授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
15344:社会政策Ⅱ(J) 2024 秋セメスター 木2 法学部 小田巻 友子 2

キャンパス

衣笠

授業施設

存心館ZS201号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 社会政策は大きく分けて労働政策と社会保障制度から構成される。労働政策とは、労働市場に参加することで人々が自立した生活を送れるよう保障する政策である。しかし、誰もが働いて自立した生活を送れるのではない。何らかの理由により自ら働いて生計をたてられない、あるいは自立した生活のために誰かの手助けが必要なものもいる。社会保障制度とは、労働市場に一時的・永続的に参加できなくなった人々の生活を保障する所得保障と、広く一般の人をも対象にした対人社会サービスからなる。労働政策と社会保障制度は相互補完的であり、人々の働くこととくらしを支える意味で、社会政策の両輪である。そのような認識のもと、人々が人生を通して直面する諸問題、就労・失業・貧困・障害・育児・医療・介護・老齢等について考えていく。より具体的には、労働政策と社会保障制度の連関を踏まえながら、日本の社会政策の仕組みや基本的な考え方などについて理解できるようになることを目的とする。秋セメスターでは、社会保障制度の柱の内、公的扶助と社会福祉を中心に取り上げていく。
 授業内容に関する質問は、直接対話のほか、manaba+Rでも随時受け付ける。また、提出課題に関しては、授業内で講評を行う。

受講生の到達目標

1.社会政策にかかわる基礎的な用語について説明できる。
2.各制度・政策の基本的な仕組み、目標を理解することができる。
3.現代日本の経済社会の構造に照らして、現行制度の課題を考えることができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

社会政策I

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

イントロダクション、基礎(1)社会政策とは何か

全体の授業方針の説明、社会政策の目的・定義、社会保障制度と労働政策

2

基礎(2)社会保険のしくみ

社会保険と民間保険、社会保険・社会福祉・公的扶助の違い

3~4

基礎(3)社会政策の歴史

欧米諸国と日本における社会政策の歴史

5

基礎(4)社会政策を取り巻く環境

社会保障の財政、少子高齢化、雇用の非正規化

6

所得格差

不平等の測定と規模

7

貧困(1)

貧困とは何か

8

貧困(2)

生活保護制度

9

貧困(3)

ベーシックインカム、負の所得税、給付付き税額控除障害者の生活保障

10

障害(1)

障害者の生活保障

11

障害(2)

一般就労と福祉的就労

12~13

育児(1)

日本の子育て支援施策

14

育児(2)

スウェーデンの子育て支援施策

15

社会政策の将来展望

これまでの授業の振り返りとまとめ

授業実施形態

全授業回を対面授業にて実施する。

授業外学習の指示

予習:参考書の該当頁を読んでおく、あるいは授業内容に関連する事象について新聞やインターネットを利用して調べておく。(必要目安:1.0時間)
復習:配布資料を見ながら内容を復習するとともに、授業中に耳慣れない言葉、知らない事実に遭遇した時には、参考書やインターネットを利用してそれらについて調べる。(必要目安:1.0時間)
自習:授業内で紹介する文献から関心のあるものを選んで読み、知識を再構成する。(必要目安:2.0時間)

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

到達目標1,2,3に対応して、各授業回の理解度を測るための提出課題(複数回実施する)を課し、評価 を行う。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

授業は講師の作成した講義スライドを用いて進めます。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
社会政策ー福祉と労働の経済学 駒村康平ら 有斐閣アルマ 9784641220584
はじめての社会保障[第21版] 椋野美智子・田中耕太郎 有斐閣アルマ 法改正に合わせて毎年最新版がでています

参考書(使用頻度、その他補足)

授業内容の理解を深めるために予復習で利用してください。その他の参考文献は授業の中で随時紹介していきます。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html