授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
13050:[2025 秋セメスター]IR18‐ECJ301 比較家族論(R) 2025 秋セメスター 月2 国際関係学部 山口 智美 2

キャンパス

衣笠

授業施設

敬学館KG009号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【+R授業について】
9月20日までにmanaba+Rのコースニュースに+R授業の案内を掲載する。必ずmanaba+Rのコースニュースを確認すること。

本科目では、文化人類学、家族社会学、ジェンダー論などの学際的な視点から、「家族」のあり方の多様性や変動について扱い、さまざまな文化における「家族」や親族、婚姻について論じつつ、グローバル時代における家族のゆくえを考える。
学期前半においては、まず、家族、親族、結婚などをめぐる専門用語、概念などを理解し、世界の伝統的な文化から近年の状況まで、家族や結婚、また深く関連するジェンダーやセクシュアリティの多様なあり方や変化について考える。学期後半は、グローバル社会への着目という視点を保ちつつ、日本に焦点を当て、「子ども家庭庁」の新設や少子高齢化、婚活、選択的夫婦別姓や婚姻の平等(同姓婚の法制化)などの「家族」をめぐる現状、新たな動きや課題についても扱っていく。基本的には授業は講義形式で行うが、講義の中にも小グループでの議論や課題などを取り込みつつインタラクティブな授業を行う。評価は形成的評価で行う。

授業のスケジュールは、ゲストスピーカーの予定などにより変更の可能性あり

受講生の到達目標

1 「家族」に関する研究でよく使われる専門用語や諸概念を理解した上で、文化人類学や家族社会学、ジェンダー研究などに基づく学際的な見方を身につける
2 家族、親族、婚姻などについて様々な文化における多様なあり方について知る 
3 家族をめぐり現代社会でどのような変化が起きているのかを議論することができる

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

なぜ「家族」は重要なテーマなのか?

学術研究と「家族」、私たちの暮らしと「家族」

2

家族、親族とは何か

家族、親族の学術的な定義、用語、概念の解説、親族関係図、文化人類学と親族研究

3

婚姻

婚姻の意味とは何か、世界におけるさまざまな婚姻の形態、近代化と婚姻の変化

4

日本における「近代家族」の成立と「日本的家族」の幻

日本における「イエ制度」と国家家族主義、戦前、戦後の憲法と民法、憲法24条

5

家族と性をめぐる政治:アメリカで何が起きているのか

ジェンダー、セクシュアリティ、「家族」とトランプ政権、人工妊娠中絶、性教育、同性婚、トランス差別など

6

少子高齢化

日本、アジア、それ以外の世界における少子高齢化社会の現状、シングル世帯、過疎地域

7

官製婚活

行政による官製婚活、婚活ビジネス、ライフデザイン(プラン)教育、マッチングアプリ

8

性と生殖

セクシュアリティ、リプロダクティブ・ヘルス/ライツ、人工妊娠中絶、避妊とピル、旧「優生保護法」下の強制不妊手術 国家とリプロダクション

9

婚姻の平等

同性婚、婚姻の平等と世界各地の現状や動き、日本の現状、ジェンダー、セクシュアリティ

10

子育て、介護、家事労働

ジェンダー、家事・介護労働者としての移民や外国人労働者、ロボット

11

家族と宗教

家族、結婚と宗教との関係、「宗教2世」をめぐる議論、宗教右派と家族など

12

マイノリティと家族

国際結婚、結婚差別、移民、難民などのマイノリティと「家族」や「結婚」をめぐる現状

13

家族と政治

家族をめぐる政治の展開、選択的夫婦別姓、家庭教育支援など

14

授業のまとめ

今学期のまとめ

授業実施形態

授業は基本的に対面で行いますが、2度ほどメディア授業が入る可能性もあります。また、現時点で具体的なスケジュールは未定ですが、ゲストスピーカーを招く授業が一回分入ることもあり得ます。授業は講義形式で行いますが、講義の中にも小グループでの議論やアクティビティなどを取り込みつつインタラクティブな授業を行う予定です。

休講、補講のお知らせなどはmanaba+Rでも行いますが、本授業では主にMoodleを活用します。
授業に関連する論文、記事、動画や資料などはMoodleで共有します。課題やコメントなどの提出についてもMoodleを活用していきます。
授業についての情報共有ツールとしてMoodleを多用するため、学期中は頻繁にMoodleでのお知らせをチェックするように心がけてください。最低でも週に2回はコースのページを閲覧するようにしてください。

授業外学習の指示

受講生は、毎回Moodleで提示される課題に取り組み、コメントを提出してください。具体的なインストラクションは、初回の授業およびMoodle上でポストします。
Moodleを使って授業関係のアナウンスメントなどは流しますので、今学期中、少なくとも週に2回は授業ページを閲覧するようにしてください。
毎週の課題、コメントなどについては90分程度の時間がかかると想定しています。
また、それ以外にミニ課題、期末プロジェクトには、より多くの時間がかかると想定してください。こちらについても、具体的なインストラクションは授業内、およびMoodleで指示します。

以下の「成績評価方法」に関してmanaba+Rと書かれている内容は、すべてMoodleで行われると理解してください。

わからないことなどあったら、気軽に担当教員にメールなどで質問してください。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

積極的な対面授業参加、授業内容や課題へのオンライン上のコメント(manaba+R) 40%
ミニ課題(2回)20%
期末プロジェクト 40%

成績評価方法(備考)

評価についての詳細は、1回目の授業およびmanaba+R上にポストします。
ミニ課題や期末プロジェクトについての指示も、授業中およびmanaba+Rにて具体的な情報を共有します。

課題について高評価を得るには、講義内容のみならず、manaba+Rで共有された文献や資料などを読み込み、理解することは必須です。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
まぼろしの日本的家族 早川タダノリ 青弓社 9784787234377
国家がなぜ家族に干渉するのか: 法案・政策の背後にあるもの 本田由紀・伊藤公雄 青弓社 978-4787234216
SOGIをめぐる法整備はいま LGBT法連合会 かもがわ出版 9784780312720

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/