授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
15837:IR18‐HJ301 専門演習(37) § 15838:IR-GR301 専門演習(37) 2023 秋セメスター 月5 国際関係学部 中川 涼司 2

キャンパス

衣笠

授業施設

諒友館RY303号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

本ゼミは東アジア、特に日本、中国、韓国の政治・経済社会をめぐる諸課題について検討することを課題とする。(日本を除く)アジア、とくに東アジアは世界の中でも有数の成長地域となっており、日本は生産拠点としても市場としてもアジアとの一体性を強めない限りは生き残れない状況にある。また、東アジア企業と日本企業の競争も激しくなっている。しかし、その一方で、領土問題、歴史問題など多くの問題が山積している。東アジア、とくに中国と韓国の政治・経済・社会の現状と課題について知ることは日本の将来展望を考える上でも大きな意味を持っている。
以上の課題について、①本を読み議論する、②実際に現地に赴いて見聞する、③本や自らの見聞に基づいてプレゼンを行う、という立体的な取り組みを行うため以下のような授業進行を予定している。
4-5月 東アジア(特に韓国と中国)の政治・経済・社会についてテキストを題材としつつプレゼンを行い、討論。
オープンゼミナール(ポスターセッション)の参加を見越して、班分け(2つ)。
6-7月 班でのテーマに沿ってゼミ旅行の行き先等決定。
    班によるテーマごとの報告。
    4回生卒論中間報告(1回目)
8ないし9月 ゼミ旅行(過去の行き先:ソウル、天津、北京、上海、大連、南京、台北、香港、東京など)。
 ※コロナの状況次第では実施しない可能性もあります。
9月下旬~11月上旬 3回生はゼミ旅行の成果も踏まえ、オープン・ゼミナール(ポスターセッション)準備。
   2019年度 日本食品メーカーの中国進出/日本化粧品メーカーの中国進出
   2020年度 日本自動車メーカーの中国進出
   2021年度 中国EV産業の発展と今後の展望/日本と韓国化粧品メーカーの中国進出比較
   2022年度 K-POPの成功要因/在日コリアンのアイデンティティ
4回生卒論中間報告(2回目)
オープン・ゼミナール終了後 3回生は共通ゼミレポート作成とトピックスの討論
              4回生は卒論作成とトピックスの討論

受講生の到達目標

ゼミの掲げるテーマに関して、資料を読む、見聞する、意見をまとめ、プレゼンする、以上をグループワークとして行う、ということを達成すること。

事前に履修しておくことが望まれる科目

東アジア各国(とくに中国と韓国)の政治・経済・社会について基本的な知識はある程度は身につけておいてほしい。経済学、現代の経営、東アジア研究、東南アジア研究、開発経済論などの受講を推奨する。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1-15

ゼミの運営方法

ゼミの実施形態は上記のとおり。なお、4回生は、グループ討論に加わるとともに、卒論(中川ゼミとして必須)の中間報告(年に2回程度)を行う。ゼミ旅行(海外)への参加は3回生は原則全員参加。4回生は任意。ゼミ旅行の日程は各人のスケジュールに基づき調整する。

授業実施形態

BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.

各回の授業実施形態については、本科目のmanaba+Rコースニュース等で案内します。また、第1回目の授業実施形態については、第1回目授業開始までに上記コースニュース等でお知らせします(※)。なお、授業配慮等の取り扱いについては、manaba+R「国際関係学部生のページ」および「学び支援サイト」で確認してください。
国際関係学部生のページ:https://ct.ritsumei.ac.jp/ct/course_1728150
学び⽀援サイト:https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/
(※) 第1回目授業の授業実施形態を確認するためにはmanaba+Rの早期利用申請を行う必要があります。早期利用申請の詳細は、2023年度履修・登録の手引きを御確認ください。なおmanaba+Rで早期利用申請をおこなっても受講登録にはなりません。受講登録期間中に改めて登録を行う必要があります。

授業外学習の指示

 春学期の2回目からの6回分は、韓国班、中国班に分かれてそれぞれの政治、経済、文化についての報告を行う。参考文献なども参考にして、しっかりと準備としてもらいたい。
 また、オープン・ゼミナールにチームとして課題設定を行い、それぞれ分担してテーマを深めあうので、授業外でしっかりと情報を集め、授業時に持ち寄ることが重要になる。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

タームペーパー40%

日常点評価60%

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

楽しく自由に闊達にやりましょう。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
『現代アジアの企業経営』 中川涼司・高久保豊編著 ミネルヴァ書房 978-4-623-08078-6 2017年9月発行、3200円

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

外務省 各国・地域情勢 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/index.html
アジア経済研究所データリソース http://www.ide.go.jp/Japanese/Data/index.html
JETRO 各国地域データ比較 http://www.jetro.go.jp/world/search/compare/
The World Bank, Data by country http://data.worldbank.org/country

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/