授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
10024:異文化理解フィールドワーク (SB) § 10025:人間福祉専門特殊講義(SB) 2024 秋+冬 木5 産業社会学部 黒田 学、鎮目 真人 2

キャンパス

衣笠/衣笠

授業施設

志学館SG401号教室/衣笠

授業で利用する言語

 事前学習では、日本語および英語(現地ポーランドからのオンラインで一部)を使用するが、現地海外研修では日常会話程度の英語が必要である。

授業の概要と方法

【授業の概要】
 「ポーランドの障害・福祉・教育・平和を探るフィールドワーク」をテーマとして、ヨーロッパ、ポーランドにおける障害者教育・福祉を軸に、様々な社会問題に注目し、社会問題の背景にある諸要因を分析し理解する。ポーランド社会の現況を通じて、その理解を深めるとともに、あわせて戦争と平和、教育と福祉の課題を探る。なお現地海外研修の帰国後、フィールドワークをもとに報告書(レポート)を作成する。

【授業の方法】
 本科目は大学設置基準ならびに立命館大学産業社会学部則、立命館大学大学院社会学研究科研究科則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。

受講生の到達目標

 「ポーランドの障害・福祉・教育・平和を探るフィールドワーク」をテーマとして、ヨーロッパ、ポーランドにおける障害児教育・福祉を軸に、その背景にある様々な社会問題を考察し、あわせて第二次世界大戦時のホロコーストと平和の課題を理解できるようになる。
 本テーマに関わる事前学習(講義およびグループワーク。隔週計8回予定)を行い、2025年2月に予定する現地視察では、①ワルシャワにあるマリアグジェゴジェフスカ大学との交流、②ワルシャワの障害児学校・福祉施設等の訪問、あわせて③クラクフ近郊にあるアウシュヴィッツ強制収容所博物館の視察、を通じて、それらの実情と課題を理解できるようになる(現地海外短期研修、約1週間)。
 受講希望者は2024年度春学期(6月~7月)に行われる受講者募集ガイダンスに出席し、費用やプログラムの詳細を確認した上で、応募すること。なお、受講者の海外研修への参加は必須である。

事前に履修しておくことが望まれる科目

特別支援教育論、障害者福祉論

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1/黒田・鎮目   <対面授業>

第 1 回 初回ガイダンス、講義のねらいと導入、グループワーク

ポーランドの歴史、ナチズムとホロコースト、安楽死計画、障害者、人権保障、平和と民主主義
グループワーク:顔合わせ/各自の興味や関心を出し合う

2/黒田・鎮目   <対面授業>

第2回 ポーランドの政治・経済状況①

ポーランドの歴史と政治、社会主義体制時代、冷戦体制、体制転換、市場経済、EU、日本との外交関係

3/黒田・鎮目   <対面授業>

第3回 ポーランドの政治・経済状況② 
【ポーランドからのオンライン:ゲストスピーカー】

ポーランドの政治経済事情、貿易、在ポーランドおよび在 EU の日本企業

4/黒田・鎮目   <対面授業>

第4回 EU 社会と社会福祉/現地研修・渡航に関わる危機管理学習①

EU、福祉国家、ポーランドの社会福祉事情

5/黒田・鎮目   <対面授業>

第5回 ポーランドの教育:特別支援教育 
【マリアグジェゴジェフスカ大学からのオンライン(英語):ゲストスピーカー】

ポーランド、学校教育、特別支援教育(特別ニーズ教育)、障害者福祉

6/黒田・鎮目   <対面授業>

第6回 フィールドワーク・訪問調査の方法、質問項目の検討①

フィールドワーク・訪問調査、観察、文献研究などの準備、訪問先についての事前学習、
グループワーク:質問項目の検討

7/黒田・鎮目   <対面授業>

第7回 フィールドワーク・訪問調査の方法、質問項目の検討②

フィールドワーク・訪問調査、観察、文献研究などの準備、訪問先についての事前学習、
グループワーク:質問項目の検討

8/黒田・鎮目   <対面授業>

第8回 まとめ:現地研修に向けて/現地研修・渡航に関わる危機管理学習②

事前講義を計8回を予定しているが、渡航前の準備状況によっては第9講を開講する。

授業実施形態

事前学習(すべての回)は対面で行う(同時配信・録画配信を行わない)。

授業外学習の指示

授業で紹介する文献・資料、ドキュメンタリー番組に触れ、自学自習にも努めて欲しい。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

授業への出席と積極的参加、発表および小レポート作成、現地研修旅行への参加(必修)、最終レポートの作成に基づいて総合的に評価する。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

 海外研修がメインであるが、単なる旅行ではなく、⾃らが現地研修を通じて社会諸課題の発⾒者となり、解決の⽷⼝を⾒つけられるようになるための授業である。そのため事前学習:座学とグループワークが重要になります。積極的な姿勢で授業に臨み、他者の意⾒や⽴場を理解しつつ、国際社会で協働できる⼒も⾝に付けてほしい。
 ポーランドは、日本人にとってなじみの薄い国の一つかもしれないが、ポーランドの人々にとっては日本に親しみがある。例えば、ロシア革命の影響で家族を失ったポーランドの子どもたちが、日本赤十字社などの迅速な活動により救済されたことは有名である。また、第二次世界大戦時、日本領事館領事代理であった杉原千畝は、「東洋のシンドラー」とも呼ばれ、ナチス・ドイツによって迫害されていたユダヤ人の亡命を支援したこともよく知られている。ポーランドの歴史や文化、社会について、受講者それぞれが関心を持って調べて欲しい。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

特に指定しない

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
障害者の安楽死計画とホロコースト ナチスの忘れ去られた犯罪 スザンヌ E・エヴァンス (著), 黒田学・清水貞夫 (翻訳) クリエイツかもがわ 978-4-86342-229-2

参考書(使用頻度、その他補足)

その他、授業中に指示する。

参考になるwwwページ

外務省:ポーランド共和国のページ(https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/poland/index.html)
在ポーランド日本国大使館(https://www.pl.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html)
駐日ポーランド共和国大使館(https://www.gov.pl/web/nippon)
ポーランド政府観光局(https://www.poland.travel/ja)
ポーランド広報文化センター(https://instytutpolski.pl/tokyo/)
マリアグジェゴジェフスカ大学(The Maria Grzegorzewska University, 英語のサイト、http://www.aps.edu.pl/home-en/)
ホロコースト百科事典(https://encyclopedia.ushmm.org/ja)
人道の港 敦賀ムゼウム(https://tsuruga-museum.jp/)
杉原千畝記念館(https://www.town.yaotsu.lg.jp/sugihara-museum/)
ほか

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html