授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
50453:[2025 秋セメスター]データ分析(PB) 2025 秋セメスター 火5 政策科学部 吉岡 泰亮 2

キャンパス

OIC

授業施設

AS267マルチメディアルーム

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

政策領域だけでなく、経済、社会、産業、技術、生活などの各分野において、問題解決に当たり、統計や計測、アンケートなどさまざまなデータが利活用されている。本講義では、現実の社会で収集・蓄積・流通しているデータを加工し、データに隠れている特徴・特性などの発見を通じて解釈を行う。そして得られた新たな情報を自分の知識を向上させるための方法について学習する。素材としては、環境や地域の問題、あるいは企業の活動など身近な問題や事柄を多く取り上げる。
また、実践的な分析やプレゼンテーション能力が身に付くよう、Excelを活用した演習が中心となる。

受講生の到達目標

・演習を通じ、データを分析することに際して要求される基本的な概念を理解する。
・データの加工にとどまらず、加工されたデータについて解釈をすることができる。
・実践的なデータ利用法の習得だけでなく、専門科目においても応用できるようにする。

事前に履修しておくことが望まれる科目

政策情報処理で扱われる程度のコンピュータ活用能力は身につけておいてください。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

授業の概要と導入

授業の進め方、データの意味、記述統計、解析手法の概観、縮約化、代表性
【+R授業】 詳細はmanaba+Rを参照してください。
※みなさんの習熟度を調査するためのアンケートを実施する予定です。アンケートの結果次第では、講義の内容を一部変更する場合があります。

2

統計資料の収集・整理、統計データの役割、データ分析の基本(1)

データの比較・変化・関係、データ分析に必要な関数の確認

3

データ分析の基本(2)

基本統計量(平均、分散、標準偏差等)、ヒストグラム、分析ツール

4〜6

Excelを活用した演習と課題(その1)

比較・変化・関係の集計と分析、クロス集計

7〜10

Excelを活用した演習と課題(その2)

偏差値、統計比率の集計と分析

11〜14

Excelを活用した演習と課題(その3)

因果関係の分析、回帰分析、相関分析

授業実施形態

この講義は、全14回を対面形式で実施予定です。

授業外学習の指示

・データ分析は、実際に自ら計算し、その結果を吟味することが重要です。講義だけでは時間に限りがありますので、しっかりと復習を行うことを望みます。
・この講義では、3つの課題を講義内に出題する予定です。講義時間中にも一定の時間を確保はしますが、過年度の実績を踏まえると、講義時間内だけで課題を完成させるのは難しいと思います。よって、授業外学習が重要になります。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

3回出題する課題のほかに、2回程度、簡単な計算問題等の小課題を課す予定です。それらの合計で評価を行います。

成績評価方法(備考)

※第1回の講義で、みなさんの現状におけるExcel活用能力を中心としたアンケートを取ります。その結果や受講人数により、講義のペースや内容を一部変更する場合もあります。

※課題の作成に当たっては、「見やすさ」・「わかりやすさ」・「正確さ」を重視することを心がけてください。

※他人の課題を不正に盗用していることが明らかとなった場合は、大学の基準に則り、停学等を含めた厳しい措置を取ります。盗用だけでなく、提供した側にも処分を与えます。

※情報処理演習室を使用するため、受講登録に際しては、教室の定員にあわせた抽選を行います。

※manaba+Rの「コースニュース」機能などを使って、受講生のみなさんへ連絡をする場合があります。定期的にチェックする習慣をつけてください。

受講および研究に関するアドバイス

・あらゆる分野で科学性や客観性を重視する時代となり、現象を定量的に把握する技術も急速に進化しています。その成果は学術誌や専門誌だけでなく、一般誌や新聞、テレビ等でも頻繁に報道されるようになりました。これらは現代の社会の動きを理解するうえでは良い材料であり、とくに後者では一般向けに平易に述べる努力がなされていることから、データ分析を学ぶ上では重要なものです。
・よって、新聞や一般誌、テレビの報道・教養番組への関心を持つとともに、大学の図書館にある学術誌や専門誌などにも目を通すようにしてください。

・質問等については、講義時間中のほか、manabaの掲示板への書き込みや「個別指導(コレクション)機能」、メールでお受けする予定にしています。なおメール送信の際は、大学のアカウントを使用してください。
・本科目では、1つの課題の分量はそれなりに多くなりますが、その代わりに出題から締切までは1か月程度を確保します。計画的に取り組むようにしてください。
・受講人数の関係で、個別のフィードバックは難しいと思いますが、全体的な講評というかたちにして、全員の課題を採点したのちにお示しする予定です。
・しかるべき理由がないにもかかわらず、欠席の回数が講義実施回の過半数を超える場合、また欠席ではないものの、出席時間が短い場合(おおむね講義時間の6割以下)である場合は、単位認定に必要な学修が出来ているとは考えにくいため、単位認定が出来ない可能性が高くなります。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は特に指定しません。こちらで資料を配布しますが、必要に応じ下記に示した参考書等も活用してください。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
社会情報リテラシー:文系コンピュータの基礎 村山晧、佐藤満 共著 オーム社 4274131785 文系の人にもわかりやすく書かれた1冊。
統計学へのアプローチ:情報化社会の統計利用 岩井浩、藤岡光夫、良永康平  編著 ミネルヴァ書房 4623029999 経済、社会、生活等における統計の基本的な分析方法を紹介。
経済指標のかんどころ(改訂23版) 富山県統計調査課 編集/八木保夫ほか 校閲 富山県統計協会 4901406027 経済、社会及び生活分野の統計からみえる経済指標の扱いかたを紹介。
データでみる地域経済入門:地域分析の経済学 坂本光司、南保勝、杉山友城 著 ミネルヴァ書房 4623038742 地域経済の見方、分析の方法をわかりやすく解説した入門書。47都道府県や政令都市のデータを網羅。
入門者のExcel関数 リブロワークス 講談社(ブルーバックスシリーズ B-1682) 9784062576826 Excelで扱う基本的な関数を網羅した入門書。新書なので厚みは少なく、関数が不安な人は一読すると良い。

参考書(使用頻度、その他補足)

上記以外にも、データ分析に関する図書は多数出版されています。地域の大きな図書館(府立・県立など)にもあるので、足を運んでみてください。

参考になるwwwページ

講義中に適宜示します。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

・学務や実務においては、定性的分析と定量的表現が両立することで、結果や報告に厚みと深みが増します。「プロジェクト入門」や「政策実践研究プロジェクト」、「専門演習」でも役に立つ内容ですので、データ分析という手法そのものの理解にとどまらず、あらわれたデータにも注目し、総合力と応用力を養ってください。
・対面形式の講義は情報処理演習室で行います。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/