授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14858:[2025 春セメスター]メディアと現代文化(J) 2025 春セメスター 火2 法学部 藤嶋 陽子 2

キャンパス

衣笠

授業施設

明学館MG202号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

本授業はメディアと文化の関わりを社会学、メディア文化研究の観点から捉え、メディアと社会の関わりを代表的な理論と具体的な事例から学んでいく。今日、テクノロジーの進化やスマートフォン、SNSが普及によって私たちを取り巻くメディア環境は大きく変容しており、こうした変化は私たちの思考や行動も大きく影響している。こうしたメディア環境の変化と、そこでの文化の関わりについて考察する視座として、本授業では特に、私たちの生活や価値観と密接に関わっている広告を中心に取り上げていく。実際の国内外の多様な事例を紐解きながら、私たちがメディアを介して受容しているイメージや社会規範、その歴史的な変化、現代のメディア文化について学んでいく。

受講生の到達目標

1. メディアと文化の関係について、その背景を理解し、分析に必要な知識や理論的枠組みを獲得する。
2. 現代のメディアの在り方と、それを取り巻く問題について理解する。
3. 自分たちの日常生活のなかでの情報との接触や消費について、自律的に思考する基礎的な力を身につける。

事前に履修しておくことが望まれる科目

特になし

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

オリエンテーション:今日、広告について学ぶ意味

授業の概要、授業の進め方とスケジュール、成績評価

2

広告の歴史と定義

広告の誕生、広告産業の変遷、広告の構成要素と特性

3

広告を取り巻くメディア環境の変化

ポスター、ラジオ、テレビからインターネットへ

4

広告とブランド

ラグジュアリー、ブランドコード、ロゴ

5

広告と都市空間

映画『トゥルーマン・ショー』、プロダクト・プレイスメント、テーマパーク、都市空間

6

広告とプロパガンダ

政治、選挙広告、戦争

7

広告と口コミ

レビューサイト、SNSでのシェア、インフルエンサー

8

広告とデータサイエンス

リコメンデーション、アルゴリズム、アテンションエコノミー、フィルターバブル

9

広告と社会規範①

男らしさ/女らしさ、家族、ライフスタイル

10

広告と社会規範②

エスニシティ、ルッキズム

11

広告とファン活動

応援広告、コンバージェンスカルチャー、推し活

12

広告文化を捉える視点

記号論、社会学的な広告論

13

広告文化と倫理

広告の真偽、広告の善悪

14

現代の消費文化を考える

ミニマリスト、断捨離、嫌消費、消費と多様性

授業実施形態

第1回~14 回を対面授業を基本とするが、数回程度、オンライン授業を行う可能性がある。
授業形態の変更がある際は別途manaba+Rにて周知を行う。
【+R 授業】は第1回授業で実施する。詳細はmanaba+Rで周知する。

授業外学習の指示

① 各回の内容に関連し、日常で触れている広告についての考察を中心とした90分程度の予習を必要とする。
② 授業内で紹介した文献や事例を用いて、復習を行う。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

コメントシート、小テスト、レポートから総合的に判断する。出席による加点措置は行わない。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

幅広い事例を扱うため、幅広く参考文献を紹介する。授業内容の理解を深めるため、これらを読み込む復習の時間を確保することが望ましい。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
広告文化の社会学: メディアと消費の文化論 宮﨑 悠二 · 藤嶋 陽子 · 陳 海茵 北樹出版 4779307627

教科書(使用頻度、その他補足)

授業前もしくは授業後の課題として指定箇所を読み込むことを求める

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
広告で社会学 難波功士 弘文堂 978-4-335-55189-5
現代広告論 第3版 岸志津江・田中 洋・嶋村 和恵 有斐閣アルマ 978-4641220799
広告の誕生: 近代メディア文化の歴史社会学 北田暁大 岩波現代文庫 978-4006002077
増補 広告都市・東京: その誕生と死 北田暁大 ちくま学芸文庫 978-4480093820
消費社会を問いなおす 貞包 英之 ちくま新書 978-4-480-07533-8

参考書(使用頻度、その他補足)

その他、授業内容・必要に応じて適宜、指示する。

参考になるwwwページ

アドミュージアム東京:http://www.admt.jp/parent_J.html

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話

備考

授業の進度、院生の関心・研究テーマ、社会の動向(※コロナ感染状況も含む)などを鑑み、シラバスの順、内容等が変更されることがあることをあらかじめお伝えしておきます。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/