授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14357:[2025 春セメスター]刑事訴訟法(JB) 2025 春セメスター 木4-5 法学部 清水 拓磨 4

キャンパス

衣笠/衣笠

授業施設

存心館ZS301号教室/存心館ZS301号教室

授業で利用する言語

日本語、英語

授業の概要と方法

【授業の概要】
 本講義では、刑事訴訟法を扱う。具体的には、捜査から公訴、公判手続や証拠法を扱う。本講義では、第1に、条文を重視し、刑訴法の個別の問題が何条の問題として論じられるかを整理する。第2に、判例・裁判例については、その結論だけでなく、当該判例の事案や結論に至る思考プロセスを追う。第3に、学説については通説に焦点を当て、その他の学説については判例・裁判例や通説の理解に必要な範囲で補充的に扱う。

【授業の方法】
❶この授業は、原則として、対面授業の方法により実施される(オンラインによる配信は想定していない)。
❷配布するレジュメに基づいて講義を行う。講義中、パワーポイントも利用する。
❸小テストのフィードバックを行う。定期試験に関しては、講評を行う。
❹授業中に、複数回、答案練習を行う。ただし、受講者の数の関係上、フィードバックは、問題の解説という形で行う。答案練習はあくまで練習であるので、成績評価の対象としない。後述の通り、成績評価は、1回の小テストと定期試験により行う。

受講生の到達目標

刑事手続に関する事例問題について、
 ① 条文・背景を踏まえて、問題の所在を指摘できる。 
 ② 多様な学説・判例を踏まえて、条文の解釈論を展開できる。
 ④ 展開した規範に照らして、事案に応じた「あてはめ」を行うことができる。
 ⑤ 規範・あてはめを踏まえて、結論を示すことができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
第1回

ガイダンス及び刑事手続に関する基本原則と基本構造

【+R授業】詳細はmanaba+Rを参照。ガイダンスを行う。

第2回

強制処分該当性及び任意捜査の限界

第3回

捜査の端緒(1)職務質問と所持品検査など

第4回

逮捕・勾留(逮捕の種類・要件、勾留の要件)

第5回

別件逮捕・勾留

第6回

取調べ(取調べ、余罪取調べの限界、取調べの可視化、黙秘権)

第7回

物に対する強制捜査(1)令状主義、捜索・差押許可状発布要件、令状呈示

第8回

物に対する強制捜査(2)無令状捜索・差押、別件捜索・差押

第9回

物に対する強制捜査(3)領置、検証、鑑定、強制採尿、強制採血

第10回

通信傍受・おとり捜査・協議合意制度

第11回

防御権(弁護人依頼権、接見交通権、秘密交通権、黙秘権)

第12回

公訴制度の概説

第13回

訴因制度(訴因の特定、訴因変更の要否)・起訴状一本主義

第14回

訴因変更の可否、許否(公訴事実の同一性、非両立性、訴因変更の時期的限界、訴因変更命令、訴因変更命令の形成力)

第15回

証拠法の基本原則(厳格な証明、自由な証明、関連性、前科・類似事実)

第16回

科学的証拠(イヌの臭気選別、DNA鑑定、ポリグラフ検査)

第17回

違法収集証拠(1)(排除法則の根拠、排除法則の基準)

第18回

違法収集証拠(2)(派生証拠、毒樹の果実、証拠収集後の違法)

第19回

自白(1)(自白法則、排除法則との関係)

第20回

自白(2)(補強法則、共犯者自白、被告人の証人適格)

第21回

伝聞証拠(1)(伝聞法則、伝聞と非伝聞、伝聞例外概説)

第22回

伝聞証拠(2)(伝聞例外)

第23回

公判と裁判員裁判、簡易手続と小テスト(予定)

【+R授業】詳細はmanaba+Rを参照。小テストの解説を行う。

第24回

公判前整理手続と証拠開示

第25回

裁判(1)(証明の程度、自由心証主義、挙証責任、択一的認定)

第26回

裁判(2)(一事不再理、二重の危険禁止)

第27回

上訴・再審(控訴、上告、抗告、異議申立て、準抗告、再審、非常上告)

第28回

被害者の問題(被害者参加制度、意見陳述制度、被害者の救済)

授業実施形態

この授業は、対面授業の方法により実施される。
第1回授業についても、対面で実施される(ただし、ガイダンスについては+R授業として、オンデマンドの動画をmanaba+Rにアップロードする)。

授業外学習の指示

予習・復習を徹底することを期待する。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 70

講義の理解度を確認するため、定期試験期間中に、論述式による試験を実施する。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
30

講義の理解度を確認するため、授業期間中に小テストを1回実施する。第23回に行うことを予定しているが、講義の進捗状況に応じて変更する可能性もある。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/