/ただ傍にいるだけの支援/寄り添う支援/新しい「修行の場」 |
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| 8 | ゲストスピーカー(予定):「障害のある子どもと親への援助」 |
障害児/家族/親/きょうだい/コミュニぇーション/介護と仕事の両立/ケアラー支援 |
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| 9 | テキスト『ヤングケアラー』(以下②)「第1章子どもが家族の世話をするということ」についてのGW。介護をになうこどもたちの現状について理解を深めます。 |
ヤングケアラー/子どもたちのケアの経験/家族と社会/世界のヤングケアラー |
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| 10 | テキスト②「第2章 日本のヤングケアラーに関する調査」についてのGW。さらに本テキスト交換後に行われた政府・自治体でのヤングケアラー実態調査についても深めます。 |
ソーシャルワーカーの調査/学校のl調査/学校生活への影響/英国調査との比較/日本政府の調査 |
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| 11 | テキスト②「第3章 調査後の支援体制づくり」についてのGW。各地で始まっているヤングケアラーの支援の取り組みについて学びます。 |
教育現場での取り組み/スクールソーシャルワーカー/福祉行政からのアプローチ/子どもの貧困 |
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| 12 | テキスト②「第4章 ヤングケアラーの体験」についてのGW。介護を担う子どもたちの事例をもとにその実態分析を行い、支援方策を検討を行います。 |
事例検討/親の介護/きょうだいの介護/介護で得たこと/ |
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| 13 | テキスト②「第5章&終章 ヤングケアラーへの具体的な支援」についてのGW.。英国のヤングケアラー支援センターでの取り組み内容を具体的に学びます。 |
必要な支援策/英国のヤングケアラー支援センターでの取り組み/支援のプログラム/アセスメント/不適切なケア/家族全体のl支援/ヤングケアラーの望む支援 |
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| 14 | テキスト②補講:いま「ケアラー支援条例」制定の動きが各地の自治体に広がろうとしています。そして、ヤングケアラーという言葉も世間の関心を集めています。その背景や意図について、関係資料等を基に担当班が報告し、意見交換します。 |
ケアラー支援条例/ヤングケアラー/子ども・若者ケアラー/ |
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| 15 | 各自の修了レポートについて報告し、意見交換します。修了レポートは、テキストの学びに関連して、「介護・ケア」とテーマ(例・介護と仕事の両立、ケアとジェンダー、ヤングケアラー、老老介護等々)にしたものとします。 |
ケアの社会学/ケアとジェンダー/男性介護者/ヤングケアラー/ケアラー支援/介護の社会化/介護のある暮らしを社会の標準に |
Class Format
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.
授業形態は、新型コロナウイルスの感染状況によって下記の通りとします。
【BCP レベル 1・2】
・第 1回〜15 回を対⾯授業にて実施
【BCP レベル 3~4】
・第 1 回〜15 回をメディア授業にて実施
Recommendations for Private Study
Grade Evaluation Method
| Kind | Percentage | Grading Criteria etc. |
|---|---|---|
| Final Examination (Written) | 0 | |
| Report Examination (A report to be submitted by the unified deadline) |
0 | |
| Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment (Evaluation of Everyday Performance in Class) |
100 | ①出席状況等(ミニレポート含む) 受講態度 50%
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Grade Evaluation Method (Note)
*「修了レポート」は、レポート題・提出方法・受付期間・字数等とは授業内で提示します。
*「修了レポート」評価項目:ⅰ主題は明確に示されているか、ⅱ適切な文献、資料、データに基づいて論じられているか、ⅲ定められた字数を見たしているか、ⅲ考察・結論は妥当か、で評価します。
Advice to Students on Study and Research Methods
Textbooks
| Title | Author | Publisher | ISBN Code | Comment |
|---|---|---|---|---|
| 男が介護する-家族のケアの実態と支援の取り組み- | 津止正敏 | 中公新書 | 978-4-12-102632-3 | |
| ヤングケアラー-介護を担う子ども・若者の現実- | 澁谷智子 | 中公新書 | 978-4-12-102488-6 |
Textbooks (Frequency of Use, Note)
Reference Books
| Title | Author | Publisher | ISBN Code | Comment |
|---|---|---|---|---|
| ヤングケアラー-介護する子どもたち- | 毎日新聞取材班 | 毎日新聞出版 | 978-4-620-32715-0 |
Reference Books (Frequency of Use, Note)
Web Pages for Reference
How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)
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