| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
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| 13164:ウエルネス論(S) | 2022 | 秋セメスター | 月4 | 産業社会学部 | 八杉 倫 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
ウエルネスの概念では、従来の健康(ヘルス)に定義されるような単なる心身の健康状態の維持にとどまらず、自らがより積極的に充実した生活を創造していくことが真の健康と考えられている。このような考え方の中では、人間は単に健全な個々の要素の集合体として総和的に健康となるのではなく、すべての要素が関連しあいながら1つの心身を形成し、その全体において健全となるような考え方も重要となるのではないか。そして、この関連性に着目した視点から、相互に影響を及ぼし合う個人がその「関係」の上に形成する集団や社会における問題も、実は生命科学的な仕組みとつなげて捉えることで新たな気づきが得られることも期待される。
本講義では,ヒトの生命活動を支える諸機能を学び、その全体としての関係性が単に生物学的な問題に限らず、社会を形成する人間行動・社会の問題にもつながることを理解するとともに、その関係性を踏まえた制御・調整能力という面からウエルネスを実現するために必要な能力について考察していく。科目は、専門科目の履修への移行を控えたスポーツ社会専攻1回生秋学期に履修する「専門導入科目」としての位置づけである。人間に本来備わっている生命活動を支える機能や構造の特性を通じて、その人間が行う運動や行動、スポーツ、その人間が形成する社会に対する見方、考え方を投げかける内容となっている。この科目を学ぶことで、今後専門科目を履修した際に、人間の在り方からスポーツや社会を観察、考察できるよう活用してもらうことを期待している。
【授業の方法】
本科目は大学設置基準および立命館大学産業社会学部則において、区分を面接授業(対面授業とライブ配信型授業の併用とする場合もある)とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。
講義の進行スタイルは、学生に講義毎に配布する①PPT資料(講義資料1)②講義資料2(絵、図表、グラフ等)③小テスト配布・回収でおこなう。講義中は、①PPT資料の虫食い部分を記入しながら講義を聞き、適宜②講義資料2をみて受講する。講義後に配布する③小テストを次回の講義までにおこなう。課題に対するフィードバック方法は、課題とした③小テストの解答・解説を次回講義のはじめに毎回おこなう。
受講生の到達目標
2. ヒトの生命維持に関わる構造や機能を知り、それらが相互的な関係性の中で存在していることを具体例を 挙げながら説明できる。
3. ヒトを個々の部分の総和としてではなく関連性をもった全体としてとらえる考え方を踏まえて、生理学的に捉えられるヒトの生きる仕組みとウエルネスの概念の親和性について説明できる。
4. 高い次元のウエルネスの実現を目指す上で、人の持つ潜在的な可能性を引き出す手段として、コオーディネーションの考え方に基づくトレーニングについて具体例を挙げながら説明できる。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1<対面授業> | 第1回 解剖生理学のための基礎知識 |
①形からみた人体
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| 2<対面授業> | 第2回 栄養の消化と吸収1(消化管のしくみとはたらき) |
①消化器系の概観
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| 3<対面授業> | 第3回 栄養の消化と吸収2(膵臓・肝臓・胆嚢のしくみとはたらき、腹膜) |
①膵臓・肝臓・胆嚢の構造と機能
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| 4<対面授業> | 第4回 呼吸と血液のはたらき1(呼吸器のしくみ) |
①呼吸器の構造 |
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| 5<対面授業> | 第5回 呼吸と血液のはたらき2(呼吸・血液のしくみとはたらき)) |
①呼吸
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| 6<対面授業> | 第6回 血液の循環とその調節1(心臓のしくみとはたらき) |
①循環器系の構造
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| 7<対面授業> | 第7回 血液の循環とその調節2(血管・リンパ管) |
①末梢循環系の構造
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| 8<対面授業> | 第8回 体液の調節と尿の生成 |
①腎臓
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| 9<ライブ配信型授業> | 第9回 内臓機能の調節 |
①自律神経による調節
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| 10<ライブ配信型授業> | 第10回 身体の支持と運動1(全身の骨格と筋) |
①骨・骨格筋
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| 11<ライブ配信型授業> | 第11回 身体の支持と運動2(上肢・下肢・頭頸部部の骨格と筋、筋の収縮) |
①神経系の構造と機能
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| 12<ライブ配信型授業> | 第12回 情報の受容と処理1(ニューロン・脳・脊髄のしくみとはたらき) |
①神経系の構造と機能
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| 13<ライブ配信型授業> | 第13回 情報の受容と処理2(伝導路、感覚器) |
①感覚機能と上行伝導路
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| 14<ライブ配信型授業> | 第14回 身体機能の防御と適応 |
①皮膚の構造と機能
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| 15<ライブ配信型授業> | 第15回 1)生殖・発生と老化のしくみ 2)健康教育 |
1)生殖・発生と老化のしくみ
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授業実施形態
BCPレベル1~2:本科目は大学設置基準および立命館大学産業社会学部則において、区分を対面授業とライブ配信型授業の併用とする。
BCPレベル3~4:ライブ配信型授業(クラウドでレコーディングするので、90日間は視聴可能)とする。
【配慮要件】
以下の要件に該当する学生に対しては、対面授業以外は「ライブ配信」での配慮を行う。(クラウドでレコーディングするので、90日間は視聴可能)
①基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(呼吸器疾患、糖尿病、心不全等の国が定める基礎疾患を有する場合)の高い学生
②基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(呼吸器疾患、糖尿病、心不全等の国が定める基礎疾患を有する場合)の高い同居家族がいる学生
③海外との往来制限により、学生本人が渡日・入国できない場合
【備考】
※「授業スケジュール」に変更があった際は別途manaba+Rに周知を行う。
※受講登録の結果、登録者数が教室定員の半数を超えた場合は出席調整を行う。それでも身体的距離が十分に確保できない場合は、メディアを利用した授業(ライブ配信授業)に切替えを行う場合がある。
授業外学習の指示
講義内容としては健康に対する考え方、生体の構造や機能に関する内容は、高校までに学ぶ保健や生物を基礎としている。知識を覚えることが目的ではなく、それらの基礎知識を活用して高校までの学びとは異なる学生やその生き方に対する見方、考え方を考えていくことになる。このため、十分な理解を得るためには講義が終わった後に自分で咀嚼しなおすことが大切になる。
まず、講義の後に配布する小テストの感想欄を用いて質問、感想を述べることができますが、そこで自分の理解をまとめてみたり、わからないことを小テストの裏面に書き込むようにして下さい。その際、簡単な単語の意味などはweb検索等で済ませ、聞かなければわからないことを質問するようにして下さい。翌週の冒頭に小テストの解答し、質問や感想のいくつかを採り上げ、理解が間違っている場合に説明をしたり、講義内容を掘り下げて解説を行う。
次に講義では資料を2部配布しますが、PTTを使用し、講義内容の概略を「虫食い状態」にしたものである。講義中はPTTのスライドを使って解説するので、その内容を聞き取りメモすることに集中して下さい。講義終了後にスライドをmanaba+Rのレポート機能に公開しますので、帰宅後にそのスライドや授業中にとったメモを基に、資料の虫食い部分を埋めたり、ノートをまとめ直す等して復習して下さい。
以上、講義でPTTを使用し、講義内容の概略を「虫食い状態」にした資料や小テスト感想欄に質疑、質疑、帰宅後に配布資料を活用した復習に努めてもらうことで本授業の理解を深められることが期待される。
【全てオンライン講義となった場合】
オンライン講義となった場合、全ての講義回はライブ配信形式で行われ、毎回質問、感想を提出することになる。オンラインの場合も翌週の講義資料の中でいくつかの質問、感想を採り上げて回答するので、対面講義以上に質疑に積極的に取り組んで下さい。ライブ配信の特性を活かし、講義資料を繰り返し見返し(クラウドでレコーディングすることにより90日間視聴可能)たり、わからない点をよく調べた上で質問をすることにより、理解を深める機会をえることが期待される。帰宅後に配布資料を活用した復習に努めてもらうことで本講義の理解を深められることが期待される。
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | 80 | 定期試験結果を80%として評価する。 |
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
0 | なし |
| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
20 | 講義を実施し、提出された小テストかmanaba+Rレポート機能に提出された小テストの成績結果を20%として評価する。 |
成績評価方法(備考)
(1)受講登録の状況およびCOVID-19感染拡大状況により中止となる可能性がある。
(2)中止となった場合、以下の代替的な成績評価方法を適応する。
中止が6月/12月中に判断される場合:定期試験に代わる代替課題提出結果を80%とし、小テスト提出結果、平常点評価(日常的な授業における取組状況の評価)を20%として、総合的に判定する。
中止が7月/1月中に判断される場合:定期試験に代わる代替課題提出結果を80%とし、小テスト提出結果、平常点評価(日常的な授業における取組状況の評価)を20%として、総合的に判定する。
(3)以下の要件に該当する学生に対しては、定期試験に代わる代替課題提出結果を80%とし、小テスト提出結果、平常点評価(日常的な授業における取組状況の評価)を20%として、対応し総合的に判定する。
①学生本人に基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(呼吸器疾患、糖尿病、心不全等の国が定める基礎疾患を有する場合)あり、医師等により外出を控えるように指示されている場合
②学生本人が検査陽性者に該当し、出席停止となっている場合
③学生本人が濃厚接触者に該当し、またはその疑いが強く、自宅待機を要請する場合
④海外との往来制限により、学生本人が渡日・入国できない場合
受講および研究に関するアドバイス
また、このことは講義を欠席すると次回の講義内容の理解がしづらくなることを意味する。対面講義形態で実施した場合もライブ配信型講義形式で実施した場合でも講義で用いたPPTスライドは後日公開しますので、欠席した人も翌週の講義までに資料を見て勉強しておくと翌週以降も講義内容を理解しやすくなります。
開講期間内において、約60時間の授業外学修が必要になる。
教科書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| なし |
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 指定しない |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
【学修内容】本講義は、すべてPowerPointを使用して行う。参考資料として毎回図表などの冊子を2部配布し、使用する。毎回、講義後に小テストを配布し、次回講義時に提出する。(WEB授業の場合、manaba+R のレポート機能で次回講義前までに提出する。)
【授業のレベル】ウエルネス論は、日常生活に密接に関わる医学のひとつの分野である。よって、データは毎年変化する。新聞などで関連する記事やデータがあればチェックして覚えるようにしてください。
【必須科目】ウエルネス論は、専門科目の履修への移行を控えたスポーツ社会専攻1回生秋学期に履修する「専門導入科目」としての位置づけであり、生理学・衛生学を受講する前に必要な科目である。そして、生理学・衛生学は、中学校教諭一種免許状(保健体育)・高等学校教諭一種免許状(保健体育)の教育職員免許状を取得する際の必須科目である。その為、本講義の単位を取得しないと生理学・衛生学の講義を理解できないこととなるので、真剣に受講すること。
【研究】担当教員(八杉倫)は、博士号・修士号・学士号・高等学校教諭一種免許状(国語)を授与され、専門分野である衛生学・公衆衛生学、疫学・予防医学、社会医学について多数の業績があるので、興味のある学生は、講義後に電子メールで連絡してください。
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html