授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
50991:ゲーミング&シミュレーション(P) § 50992:ゲーミング・シミュレーション技法(P) 2022 春セメスター 政策科学部 池田 葉月、窪田 好男、近藤 敦 2

キャンパス

OIC

授業施設

C272ラーニング・スタジオ

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

複数脳のリンクにより問題発見や問題解決にあたる未来への言語であるゲーミング&シミュレーションは、Learning by Doingによる意思決定や住民の合意形成、学習や研修を通じた政策デザインのための基礎的な手法である。この授業では、政策スキルの涵養と政策形成の方法論をゲーミング&シミュレーションの技法演習により習得することを目的とする。

教育とは政策現象であり、学習とは個体脳の自発的な対象理解である。しかしゲーミング&シミュレーションでは、上記のように集団による学習機能という面も有している。

またゲーミング&シミュレーションで描かれる社会は、複数の個体の脳が連携し相互作用するため、現在までの見落とされていたり、あるいは隠されていた因果関係を発見することができる。しかもそこで描かれた社会は現在存在しない未来の状況をも想定するものである。

このような複数脳のリンクにより、問題発見や問題解決にあたる未来への言語であるゲーミング&シミュレーションは、教育方法論(教授法)というよりも、むしろ集団を通じての学習方法論である。

このように、この授業では政策デザインのための基礎的な手段として不可欠なゲーミング&シミュレーションという方法論を、ゲーミング&シミュレーションの実際の演習ならびに開発を通じて習得し、さらにはこのような習得の中で受講者の政策マインドの涵養を目指している。

今年度は国際政治・国際関係に関するゲーミング&シミュレーションに加え、地方自治も射程に入れたゲーミング&シミュレーションを受講生には学んでもらう予定でいる。なお受講者数とチーム編成により進行について多少の変更があり得る。

受講生の到達目標

・予習を兼ねての事前レポートを必ず作成してmanaba+Rに提出すること。
(4月27日 水曜日23時まで〔厳守〕) レポートの詳細については下記の「授業外学習の指示」を参照。

・ ゲーミング&シミュレーションは、ブリーフィング、ゲーミング&シミュレーション、ディブリーフィングという流れの中で行うため、1回に3時間から5時間の時間が必要と考えている。

・ “Learning by Doing”の原則を習得するため、全演習を通じた参加が望ましい。

・ 毎回演習グループ(チーム)を編成。

・ 一部のゲーミングシ&シミュレーションでは、各自のノートPC持参が必要な場合もある。そのような場案には事前に告知を行う。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1(4月16日2限:近藤)

ゲーミング&シミュレーションとは何だろうか?

導入、アイスブレイク

2(4月16日3限:近藤)

ゲーミング&シミュレーションの概略:理論・意義・歴史 

理論、意義、歴史

3(4月16日4限:近藤)

政治分野におけるゲーミング&シミュレーションの利用  

紛争解決、合意形成

4(4月16日5限:近藤)

ゲーミング&シミュレーションの開発に向けて

ゲーミング&シミュレーションの開発

5 (5月7日2限:窪田)

地方自治分野における多様なゲーミング&シミュレーション

この分野に多様に存在するゲーミング&シミュレーションの諸作品やそれらの魅力を紹介する。

6 (5月7日3限:池田)

地方自治の政治過程・政策過程

学習者が作製するゲーミング&シミュレーションのテーマ・対象となる地方自治の政治過程・政策過程について基礎知識を講義する。

7 (5月7日4限:窪田)

ゲーミング&シミュレーションの実施(体験)①

ゲーミング&シミュレーションの実体験

8(5月7日5限:窪田)

ゲーミング&シミュレーションの実施(体験)②

ゲーミング&シミュレーションの実体験

9(5月14日2限:池田)

ゲーミング&シミュレーションの実施(体験)③

ゲーミング&シミュレーションの実体験

10(5月14日3限:池田)

ゲーミング開発のためのグループワークの進め方・コツ

ゲーミング開発のためのグループワークの進め方やコツについて説明

11(5月14日4限:窪田)

ゲーミング開発(グループワーク)①

グループワークを実施

12(5月14日5限:窪田)

ゲーミング開発(グループワーク)②

グループワークを実施

13(6月11日2限:近藤)

グループ・ワーク:ゲーミング&シミュレーションの開発、発表・実演の準備

ゲーミング&シミュレーションの開発と発表・実演のための準備

14~15(6月11日3~4限:近藤)

ゲーミング&シミュレーションの発表・実演(プレイ)

発表・実演

授業実施形態

BCPレベル3以上:Web授業
BCPレベル1~2 :【対面授業:15回、Web授業:0回】

4月16日(土)の初回授業もBCPレベルが1~2の場合、受講者が確定しているため、対面授業を実施します。

授業外学習の指示

・事前レポート:『大学の学びを変えるゲーミング』(晃洋書房)を読んで以下の点を中心にしてレポートを作成する。
1 この本の中で自分が注目した点。
2 自分が開発したいゲーミング&シミュレーションの内容。
3 上記の開発したいゲーミング&シミュレーションに関係する自らの今までの研究内容もしくは自分の問題意識、興味・関心事。
以上の内容をA4で4ページ以上6ページ以内でレポートを作成し、4月27日水曜日23時までにmanaba+Rに提出すること。これをもとに2回目以の授業時にグループワークのチームを編成する。

・グループワークでは、学生の興味関心が多岐にわたりグループ内でも希望するテーマが多岐にわたる可能性があるため、グループテーマを決めるための議論をしっかり行うこと。

・出欠:ゲーム毎に開始前に出欠を確認。なお全回数の2/3以上出席が必須。

・11回~12回の授業におけるゲーミング&シミュレーションの発表・実演ならびにそこでのコメントに基づいて最終的な修正を行ったゲーミング&シミュレーションの提出が必要。

・授業に関する質問は、次のアドレスのメールを使って下さい。
akr08128@pl.ritsumei.ac.jp (近藤まで)

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

・事前レポートの提出なき場合はFとする。
・全回数の2/3以上出席が必須。
・それぞれの担当教員からの課題および開発されたゲーミング&シミュレーションの評価。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
『大学の学びを変えるゲーミング』 近藤敦・豊田祐輔・吉永潤・宮脇昇 編著 晃洋書房 978-4771032453 事前レポートの作成に必要な文献。

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
『社会デザインのシミュレーション&ゲーミング』 兼田敏之 共立出版 978-4320096349
『ゲーミングシミュレーション:未来との対話』 Richard D. Duke アスキー 978-4756139009
『ゲーミングシミュレーション』 新井潔, 兼田敏之, 加藤文俊, 中村美枝子, 高木晴夫, 木嶋恭一, 出口弘 日科技連出版社 978-4817161857
『リスク・コミュニケーション・トレーニング : ゲーミングによる体験型研修のススメ』 吉川肇子 編 ナカニシヤ出版 978-4779506970
『テキスト文化遺産防災学』 立命館大学「テキスト文化遺産防災学」刊行委員会 学芸出版社 978-4761525491 「災害体験を教訓に変える ゲーミングによる「気づき」と「共有」の防災学習」、131-146ページ
『シミュレーション教材「ひょうたん島問題」』 藤原孝章 明石書店 978-4750327211
『ゲーミング・シミュレーション作法』 Cathy S. Greenblat 共立出版 978-4320027046

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html