授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
32491:[2025 秋セメスター]専門ゼミナール(TG) 2025 秋セメスター 水4 理工学部 福井 正博 2

キャンパス

BKC

授業施設

プリズム・情報処理演習室P26

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

テーマ:「エネルギー活用とシミュレーション・状態推定技術~EV、蓄電池と社会」

昨今、エネルギー利用のための環境が大きく変革している。原子力発電や化石燃料を中心とした大規模発電を中心とする形から、地熱、太陽光、風力などの自然エネルギーの活用、水素エネルギー活用など、新しいエネルギーの活用が進みつつある。その背景には、CO2排出や地球温暖化、大気汚染等に関わる地球環境問題や、長期にわたり分解しない核のゴミ問題があり、それ以外にも富の集中と貧困問題や突発的な自然災害、高齢化問題、地域の過疎化など避けては通れない社会問題も関係してくる。急速なグローバル化、情報化の流れも大きな影響を与える。これらの流れを無視して未来社会を語ることは不可能であり、これからの社会を支える技術者や研究者、事業家にとって、急速に変化する社会に対して広い視野と動的な見識を持って相対することが求められる。
本ゼミナールでは、EVや蓄電池に関するシミュレーションや状態推定技術の大枠を理解すると共に、政策や経済も含めたエネルギー活用と蓄電、EV等の未来について、受講者の活動を通じて、明らかにする。
 受講生が理工系学生であること、基礎専門科目であることを配慮し、エネルギーや蓄電に関するシミュレーションや制御の基礎理論と課題なども取り入れ、科学技術的アプローチの手法も学ぶ。

※受講条件があります。時間割表を確認のうえ、受講登録を行ってください。

受講生の到達目標

理工系情報系学生が対象。モデルベース設計、シミュレーションなども使いながらエネルギーに関する社会問題を解決する視点を養成する。情報系、機械系、材料系、電子系、バイオ系など理工系情報系の多分野が知恵を出し合い協力しあえるような形をとりプロジェクト提案プロセスと能力を身につける。視野拡大のためにSDGsや環境技術との関連で多種多様なエネルギー技術とその課題も理解を深める。具体的には下記を目標到達レベルとする。

(1)EVと蓄電の科学技術的基礎理論や活用法を説明できる。
(2)地球環境問題やエネルギー活用、情報化動向に対して定量的に説明できる。
(3)シミュレーションや制御、状態推定で用いられるカルマンフィルタの基礎的な理解、MATLABやEXCEL実装、応用方法を身につける。
(4)近未来の課題と対策ついて意見を述べ合い協力することにより答えのない問題に光を当てる提案プロセスと能力を身につける。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
+R【オンデマンド】

トピックス:再エネ関連最先端技術紹介(海上風力、ペロブスカイト太陽電池の状況など)

+R授業は第5回授業と第6回授業の間に実施します。詳細は第5回授業にて案内します。manaba+Rを参照してください。

1

導入・ガイダンス【対面】

クラステーマの説明、EVと蓄電池

2(WEB)

講義:エネルギーと蓄電技術【ZOOMリアルタイム】

エネルギーと電池の歴史と動向、未来予測

3(WEB)

講義:最新エネルギー問題【ZOOMオンデマンド】

現在世の中で起きていることがらと未来予測

4

グループワーク1(課題の理解)【対面】

エネルギー事情の概要、エネルギービジネス、SDGsなど

5

グループワーク2(課題の深耕)【対面】

課題の絞り込み、発表のしかたとまとめ方

6(WEB)

講義:電池リサイクルとエネルギー問題【ZOOMリアルタイム】

資源不足、リサイクルの重要性、リサイクルの問題とビジネス性

7

電池リサイクルベンチャーの見学とディスカッション

イントロ講義(10分:講義室)→見学(BKCインキュベータ)

8(WEB)

課題発表①【ZOOMリアルタイム】

EVやエネルギー問題に対する提言

9

電池シミュレーション準備【対面】

MATLAB入門・基本操作、グラフの書き方など

10(WEB)

講義:電池シミュレーション概論【ZOOMリアルタイム】

電池の基本動作、微分方程式、ラプラス変換

11

電池シミュレーションをやってみよう①【対面】

等価回路の動作とシミュレーション

12

電池シミュレーションをやってみよう②【対面】

温度特性の理解とシミュレーションへの実装

13

電池シミュレーションをやってみよう③【対面】

EVの充放電模擬シミュレーション、課題発表計画

14(WEB)

課題発表②(レポート)、討論【ZOOMリアルタイム】

シミュレーション課題の発表

授業実施形態

第 2,3,6,8,10,14 回をメディア授業,それ以外を対面授業にて実施

授業外学習の指示

グループワークを計画的に進めるため、グループ内で各自の役割(情報収集や計算など)を割り振って、体系的に取り組むこと。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

グループワークへの取り組み、発表の内容によって総合評価。

成績評価方法(備考)

動向調査と提言:ネットからのデッドコピーではなく自分らしい見方、切り口、データ等に基づく説得力を評価。
MATLABシミュレーション:失敗しても良いのでとにかくやってみよう。完成度より、チャレンジ度、自力度を評価。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/