授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14447:[2025 秋セメスター]特修行政法(J) 2025 秋セメスター 月3 法学部 湊 二郎 2

キャンパス

衣笠

授業施設

存心館ZS204号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

行政法の講義では基本的な知識を学ぶこととなるが、本講義ではそれらの知識を使って、行政救済法に関する具体的な事例を分析し、事例ごとに適切な解決を導くことができる能力を身につけることを目的とする。
講義形式で行うが適宜受講生との質問・応答を行う。
教科書は指定しないが、定評のあるテキストや判例集を各自で用意し、予習・復習を行わなければならない(参考書については下記に掲載)。
フィードバックについては、授業中に実施するテストには授業内で解説を行い、論述式テストに関しては答案を添削したうえで返却する。

受講生の到達目標

行政法の基本的な知識に基づいて行政救済法に関する事例型の問題を分析することができる。
条文を読む力、判例をあてはめる力を涵養する。

事前に履修しておくことが望まれる科目

行政法Ⅰ

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
第1回

ガイダンス/行政救済法の概要

【+R授業】詳細はmanaba+R参照/行政事件訴訟法、行政不服審査法、国家賠償法、損失補償、金銭的救済・非金銭的救済

第2回

処分性(1)

取消訴訟(抗告訴訟)の対象となる処分(行訴法3条2項)、当然に処分性が認められるもの、当然に処分であるとはいえないもの

第3回

処分性(2)

処分性の拡大、行政計画・条例・病院開設中止勧告の処分性

第4回

授業中テスト(第1回)および解説

処分性に関する論述式テストおよび解説

第5回

取消訴訟の原告適格(1)

法律上の利益(行訴法9条1項)と法律上保護された利益説、2004年行訴法改正前の判例の展開

第6回

取消訴訟の原告適格(2)

2004年行訴法改正後の判例の展開

第7回

授業中テスト(第2回)および解説

原告適格に関する論述式テストおよび解説

第8回

取消訴訟に関するその他の論点

訴えの利益、不服申立てとの関係、出訴期間、取消訴訟の本案審理(違法性)、取消訴訟の判決、執行停止

第9回

取消訴訟以外の行政事件訴訟(1)

無効等確認訴訟、不作為違法確認訴訟、義務付け訴訟

第10回

取消訴訟以外の行政事件訴訟(2)

差止訴訟、当事者訴訟、民衆訴訟(住民訴訟)、機関訴訟

第11回

国家賠償法(1)

代位責任説・自己責任説、狭義説・広義説・最広義説、外形説、職務行為基準説

第12回

国家賠償法(2)

不作為と国家賠償責任、公の営造物、設置・管理の瑕疵

第13回

損失補償

請求権直接発生説、特別の犠牲、完全補償・相当補償

第14回

授業中テスト(第3回)および解説

行政救済法全般を出題範囲とするテストおよび解説

授業実施形態

すべての授業を対面で行う。

授業外学習の指示

【予習】授業で取り上げる事項について基本書等を使って予習し、その事項に関して教員から質問があったときに回答できるようにしておく。
【復習】授業で取り上げた事項(特に最高裁判例)をノートに整理するなどして記憶し、行政救済法に関する択一式および論述式問題が出題された場合に対応できるようにする。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

授業中テスト(30点×3回=90点)
その他平常点(10点)
・授業中テストは、少なくとも2回は、論述式で行う。
・その他平常点は、授業中における教員の質問に対する回答によって評価する。出席のみで加点することはしないが、遅刻・欠席は減点要素である。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
行政法〔第3版〕(有斐閣ストゥディア) 野呂充=野口貴公美=飯島淳子=湊二郎 有斐閣 978-4-641-15109-3 授業担当教員が行政訴訟の部分を執筆している。
ケースブック行政法〔第7版〕 野呂充=下井康史=中原茂樹=磯部哲=湊二郎編 弘文堂 978-4-335-30520-7 法科大学院に進学する者はいずれにせよ購入することになる。
判例行政法入門〔第7版〕 芝池義一ほか編 有斐閣 978-4-641-22839-9 入門書だが、判決文が長めに引用されている。
行政判例百選Ⅱ〔第8版〕 斎藤誠=山本隆司編 有斐閣 978-4-641-11561-3 短答対策としては十分だが、論文対策としては判決文が短い。

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R

備考

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URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/