授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
13406:[2025 春セメスター]IR18‐HJ301 専門演習(64) 2025 春セメスター 月5 国際関係学部 DANISMAN IDRIS 2

キャンパス

衣笠

授業施設

諒友館RY301号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【+R授業について】
この科目は授業に関連する活動時間を含めると+R授業に相当する授業時間数を確保できるため、+R授業を実施しない。

概要
 本演習(ゼミ)では、地域研究(特にイスラーム社会)と宗教学(特にイスラーム思想)の手法を用いつつ、宗教のグローバル社会への影響について学習・研究します。具体的には、各ゼミ生が自分で決めたテーマを通して、宗教と社会とのかかわりにおいて浮上する様々なテーマについて調べ、卒業論文を執筆することを目的とします。また、自分とは異なる宗教の信者を正しく理解するための知恵を獲得して、異なった文化的背景を持つ人々と共存・共生するための基礎能力を身に着けることも目指します。
 本ゼミの主たるテーマである宗教は、学問としてとらえる場合は「宗教学」、ないしは「神学」という分野の中で扱われます。しかし、関連する事項という観点からみれば、実は、宗教の対象範囲は広く、その内部には文化、社会、政治、経済等、多様な分野に属する事象が含まれます。また、宗教は、どんな社会にも見られるものであるため、グローバルな現象でもあります。従って、本ゼミでは、宗教を学際的かつグローバルな観点からみて、宗教の文化的、社会的、あるいは歴史的な側面について学習・研究します。
 担当教員の専門分野がイスラーム社会であるため、授業の中では中東やイスラームの事例についてたびたび言及しますが、ゼミ生は宗教と社会との結びつきに関するものであれば、イスラームに限定せず、自分なりのテーマを自分で設定して、勉強・研究することができます。自分で関心テーマを発見することが難しい場合は、当然ながら受講した当初にはいろいろな悩むことになるかもしれませんが、最初から特定の研究テーマをもたなくても問題はありません。学問としての宗教(特にイスラーム)に関する座学を受ける初年度(3回生の前半期)中に研究テーマを見つけることができれば、十分です。残りの1年半で、そのテーマについて学習・研究を重ね、卒業論文を書くことになります。
方法
 本ゼミにおける学習・研究とは、「座学」「フィールド(情報収集)」「報告」「ディスカッション」「執筆」の諸段階から構成される循環的プロセスです。そのため、発表は毎学期、フィールドワークは、実施する場合、年に1回程度の頻度で行います。これはゼミ全体で実施する場合と、個々の学生が個別に行う場合があります。発表は、毎学期、各人1~2回求められるころになります。
 ゼミ生の人数にもよりますが、各人は、関心領域やテーマに応じたグループに分配されます。各ゼミ生は、グループの中で共同で活動すると同時に、自らのテーマの研究を個人で進めることになります。
 演習は、普通の講義とは異なり、ゼミ生が主体となって行うものです。チームワークを楽しみつつ、自分でもコツコツ研究したい履修生を歓迎します。

受講生の到達目標

•宗教に関する専門的な知識を獲得します。
•宗教社会で起きている出来事の理念的な背景について正しく理解できるようになります。
•テレビやインターネット等により報道される宗教(特にイスラーム世界)関連のニュースとは関係を持たない一般の信者の考え方の違いが理解できる知識を修得し、それらの事件や出来事の発生原因に関する情報の正確性を判断できます。

事前に履修しておくことが望まれる科目

特にありません。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1-14

ゼミの運営方法

本ゼミは、3回生・4回生合同で、情報収集・発表・討論・執筆の4つの活動を軸に、行います。ゼミ生は、自分で設定したテーマについて情報を収集し、その情報の再構築によって得た成果について発表したり、他のゼミ生と議論したりして、最終的な目標である卒業論文の執筆に臨みます。
ゼミは、2年間、4学期から構成されていますが、それぞれの学期の主な内容は次の通りです。
第一期(3回春学期):文献解読。宗教やイスラーム世界に関する文献を読解します。この期間中の主な目的は、自分の研究テーマの確定、卒業研究の章立て(仮でもOK)、先行研究文献一覧の作成、それに関する基礎的な知識の獲得になります。
第二期(3回秋学期):ゼミ全体でのフィールドワークの実施は新型コロナの状況や国際社会の政情によって判断しますが、個々のゼミ生による自主的なフィールドワークを奨励します。これは、国内外でのフィールドワークから得られる情報に基づいて考察を深め、自身の研究テーマを発展させる段階です。フィールドは、受講生との協議により決定します。ゼミ全体でのフィールドワークが実施できない場合は教室内での授業となります。教室内の授業では、それまでの研究の中間的な成果発表なども行います。その機会の一つが、国際関係学部が開催するオープンゼミナール大会です。このイベントへの参加は任意ですが、他のゼミ生や教員に対して自らのテーマについて発表し、意見交換・ディスカッションができる貴重な機会となりますので、グループもしくは個人での参加を奨励しています。
第三期(4回春学期):これまでの勉強と研究成果を卒業論文にするための本格的な準備を開始する段階です。先行研究のレビュー、フィールドや文献講読を通して収集した情報の再整理や論文のアウトライン(すなわち、「章立て」、「構成」)の作成の流れで行います。
第四期(4回秋学期):春学期に定めた計画に基づいて卒業論文を書いて提出します。

授業実施形態

対面授業を基本としますが、事情により1、2回程度はメディア授業を行う場合があります。メディア授業を行う際は、受講生に事前に連絡します。

授業外学習の指示

•ニュースなどで、宗教に関する事件をフォローして、情報収集するようにしましょう。社会が、如何に宗教とかかわっているかということに気づき、ゼミの内容の理解度も高まります。
•本ゼミでは参加を任意にしていますが、オープンゼミナールはゼミの延長線上にあり、重要なものです。普段の授業のように参加するよう心かけましょう。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

タームペーパー:50%
レポートは、自らのテーマと関係があり、内容も学術的に書かれているかが評価のポイントになります。

日常点評価:50%
授業への出席、ゼミ発表の有無、ディスカッションへの参加、ゼミ運営への貢献等に基づいて評価します。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

必要に応じて、授業内で全員、あるいは個人に対して与えます。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は、ゼミ生の関心領域に合うように相談しつつ決めますが、基本的には宗教と社会に関するものになります。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
宗教学入門 棚次正和・山中弘 (編集) ミネルヴァ書房 4623041468

参考書(使用頻度、その他補足)

参考書も、ゼミ生の関心領域に合うように相談しつつ決めます。

参考になるwwwページ

特にありません。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/