| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 34721:EU経済論(E) § 34722:Economics(EU経済論)(E) | 2024 | 春セメスター | 水4 | 経済学部 | 溝端 佐登史 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
本講義では、EUとしてヨーロッパの経済統合がどのように進化したのか、拡大したのか、さらに不協和音を引き起こしたのか(イギリスのEU離脱)を検討します。地域統合の形成は世界的な潮流と言うことができますが、EUはまさに世界のモデルになります。
同時に、EUはまさに多様な経済システムを内包しています。東西南北でそのシステムには大きな違いが観察されます。とりわけ、EUの東方拡大、NATOの東方拡大は、ヨーロッパとは何かをあらためて明らかにしてくれますし、経済統合のコストがいかに大きいかも証明しています。さらに、ロシアのウクライナ侵攻はヨーロッパのエネルギー、安全保障のコストの大きさを明らかにしてくれます。それに加え、経済制裁という現代世界経済における最先端の課題も含まれます。
授業では毎回配布する資料に基づいて講義を行います。人数によりますが、毎回のテーマ(キーワードを参考にしてください)に関連して討論の時間、質疑応答の時間を設けます。リーディングリストは授業の最初に紹介しますので、このテーマをさらに深く学ぶ方法もあわせて紹介します。講義内容に関する小レポートを適時提出していただきます。
受講生の到達目標
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
|---|---|
| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1 | EU経済を考えるために |
経済システム、ヨーロッパ、経済統合、帝国と国民国家、福祉、環境 |
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| 2 | 欧州統合の形成・欧州統合の見方 |
経済統合、政治統合、地域統合、経済的連邦主義、政府間主義 |
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| 3 | 欧州統合の深化と拡大・戦後の変遷 |
基本条約、関税同盟、単一市場、深化、拡大、危機 |
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| 4 | 欧州統合の構造 |
欧州委員会、閣僚理事会、欧州議会、安全保障、通貨同盟、政策形成 |
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| 5 | 欧州統合の拡大 |
拡大、東方拡大、体制転換、準加盟、ヨーロッパ化とグローバル化 |
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| 6 | 金融市場とユーロ |
金融市場、通貨統合、ユーロ、中央銀行、金融制度 |
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| 7 | 共通政策とEU財政 |
共通農業政策、通商政策、競争政策、地域政策、財政 |
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| 8 | 2020年代のEU-危機、グリーン、デジタル、グローバル化 |
欧州ポピュリズム、世界経済危機、コロナ危機、次世代EU、デジタル化、グリーン・ディール |
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| 9 | ユーロ圏の金融危機-リーマン危機・ユーロ危機・コロナ危機 |
リーマン危機、ユーロ危機、ギリシャ危機、欧州中央銀行、銀行同盟、金融政策、財政政策 |
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| 10 | 社会統合と福祉国家 |
社会統合、福祉国家、社会的市場経済、環境 |
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| 11 | 統合危機とEU |
危機、ドイツ、ロシア、複合危機、民主主義 |
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| 12 | ヨーロッパの経済システムー統合のエンジン、フランスとドイツ |
ディリジズム、社会的市場経済、コーポレートガバナンス、ドイツ統一、域内分業 |
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| 13 | ヨーロッパの経済システムー離脱するイギリス、福祉国家北欧 |
資本主義多様性、ブレグジット、自由貿易協定、福祉国家、ICT |
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| 14 | ヨーロッパの経済システムー市場経済移行と中東欧諸国 |
体制転換、自由化、安定化、私有化、ショック療法、経路依存性 |
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| 15 | EU経済の展望と揺れる国際経済関係 |
中国、カーボンニュートラル、ロシア、戦争、安全保障 |
授業実施形態
授業外学習の指示
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | ||
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
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| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 毎回出席をとります。定期的に小レポートを提出していただきます。また、中間の時期で小テストを実施します。その際、授業時間に必ず連絡します。
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成績評価方法(備考)
レポートはいずれの場合でも、他人のものをコピーすることはないようにしてください。
受講および研究に関するアドバイス
教科書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| ヨーロッパの政治経済・入門 | 森井裕一 | 有斐閣 | 978-4-641-18457-2 |
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| EU(欧州連合)を知るための63章 | 羽場久美子他 | 明石書店 | ||
| EU統合の深化とユーロ危機・拡大 | 久保広正・吉井昌彦編 | 勁草書房 | ||
| 現代ヨーロッパ経済 | 田中素香他 | 有斐閣 | ||
| EU経済・通貨統合とユーロ危機 | 星野郁 | 日本経済評論社 | ||
| The Economics of European Integration | Richard Baldwin and Charles Wyplosz | McGrawHill | もっとも定評のある教科書です | |
| Routledge Handbook of the Economics of European Integration | Badinger Harald ed. | Routledge | ||
| Governance and Politics in the Post-Crisis European Union | Ramona Coman ed. | CUP |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html